二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.26 )
- 日時: 2011/04/13 19:14
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
- 九話 「あの日」(そら視点) 
 雷門中は決勝へコマを進めた。対戦相手はまだ決まってない、が
 おそらく世宇子になるだろう。
 そんなある日の練習の終わり。
 「そう、しかたがないね。」
 「そら先輩なんでですかっ!!」
 「ごめんね。明日はどうしても無理なの。」
 そらが明日の練習には来れないというのだ。
 「音無、そらは家の用事なんだ。仕方がないだろ?」
 「むぅ……」
 「一郎太。ありがとう。明日は………」
 「ああ。わかってる、」
 はぁ、みんなには言ったほうがよかったかな?
 だけど心配はかけたくないし、同情とかはもっとヤダ。
 『笑いなさい』か、……………。
 お母様、私笑ってますよ?
 〜次の日〜
 「じゃあ、行ってくるね。一郎太練習頑張ってね。私の代わりにかがりが行ってくれるから。」
 「あぁ」
 一郎太は優しい顔だ、こんな顔を咲かせるように、そんな人に。
 ………………………(春奈視点)
 あっそら先輩だ。用事って言ってたけど。制服だ。
 う〜ん。私新聞部だからなぁ。
 よしっ!後をつけー
 「何してるの?」
 「!!!!いえっ!私は何も。後をつけようとかぁ…
 て、木野先輩」
 「?後。誰の」
 「あぁぁ。あれです。」
 私はそら先輩を指差した。
 「ダメよ。さっ行きましょ」
 むぅ、あ
 「そうですよ。今日はかがりさんが来てくれます。だから…」
 「?」
 「行きましょ!!!!」
 「ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
 〜その頃〜グランドでは
 「…」
 無言でかがりが仕事をしていた。
 「木野達遅いなぁ。」
 「あぁいつもは早いのに」
 ………。
 〜♪ 唐突に流れ出す穏やかなメロディ
 カチャ。かがりのケータイのようだ。
 「…。『ごめんなさい』・」
 「!何が!?」
 「急に何!」
 みんなが驚き反応している。
 「『今日は練習に行くことができなくなりました。
 すいません。あ、木野先輩にはついてきてもらっています。
 みなさん練習頑張ってください。 音無』…
 だって」
 今言ったのは春奈からのメールの内容らしい。
 〜そして、そら〜
 「お母様。久しぶりです。」
