二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- ポケモン二次創作 【虹色の天空】 ( No.109 )
- 日時: 2010/12/07 20:45
- 名前: 豆電球 ◆Y6CWE4r6bA (ID: sp0cIx.0)
- 第二十三章 〜衝撃の事実其の壱〜 
 エリカ「入りますわよ。」
 エンジュ「えっ!?ちょっとまっ・・・」
 半ば強引に室内へ入る。中にいたのは・・・やはり、誰一人知らない人ばかりだった。
 しかも。
 エンジュ「え?」
 一部の人間(キオンと同年ぐらいの、男の子と中央に座っているオジサン)が、睨んできた。怖い。
 エリカ「サトル君、シオンさん!彼女が怯えているじゃ無いですか!」
 男の子はサトル、オジサンはシオンというらしい。エリカに叱咤され、2人共縮こまっている。
 シオン「あー、すまない。座ってくれ。」
 エンジュ「エリ・・・」
 エリカ「大丈夫。変人だけど、優しい人だから。」
 変人て!酷くない?エリカちゃーん!?聞いてる?必死に反論(違う)するオジサン(笑)
 エリカ「さて、全員揃いましたわ。全てを話す前に、この子の紹介をしなくてはいけませんね。」
 エンジュの方に手を置き、そっと前に出す。
 エンジュ「エリカさん?」
 エリカ「ご挨拶を。名前と、彼との関係を言って下さい。」
 エンジュ「えっと、トキワシティ出身の、エンジュといいます。キオンお兄ちゃんと、バッジ集めのたびをしていて・・・」
 ???「お兄ちゃん?」
 ???「?」
 会場に居る全員(エンジュ&カントーで戦ってきたジムリーダー以外)、頭に疑問詞が浮かぶ。
 エリカ「・・・皆さん。端から、自己紹介をお願いします。彼女が混乱しているので。」
 (自己紹介のシーンは、文字数制限の為カットさせて頂きます。ご了承下さい)
 自己紹介が終了し、ここにいる全ての人間の事をようやく理解したエンジュ。
 しかし、いくら理解したとはいえ、メンツがメンツである。(八人+五人+その他もろもろ)
 四天王と世界的に有名な博士×2、チャンピオン(仮)カントージムリーダーズ。うろたえるのが、当たり前。
 エンジュ「あ、あの・・・」
 クレイ「ん?大丈夫!俺達、皆君の味方だから☆」
 イツキ「あー、クレイのむっつりー!」
 ヒスイ「その発言、変態みたいだぞ。自重しろ。」
 オーキド「これ、喧嘩をするでない!・・・このままでは埒があかんのぅ。」
 ウツギ「それでは四天王、ジムリーダーズ、協会、我々で、一人ずつ代表を決め、彼女と話すのは?」
 キョウ「いいですね。それなら、混乱は最小限に抑えられますし。」
 エリカ「それでは、ジムリーダー代表は私が。」
 クレイ「四天王代表は、俺!」
 オーキド「我々の所は、ギンガで。」
 ギンガ「ええ?俺?博士の方がいいのでは?」
 シオン「無論、協会からは俺だ。」
 ヒスイ「司会進行は、俺ヒスイが行います。」
 エンジュ「なんか、いろいろ決まってってる・・・」
 クレイ「大丈夫!これから、少し質問するだけだから!」
 エンジュ「・・・はぁ。」
 ヒスイ「まずは、俺達全員が一番知りたい事。キオンという人物について教えてくれる?」
 エンジュ「あの、ごめんなさい。アタシもそんなには知らないんです。すっごく強くて、機械みたいなものをもってて・・・あと。」
 クレイ「後?」
 エンジュ「ポケモンとお話しする力、だとおもうんですが、なんか、力があるんです。」
 全員「!!」
 全員が硬直する。まさに、最後のピースがはまった!的な。
 エリカ「・・・それでいつ、何処で出会ったんです?」
 エンジュ「え〜っと、一ヶ月前ぐらいです。トキワの森で、であいました。」
 また硬直する。今度は、絶対零度が当たった感じで。
 ギンガ「・・・それで、彼は何か言っていたか?」
 エンジュ「たしか・・・『僕のこの「力」を消す方法を探しに来た』って言ってました。」
 キョウ「シバ・・・まさか。」
 シバ「やはりな。思った通りだった。」
 『私みたいな力・・・欲しいですか?』
 『私の持つモノは「先天的な物」です。それは時として、その者に尋常で無い負担が掛かる物なんですよ・・・』
 全てがリンクする。まだ、確証的なものは無いが。
 ギンガ「目撃証言を元にしても。あまりにも、似ている箇所が多すぎる。これでは・・・博士。」
 オーキド「うむ。どうやら、謎が解けたようじゃ。」
 シオン「やはり・・・」
 *エンジュは、さっぱり付いていけてないよ!すごく困ってるよ!
 オーキド「エンジュちゃん、多分驚くと思うけど、落ち着いて聞いてくれ。ここにいる皆も。」
 そう言いながら、博士が差し出してきたのは一枚の写真。これが一体何なのか。
 (もう分かってると思いますが、もう少しだけお付き合い下さい!)
 その写真を見て、驚愕する。あまりにも似すぎている。「彼」に。
 写真に写っているのは、一人の少女。金の瞳に、漆黒の長い髪。夜空を切り取ったような印象の子。
 エンジュ「もしかして・・・」
 オーキド「キオン君は、この写真に写っている彼女「リオン」ちゃんだったと言う訳じゃ。」
 一同「あああええぇぇぇ!?」
 オーキド「ワシも驚いておる。まったく・・・なんでこうなったのか・・・」
 ギンガ「しかし、何故わざわざ正体を隠したんだ?しかも、性別まで偽るなんて・・・というより。」
 サトル「ウソダロウソダロウソダロ・・・」
 エンジュ「あ、だいじょうぶですか〜?」
 ヒスイ「考えてみれば、仕方が無い事かもな。ほら、チャンピオンは自由無いってクレイ、言ってたし。」
 クレイ「ああ?そうだったな。だから、逃げたんじゃねぇか☆」
 ギンガ「あの真面目なリオンがね〜・・・」
 エリカ「仕方無かった事なんです。彼、いえ彼女が再び旅立った理由・・・」
 エンジュ「え?ジム戦が目的じゃないんですか?」
 タケシ「ああ。そのことについてなんだが・・・」
 作者「ふぁい!ここまでぇぇ!!文字数がヤバイ!タケシさん何振ってんですか!!もぉ無理です!!」
 と、言う事で〜衝撃の事実●●〜は、続きます。
 「何を今更」とは思いますが・・・広げた風呂敷は包まねばなりません!!
 と、言う訳で・・・
 次回へ(ほぼ強制的に)続く
