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*番外編*前編〜プール☆〜


夏が終わった。


もう秋だ。


…思えば夏休み…


プールに3回しか行ってないんだよ。


竜之介「うあぁぁぁあああ!!!!!!」

愛梨「!? 竜之介!?」

竜之介「円堂ォォォ!!!」

円堂「なんだ!?どうした!!??」

竜之介「…近くに温水プールかなんかあるか?」

円堂「ああ!ある!!」

竜之介「行きたいです」

円堂「どうしたんだ…いきなり?」

竜之介「夏休み…学校のプール3回しか行ってないんだよ。」

愛梨「いいじゃん!あたしなんか1回しか行ってないよ」

竜之介「お前、泳げないだろ?」

愛梨「…(図星)」

竜之介「だから円堂…温水プール行こうぜ!!!」

円堂「ああ!!じゃあみんな誘っていくか!!」



そして当日。



愛梨「…」

竜之介「あぁぁあああプール久しぶりだぁぁああ!!!!」

円堂「オレもプールなんて久しぶりだ!!」

風丸「円堂…なんでいきなりプールに来たんだ?」

円堂「あぁ、竜之介が行きたいって」

風丸「そうか…」

塔子「…やっぱり風丸はプールでも髪おろさないんだね…」

風丸「ッ!!??」

円堂「いや、プールだからこそ下ろさないんじゃないか?」

塔子「そっか。邪魔だもんね」

愛菜*心の中「やっぱり…風丸は円堂と塔子ちゃんが一緒になると怖いのか」(この小説の10話・11話参照)


愛菜「愛梨。泳ぐの練習したら?」

愛梨「え いいよ…うきわあるから!」

愛菜「誰かに教えてもらったら?」

愛梨「え?誰かって…誰?」

愛菜「…風丸」

風丸「な…なんでオレなんだよ!?」

愛梨「そうだよ…何故に風丸??」

愛菜「あー…やっぱいいや。愛梨は鈍感だもんねー」

愛梨「え?ちょ 鈍感ってどういうこと…」

風丸「…///」

愛菜「ううん。なんでもない」