二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.7 )
- 日時: 2010/03/21 14:25
- 名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: geRA7/jA)
- 「テツ〜お待たせーっ・・・て、いないじゃん!」 
 玄関にいると言ったはずのテツは・・・
 ヒュ〜ルル・・・・・。
 いない。
 「えー!テツ何所行ったんだよ〜!」
 「おい!」
 誰かに声をかけられた。
 こ・・・この声は・・・・
 「うぁぁあ!態度激悪男!」
 「・・・やめろ、その態度激悪男っていうの。」
 「だってホントのことだし。」
 「ムカつくよなお前いちいち。」
 「お前に言われたくないっ!」
 「なんだとー!!」
 そんな喧嘩が続き、10分後♪←
 「で、何の用なの?(本題はいるの遅い遅いw」
 「テツが『俺は用事ができたから、代わりにアルト
 がソプラノを学校に案内してくれ』って・・・」
 ・・・・は?
 ナンダッテェ?
 「テツの奴〜!後でぶん殴っちゃる!」
 「(どういう意味だよ(怒)そういうワケだから、
 とっとと行こうぜ」
 「あ、ちょっと待ってよー!!!」
 ☆学校☆
 「ここだよ。中に校長先生が居られるはずだから
 ちゃんと礼儀正しく挨拶しろよ!」
 「はいはい。分かってるよ、極悪くん」
 「(ムカッ・・・)分かったらとっとと中に入りやがれ!」
 そういってアルトは先にさっさと入っていった。
 ていうか嫌だな、コイツと同じ学校て。
 せめてクラスは違うといいけど・・・
 ガチャッ
 「よくきましたね。ソプラノくんの入学を歓迎します。
 私がメロディ魔法学校の校長です」
 よかった・・・なんか普通の校長で。
 (見た目は先生もクラスメイトも架空のものだがw)
 「さて、生徒の皆さんにご挨拶しましょう。
 こちらへ・・・」
 そういって私と校長は教室の中に入った。
 「それではHRをはじめます。皆さんに新しいお友達
 を紹介します。ソプラノ君です」
 「えっと・・・はじめまして!ソプラノです。
 これからよろしくお願いします」
 うう、皆見てる・・・(当たり前←
 緊張する・・・
 「皆さん仲良くするのですよ」
 『よろしく!』『はじめまして〜』『仲良くしようね!』
 「それでは、ソプラノ君に生徒の証である
 杖とボウシを渡しましょう」
 「わーい、有難うございます♪」
 なんか魔法使いになったーってかんじがするな〜
 「ではソプラノ君、空いている席に座ってください」
 「はーい!」
 あ、あそこか!あたしの席は・・・って
 ええぇぇー!!!
 「な、なんでアルトの隣・・・・」
 「そんなの席がたまたま空いていただけだろ!
 分かったらとっとと座れよな!」
 ムカムカー!!
 やっぱコイツムカつくー!!
 とか、言いながら渋々席に座った。
 「それでは『授業の受け方』について簡単に説明します。
 授業は教室の前にいる先生に話しかけると受けられます。
 もし授業の始まる時間を変えたいときは・・・」
 ******
 HRが終わった。
 アルトが
 「じゃ、そんな訳で、宜しく頼むぜ?転校生さーん」
 
 と、ムカつく態度をとった。
 「ムグ・・・よ、宜しく・・・」
 そう返事をしたあたしには、このいちいちむかつくアルトと
 同じクラスにした先生に対する怒りと、
 アルト本人に対する怒りが込められていた。
 ☆第一話「春と転校生の訪れ」終わり☆
