二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA〔えぇ!?同居!?〕 ( No.62 )
- 日時: 2010/08/02 09:21
- 名前: その (ID: DOGZrvXb)
- 第20話 
 か「や・・・あ・・・あや・・・彩!」
 かすがの鋭い声で目が覚めた。どうやらここは海の家・・・?
 か「目、覚めたか。まったく、心配させて・・・。」
 言わなかったが、かすがの目は涙目だった。
 彩「・・・・・・怖かった・・・。」
 か「・・・そうか。」
 怖かった。
 何にも体がいうことを聞かない。
 死んじゃうかと思った。
 彩「・・・あのさ、私を、助けてくれた人は・・・!?」
 か「え・・・?あ、ああ・・・どこだったかな・・・?」
 彩「い、生きてるよね!?ねぇ!」
 私はかすがの襟をつかんだ。
 か「いっ、生きてるに決まってるだろ!」
 彩「そか・・・」
 私はかすがの襟から手をはずした。
 彩「なんていう人・・・?」
 か「さぁな。でも、どっかで見たような・・・?」
 彩「?」
 か「いや、なんでもない。あいつらに知らせてくる。」
 彩「・・・・・・・・・」
 誰だったんだろう・・・?
 絶対に覚えてる。
 あの感触・・・。
 幸「彩殿!大丈夫でござるか!?」
 佐「彩〜死ぬかと思ったぜ★オレ様」
 幸村や佐助・慶次が口々に心配事を言ってくれた。(元親や小十郎は別に)
 か「じゃあ、彩。着替えるから。シッシッ!」
 かすがが男たちを追い払った。
 か「今のうちに着替えろ。」
 彩「う、うん・・・。あれ?政宗は?」
 か「・・・?いなかったか?」
 彩「うん。」
 か「変だな・・・?責任かんじてるんじゃないかぁ?」
 彩「・・・・・・」
 か「あ、そうだ。さっきの人に挨拶行くぞ。」
 彩「え、あ、うん!」
 慶「おーい!」
 ニコニコしながら慶次が私たちに手を振った。
 慶「おいおい、彩。挨拶しとけよ。この人いなかったら、お前死んでたぞ。」
 彩「あ、うん・・・・・・・・・!?」
 慶次の隣に居た人は、見覚えがあった。
 『彩。』
 彩「智也・・・兄ちゃん・・・?」
 智「よ。彩。久しぶりだな。」
 やっぱり、そうだ。
 この甘い声。
 なんかくすぐられる声。
 智也兄ちゃんだ!
