二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Bad ∞ End ∞ Night〜「さぁ始めよう」〜 ( No.143 )
- 日時: 2012/12/26 12:32
- 名前: 鏡猫 (ID: njy0rZSb)
- 第2話 狂い狂った夜 
 がくぽとグミがまだ準備が終わっていないらしくワインだけ持ってくる
 「Hurry hurrY!!」
 レンはどうやら待ちきれないようだ。急いで準備をしろと騒ぎたてている
 がくぽはそれに構わずにミクに持たせたワイングラスにワインをついでいく
 「ワインをついで」
 他にもカイトやメイコ、ルカにもワインをついでいく
 奥で再び準備を始めたグミが戻って来て数々の料理をテーブルに並べていく
 「どんちゃん どんちゃん♪」
 次々とグミがテーブルに品々を置いていくたびにお皿などがテーブルにあたりゆかいな音を鳴らす。
 それに合わせてグミが言う
 一通り準備が終わるとルカがワインを上にあげた
 「乾杯しましょう」
 「Are you readY??」
 リンもワインが入ったワイングラスをレンと一緒に上にあげる
 それにつられてミクもワイングラスをかがげる
 「準備はいい?」
 「「さぁ始めよう」」
 カイトやメイコ達のワイングラスがあがりパーティは始まった
 今宵の主役は“不思議ノ館”へ招待されたミク
 狂いに狂った夜の主人公
 でも、ミクはそんなこと気にもせずにワインを片手に楽しんでいる
 なんの為にこの館へ招待されたのかも気にせずに今を楽しむ
 ワインを一口飲むとちょうどいい感じに脳が刺激される
 いつのまにか館内には楽しい感じの曲が流れ始めた
 それさえも楽しいけど不思議な曲調の音楽が
 でもいい感じに刺激されているミクは、そんな事気にもしない
 「お手をどうぞ、お客様」
 ワイングラスを置いてがくぽとともに踊り始める
 メイコとカイトもペアになって踊り始める
 リンとレンは、館内をはしゃぎまわり、ルカとグミは見て楽しむ
 誰もかもが“快楽”に溺れている
 それが不気味と思うほどに快楽におぼれ落ちる
 唯一“イレギュラー”のミクでさえも“狂って”いたのだ。その時は
 本人たちは、狂っていても楽しいのかも知れない
 むしろ狂っているから楽しいのかも知れない
 狂っている時間が幸せな時間なのかも知れない?
