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−第八話『バカだ、アホだ、絶望だ』−

「ところで君の名前は何ていうんだい？」
「某の名前か？そんなもの聞いても良い事はないだろう？」
「そー言われても、何て呼べばいいのか困るだろ？」

あの騎士はツンツンした口調でアメリカの心を突き刺す。
だがアメリカも負けてない。
頑張って言い合っているようだ。

「・・・・・・仕方ないな、某はラオスだ」

あの騎士————否、ラオスは自慢するように言った。
名前を聞けて嬉しかったのか、アメリカはラオスの肩をバシバシ叩いた。
・・・・・・ラオスって名前と合わないが、やっぱり——————。

「それにしても、その服どうしたんだい？」

フランスの一言に周りは静まりかえった。
・・・・・まさか！フランスも気がついたというのか！
そうだ、真実にその服は明らかにおかしすぎる！

「コレがどうしたという？」
「いやーすごい綺麗なデザインだから気になって＾＾」


てめェはやっぱりバカだったか！

・・・・・・ダメだ、ココにはバカとアホしかいねェ。絶望的だ。