二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ短編集 『薔薇の華の夢』ユキナ様・ミニ様リク完成 ( No.16 )
- 日時: 2011/03/13 17:16
- 名前: 薔薇結晶 (ID: QUK6VU.N)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
- 短編 
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 ※ジュリア目線
 皆さん知っているでしょうけど、私はジュリア・クラウン。
 アメリカ代表チーム、ユニコーンのキャプテン。
 でも私、アメリカの血は一滴も流れてないわよ。
 <<コンコンッ>>
 と、誰かがドアをノックした。
 あぁ、言い忘れてたわ、此処、マークの部屋。
 ジュリア「誰か分からないけど今マーク居ないわよ。」
 それもそのはず。
 近くの自販機にコーヒー買いに行ってるのよ。
 理由はよく分からないけど。
 「ジュリア?」
 部屋の外で私の名前。
 でも、マークの声ではない。
 ディランの声。
 ジュリア「あら、ディラン。どうしたのよ、入ればいいじゃない。」
 ディラン「マークの部屋に本人が居なくて彼女が居るって…。」
 ジュリア「いいじゃないの、別に。」
 そう言ってディランは入ってきた。
 私は文庫本を片手にドアを閉める。
 ディラン「何を読んでるんだい?」
 ジュリア「…何だったかしら。」
 ディラン「………;;」
 嘘よ、分かってるわ。
 猫物語・白。化物語の続編(多分)。
 ジュリア「…マークに用があったの?」
 ディラン「ん?半分違うね。」
 ジュリア「じゃぁあとの半分何なのよ。」
 ディラン「ユー達を冷やかしに来たんだww」
 ジュリア「逝きたいの?」
 ディラン「ジョークだよ、ジョークw」
 ジョークに聞こえないわよ、ディラン。
 ディランとカズヤにそういう事を言われると冗談に聞こえないのよ…。
 ホント、ディランの性格とか知ってるけど…。
 <<コンコンッ>>
 と、またドアがノックされる音。
 ジュリア「マーク?」
 マーク「何だ。」
 ドア越しに聞いてみた。
 どうやら彼の様。
 ジュリア「ディラン居るわよ。」
 マーク「そうか。」
 そう言って缶コーヒーを抱えて帰ってきたマーク。
 マーク「どうしたんだ、ディラン。」
 ディラン「深いわけはないよ。…何でユー達はまず理由を聞くんだい?」
 ジュリア「私は癖なのよ。」
 マーク「俺は…、癖ではなかったはずだ。」
 ディラン「ジュリアの癖が移ったのかい?」
 と、マークとディランは他愛もない会話をしている。
 そう言えば…。
 マークの瞳は綺麗なエメラルドグリーン。
 見とれるほどに綺麗で美しい色。
 でも、ディランは一体何色?
 マークも見た事がないって言っていたような気がするわ。
 カズヤやアスカ、チームのみんなもない。
 一体、何色なの?
 私のように深い蒼なのか。
 マークのような翠なのか。
 はたまた深い闇のような漆黒なのか。
 燃え上がる炎のような紅なのか。
 輝くような金なのかもしれない。
 銀でも、黄色でも、何色でもあり得る。
 ディラン。
 貴方の瞳は、一体何色なの…?
 『見た事がない瞳』
 (マーク、どう思う?)
 (…確かに気になるな。)
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