二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケモン ブラック・ホワイト 2人の英雄 ( No.7 )
- 日時: 2011/01/01 19:57
- 名前: 莉遠 ◆71ZCESB8ZI (ID: 0cbUjVkJ)
- 第3話 〜それより、バトル!バトル!〜 
 ここは2番道路。特に何もないところ。そして、サンヨウシティへつながる道。
 そこでサクヤは今、ある一人の少女に声をかけられている。見たところトレーナーのようだ。
 サクヤ:・・・・・・あの〜、なんですか?私急いでるんですけど・・・
 :ねぇねぇ、君ポケモントレーナーでしょ?さっきの戦い見てたもん。
 さっき・・・?ああ、Nと戦ったときのことか。
 サクヤ:あの・・・、確かにポケモントレーナーですけど、それで?
 :あたしの名前はベル。ポケモントレーナー。君のより先にアララギ博士の手伝いのために旅を始めた、いわば君の先輩トレーナー。よろしく。それより、バトル!バトル!
 そして鞄の中からモンスターボールをいきなり取り出した。そしてボールからポケモンを出そうとしたが、
 サクヤ:ストップ!ストップ!誰がポケモンバトルするって言ったのよ!
 と言ってポケモンを出すのを止めた。
 ベル:でもさぁ、さっきの子とはノリノリでバトルしてたじゃん。だから、あたしと・・・
 サクヤ:いくつか質問させて。まず、どうしてあなたは私がアララギ博士から旅立ったってのを知ってるの?
 ベル:ああ、それはついさっきライブキャスターでアララギ博士から聞いたの。
 ライブキャスターとは、簡単に言うとTV電話のようなものだ。
 サクヤ:それから2つ目、その先輩トレーナーがどうして2番道路にいるわけ?まさか、サンヨウジムに手こずってるとか?
 ベル:アララギ博士に用があって、ワザワザ戻ってきたの。そのついでに、サンヨウシティにある実家に顔出しに来たってわけよ。
 サクヤ:あと3つ目、今バッジ何個?
 この質問のとき、目が鋭かった。もしトレーナーとしてバトルするとして、実力を知っておきたかったからだ。
 ベル:うふふ〜、3個。
 と、サクヤの鋭い目とは対照的に、ずっとニコニコ笑っている。この人・・・何というか天真爛漫だ。
 サクヤ:3個・・・って、私まだ旅始めたばっかだってば!勝てるわけないじゃん!またバトルは今度ってことで。
 と言ってベルの前から去ろうとしたその時・・・
 ベル:ああ、サンヨウシティのジムリーダーのタイプはちょっと特殊だから、気を付けるんだよ〜。しばらくしたら、今度はポケモンバトルしようね!
 ベルはカノコタウン方面に去って行った。
 そして、しばらく歩いていたら、とうとう最初のジムがある町、サンヨウシティに着いた。
 サクヤ:なんだかおなかが空いてきた〜、どっかにお店ないかな〜。
 朝、旅を始めてからずっと立ったり歩いたり。お腹が空くのは当然だ。
 そして、ぼんやり歩いていたら目の前にカフェがあった。
 そして、ぼんやり中に入った。その看板をよく見ず。看板にはこう書いてあった。
 “サンヨウジム”と。
 続く
