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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 白悪鬼と黒悪鬼が降臨した【銀魂】 第一回 アンケ開催中! ( No.247 )
- 日時: 2010/09/22 18:58
- 名前: 柚莉(●>ω<●) ◆K5Psnlr5tM (ID: EfKicuSN)
- 参照: http://id34.fm-p.jp/161/id2772/
- *第十六訓 ナンパされても着いて行ったらダメってお母さんに教わらなかった? 中編 
 桂Side
 俺は桂小太郎。
 革命家をやっている男だ。
 今は俺の相棒─廉條日向(れんじょうひなた)とエリザベスと散歩中だ。
 「今日は天気がいいな、そう思わんか?二人とも」
 「本当だねー。天気いいねー」
 『本当ですね』
 と、日向は口で言いエリザベスはボードを出して答えた。
 日向とは昔からの知りあいだ。
 この娘は可哀想に小さい頃に親を失っている。
 まぁ、昔馴染みの女だ。
 エリザベスはバカと言う男性から貰った良い相棒だ。
 他愛の無い話をしながら歩いていると前の方に見覚えのある顔が見えた。
 あれは、杏奈じゃないか。
 隣にいる女は知らないが。
 ん?
 よく見ると金髪に絡まれていたのか。
 しかも、何かお話をして着いて行ってるではないか。
 あれはナンパじゃないのか?
 杏奈は天然だからついていったのだろう。
 「ねぇ、小太郎。さっきからずっとあの女のこのこと見てるけど知り合いなの?」
 「あぁ、そうだ。子供の時代からの付き合いの女だ」
 「へぇ、そうなんだ」
 そんな話をしているうちに杏奈とナンパ男は人通りが少ない方向に向かっている。
 さすがにやばいな。
 「あの方向は危なくない?」
 と、日向が言ってきた。
 「うむ、確かにな。日向とエリザベスは危険だから此処に居てくれ」
 と言うと日向が、
 「嫌だ!! あたしを一人にしないで!!」
 「一人にしないでと言ってもエリザベスが一緒じゃないか」
 「嫌!お願いだからあたしも連れてって!!」
 「うむ、そこまでいうのなら。だが、危険だと分ったらすぐに逃げるんだぞ?」
 「うん!」
 「エリザべは此処で待っていてくれ」
 『了解』
 エリザベスはボードを出して答えた。
 「では、行くか」
 「うん」
 と、桂一行も杏奈の後を追い始めた。
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