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十話　「虎丸さんの事情」

「ここで・・すか？」

「ここらしい・・・・」

後ろに誰か居る気がして振り返ると茶色の髪のお姉さんがいた

「・・あの」

「ん？どうしたの？」

「俺達は虎丸と同じチームの」

「虎丸君と？」

「・・宇都宮さんがここにいると・・おうかがいして・・」

「何騒いでるんだよ。乃々美姉ちゃん。俺今から出前に・・・」

「宇都宮さん・・？」

するととてもびっくりしていた

「とりあえず中に入ってどうぞ。虎丸君は出前に行く！」

宇都宮さんは出前に行ってしまって私達はお店の中へ

そしたら宇都宮さんのお母さんがいました

円堂さんが事情を聞くと宇都宮さんのお母さんは全て話してくれた

「虎丸がこのお店を一人で切り盛り!?」

「・・だから早く帰ってたんですね」

すると宇都宮さんは帰ってきた

お母さんに休んでていいといっていた・・・おかあさん、か

「なんでこんなことだまってたんだ？」

「それは・・」

すると円堂さんは出前の道具を待っていった・・と思ったら戻ってきた
張り切りすぎもいけないと思ったのは言ってはいけませんよね・・^＾;

それから私達は手伝いをした・・コレを全部やっているんだよね
大変だなぁ・・お母さん、が・・ちかくにいるのか・・いいなぁ

もう帰らなくてはいけない時間・・・

「今日はありがとうございました」

宇都宮さんはお母さん思いなんだなぁ・・うらやましいな

そして合宿所に戻った

監督さんはおこっていた・・やっぱり・・・

監督さんは久遠さんのお父さんなんだよね・・お父さんとお母さん

私も会いたいな・・・そう思いながら眠った