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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ 短編集】君って ( No.55 )
- 日時: 2010/11/21 12:04
- 名前: レモンティー (ID: an.s4YRU)
- 朝駒リクの不動! 
 流れついた先は・・・
 今日もまた、あの川に行く。
 月に照らされた川は、綺麗だ。
 「早く、明王来ないかな・・・?」
 英語の教科書を草原に置き、川の流れを見る。
 後ろの方から、足音が聞こえた。
 「明王、来たんだね。」
 「ああ。お前が居なきゃ嬉しいけどな。」
 そこら辺にあった葉っぱを手に取り、川に流した。
 「ねぇ、明王。今日も教えてよ。」
 「英語か。お前は馬鹿だな。」
 月に照らされ、私は英語を教えてもらった。
 やっぱり発音が良い明王、私はなんとかついていく。
 「やっぱり分かんない。」
 「お前だからな・・・。」
 また葉っぱを川に流す。
 川に身を任せ、葉っぱは自由気ままに流されていった。
 「私も、葉っぱみたいになりたいな・・・。」
 「何でだ?」
 「大人は自由だ、って言ってるけど、そんな自由無いじゃん。」
 全て規則に縛られ、生きている。
 自由なんて、1つも無いじゃん・・・。
 「俺もなりたいよ。縛られた世界から消えたい。」
 「流れ着いた先は、自由が待っている・・・でも、そうかな?」
 流れ着いて、自由だけど、幸せかどうかは、私達次第。
 私は願うよ。
 幸せな事を・・・。
 私は、もう・・・幸せだけどね。
 終わり!
 駄目だー!
 朝駒ごめん!!
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