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第3話


もう日没くらい？学校を終え、私は事務所に向かった
彩「おはようございま〜す！（←夕方でもこの挨拶）」
マ「あ、彩ちゃん！！！」
彩「！？」
マネージャーがものすごい勢いで走ってきた
彩「中原さん！？だ、大丈夫ですかぁ！？」
マ「大ニュースよ・・・！あなた女優っ」
社「こーら！」
彩マ「綾瀬社長！」
うわ〜・・・やっぱ綺麗だ！綾瀬社長・・・

社「実言うと、この前「君を思い」出したでしょ？」
彩「？は、はい・・・」
社「断れなかったのよ〜監督があのキャサリンだから」
彩「キャサリン・・・！？」
キャサリンとは今、大人気の映画監督。ん？「映画」・・・？
彩「も、ももももしかして。映画出ろ・・とか？」
社「ビンゴ」
彩「！？」
マ「その映画が、「君を思い」を主題歌にして、その実話を映画化！」
彩「マ、マジすか〜・・・？」
社「キャサリンは芸能界の5本指の親指よ。断れなかったの。ごめんなさい」
別に、いいんだけどな〜・・・事務所にはお世話になってるし、そのくらいの恩返し
社「それでね、キスシーンがあるのよ」
彩「え・・・？」



佐「！お帰り〜♪」
か「帰ったか」
彩「か、かすが！ちょっと来て！」
腕をつかみ部屋へほうりこんだ
か「！？何？」
彩「ね、ねっ！もしも演技でキスするとしたら、引き受ける？」
か「はぁ？イキナリ何言って・・・・」
彩「い・い・か・ら！」
か「え？・・・・その状況によるけれど・・」
彩「そ・・か・・」

事務所のためだから仕方ない。別に好きな人なんていないし・・・

ドクン　ドクン　ドクン

あれ？なんだろ。なんか

心臓がうるさい