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「う・・・。」
タバサは目を覚ました。ひどく頭痛がする。それに熱っぽい。どうやらかなり大きなベッドに寝かされているようだが、そんなベッドで寝た覚えもない。
（どうして私、こんなところに・・・？）
そう考えていると、一人の青年が自分を見つめていたことに気づいた。その青年は、タバサが目を覚ましたのを見ると、安堵したように笑ってこう言った。
「良かった。心配しましたよ、タバサさん。」
「ラグナ様・・・。」
どうにもわけが分からないので、タバサは記憶の糸を辿ってみることにした・・・。