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十三話　「記憶のかけら」

・・はっ！と我に帰ると凄く試合は進んでいた

・・・あの声・・何処かで・・おもいだしたい・・わすれたらだめ・・

そのときだった虎丸君がシュートを決めた

・・・シュートが決まった？

ふっ・・とまた記憶が呼び戻された


『お———っと！　　選手ここでシュートをきめたぁ！』

『この悪天候の中決められるとは・・さすがですね！』

『ここで笛がなったぁ！　　　チーム優勝です！』

『・・・さま！おめでとうございます』

コレ・・・私だ・・じゃあこの人は・・？

『天音約束どうり勝ったぞ！』

『すごいです！・・さすが・・・』

『それにしても・・　　すごいなぁ！さすが『魔獣の使い』とよばれているおとこだ！』

『おまえもだろう？『業火の覇者』とよばれているやつなんだ』

『そういう異名なんですか？・・皆さん凄いと思いました！』

『天音は素直だな・・・』

この人の顔が思い出せれば・・でも思い出せない

・・そのとき記憶の中の私が何かを言った

『これからも応援にきていいですか・・？






　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・おとうさま』



そのとき物凄い頭痛がして私は倒れた

・・・・お・・とうさま・・？あのこえが・・？