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第二話「いつもの朝は国名決めで始まる」

風美が起きた。今日も普通の朝・・・のはずだった。日本が隣で正座で待機。風美は何も言えぬまま、起き上がった。
風美「おはようございます・・・(苦笑い」
日本「おはよう御座います」
風花「・・・・(寝てる」
日本「・・・今日は午後から世界会議です。それまでにあなた方の国の名前を決めて置いてください。国旗は既に作ってありますので。」
風美「どんな感じですか？」
日本「えーと・・・白と黒のチェッカーだったような」
風美「曖昧・・・」
日本「それより・・・風花さんを起こしておいてください」
風美「り、了解ですっ」
日本は、そのまま何処かへ。きっと居間だろう・・・
風美「姉様〜・・・姉様〜・・・」
風花「ふぇっ！？今、何時・・・」
風美「７時１０分です。学校はもうないですよ・・・」
二次元って不思議だと、風美は今更思った
風花「・・・菊は？」
風美「菊って誰ですか？」
風花「本田菊！・・・日本に決まってるじゃない」
風美「あの人菊さんと仰るんですか〜」
風花「らしいわ」
風美「・・・日本さんのところに行きましょう」
風花「はいはい」
部屋を出て、居間を探索
風美「日本さ・・・ん？」
日本「風美さん？」
風美「姉様ぁー！居ましたよー！」
風花「おはよー」
日本「おはよう御座います。国名・・・決まりました？」
風美「あっ・・・いいえ・・・」
風花「国名？」
日本「小さな島国といっても、名前ぐらいは」
風花「美・・・花島？」
日本「美花島ですか」
美花島みばなとう
風美「いいですね」
風花「ね、いいでしょ」

こんな会話をしながら朝食を完食
美花島。風美の美と、風花の花をとってつけた名前。風花は二人の島なのでこう名づけたという