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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第八話*たくらみ* ( No.16 )
- 日時: 2010/03/26 12:13
- 名前: まかろん ◆jG/Re6aTC. (ID: YVCR41Yb)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
- 第八話*たくらみ* 
 またさらわれた。
 俺が近くにいたのに・・・っ!
 今度も助けることができなかった。
 こうしている間にも次々とさらわれていく・・・。
 一体何のために・・・?
 緑の姫は一つだけ教えてくれた。
 『私たちには不思議な力が有ります。その魅惑の歌声には・・・。ある者は水を操り、またある者は大地を揺るがし、またある者は炎を操り、またある者は命ある者ない者と意思を通じ導き、そして私は草木を操る者・・・。この全てを解き放つ時全てを滅ぼすほどの莫大な力が手に入ります。おそらくそれが目的でしょう。』
 莫大な力・・・・。
 そんな物を手に入れてなにがしたい
 リン・・・お前は今何処にいるんだ・・・?
 そんなことを思っていた・・・。
 その時だった
 ・・・───レンっ───・・・
 いきなり頭のなかに声が響いたこの声・・・。
 リン・・・?
 『やっと通じた・・・ミク姉に聞いたんでしょ?力のこと。』
 またある者は命ある者ない者と意思を通じ導く───・・・
 あ・・・。
 『お願い助けて、暗闇のなかから、ずっと歌い踊らされてるの・・・っ!』
 その時プツンッと途切れてしまった。
 泣きながらうったえるような震えた声・・・。
 早く助けなくちゃ・・・っ!
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