二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- *第8話* ( No.18 )
- 日時: 2011/07/08 10:04
- 名前: 茜音 ◆lirqr6DwLQ (ID: AEu.ecsA)
- ******************** 
 影山「今から試合をしてもらう。得点を多く入れた者から順にレギュラー入りだ」
 雅「……(絶対にレギュラーになるっ!!)」
 影山「各自、頑張りたまえ」
 ********************
 【雅、鬼道、佐久間、源田……etc】
 【その他のメンバー】
 雅「(鬼道と一緒か……)」
 少し嬉しかったのは秘密。
 ピーーーッ
 開始の合図が鳴り鬼道がキックオフ。
 雅「鬼道、私にボールをっ!!」
 鬼「あぁ」
 雅「ありがとう」
 鬼道から貴女にボールが渡る。
 雅「ブラックウィングっ!!」
 ゴールにボールが突き刺さる。
 雅「ふっ…♪」
 ここに来て初めて見せた雅の笑顔。
 雅「さぁ、皆次行くよ」
 佐「決心したようだな、雅の奴」
 鬼「それぐらいしてもらわないと困る」
 キックオフで始まる。
 辺見がボールを佐久間に渡す。
 佐「雅、鬼道、『アレ』行くぞ!!」
 雅、鬼「(コクッ」
 雅「クラウンザシュート」
 雅、鬼、佐「クライムッ」
 超回転のボールが相手キーパーごとゴールに突き刺さり一点が追加。
 影山「そこまでだ」
 雅「ハァハァ……」
 影山「空凜チームが2点か…では空凜チームがレギュラーだ」
 全「はいっ!!」
 雅「うっ…!!!」
 突然倒れ込む貴女を佐久間が支える。
 佐「雅っ!?」
 雅「あ゛ぁ゛ぁ゛あっ!」
 佐「大丈夫かっ!?」
 鬼「佐久間、『雅』を部屋に連れて行くから手伝ってくれ」
 佐「鬼道、今雅の事を……」
 鬼「早くしろ」
 佐「あ、あぁ」
 ********************
 雅「すーっ…………」
 鬼「後は俺が見ておくから佐久間は練習に戻れ」
 佐「鬼道…雅が好きならいい加減に素直になれ」
 鬼「っ!!」
 佐「じゃあ、頼む」
 鬼「……っ」
 パタンッ
 ********************
 鬼「……すまない」
 なぜ俺は最後まで雅を守ってやれなかったんだろう。
 いくら影山総帥からの命令でも、春菜のためでも雅を傷付けすぎた。
 しかし、雅は帝国に戻って来た。
 今度は大切にする。
 俺の全てを掛けて、……雅を守り愛せるように————
 雅「…鬼…っ……道……」
 鬼「愛している、雅」
 ********************
