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17@　全てを


ツナたち３人組はなにやらリビングで盛り上がってる。

何かホント疲れたからシャワー浴びてこよ…

いろいろありすぎだったよ…

ツナたちに声かけてから行こっと。


リビングのドアを勢いよく開けてツナたちに言い放った。

「やほ〜ツナ♪シャワー使うから〜!覗いたらぶっ飛ばす★」

「え、あ、もち。(亜希本気だ…;)てかそれ以前に覗くわけないし」

「うるせーやつだよ。ケっ…」

「まぁまぁ、獄寺。落ち着けって。覗かないに決まってんだろ?ゆっくりしてこいよ」

やっぱし山本優しい〜…

「じゃ♪」

「……」

獄寺にはこんな優しさなんてない!!!

山本がいいよぉ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ーーこの時は気づきもしなかった。

…獄寺にもそれなりの優しさと気遣いがあるってこと。


「…下手な心配かけねーでほしいよ……。ったく」


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「おぉぉ…」

さ、さすが雲雀恭弥。

きちんと整頓されてるわ…

脱衣室のドアを開けると、目の前に広がるのはすべてがキチッと並んでいて、向きも正確な部屋だった。

「これ見るの何年ぶりだろ…」

小６のとき以来？いや、去年も(中１)来た気がするなぁ…

ま、いいけど。


私はお風呂場のドアを開けて、シャワーお手に取った。

今日あったおかしなことを洗い流すつもりで…