二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.29 )
- 日時: 2010/03/23 06:55
- 名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: geRA7/jA)
- あたし達が訪れたハーモニータウンは 
 平和そうな町だった。
 「皆のほほんとしているな〜うちの町とは大違いだね」
 「ああ、こんな町にそんな難しい性格の奴なんて
 いるのか?」
 確かに。これだったらバリトンって人もそんなに固い
 性格じゃないかも!
 「それが違うんだよぉ〜;バリトン君は多分塔に居るわ。
 塔へ行きましょう!」
 「うん」
 *塔*
 「うヒャ〜本が沢山!こんな所初めてきた!」
 「・・・おまえおかしいぞ。」
 「ほら、此処の階段を上った先に、バリトン君は居るわ」
 あたし達もピアノちゃんに続いて階段を上った。
 「わあ!空があんなに近くにある〜」
 「あ、いましたわ。バリトン君!」
 ピアノちゃんが呼んだ先にいたのは
 ・・・・なんとすごい美少年!
 サラサラの銀髪に吸い込まれそうな瞳。
 整った顔。わ〜あたしタイプかも!
 「ん?ピアノちゃんか。僕は今天体観測中なんでね。
 後にしてくれるかい?」
 え?これが難しい性格なの?なんか優しそうだけど。
 「それが急ぎの用事なんで・・・いいですか?」
 「そうか、だったら今すぐ聞くよ。
 レディーの頼みは断れないからね。で、何の用だい?」
 「実は・・・・」
 ピアノちゃんはバリトンに訳を話した。
 「ふーん、なるほどそういうことか。」
 「で、其の友達がこの二人で・・・」
 「へえ!そっちの可愛い子!名前なんていうの?」
 え、ええぇ?可愛いってなんか照れるな〜w←アホか
 「ソ、ソプラノだよ。ハジメマシテ(照w」
 「へ〜ソプラノちゃんていうのか。可愛い名前だね^^」
 ニコッと笑いかけられた。キャーかっこいい!
 「で、そっちの君は?」
 「俺はテノールだ。よろしく」
 「ふーん。よろしくね。で、仲直りのおまじないの
 方法を教えて欲しいわけだね?」
 「うん。どうやるの?」
 「まず郵便局で変身して、呪文を唱えるんだ。
 そして『黄色いマーガレット』を持つ。
 最後に電報を出すと仲直りが出来るって訳さ。」
 「へ〜それで呪文は?」
 「まじない、かなしみ、こうかん、にっこり。
 それをすれば、其の友達と仲直りできるよ」
 「へぇ〜有難う!教えてくれて♪」
 「うん。またいつでも遊びにおいで」
 こうしてあたし達はハーモニー魔法学校をでた。
 ☆続く☆
