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◆　鬼兵隊日記




×月×日

高杉という男に出会った。
なんだかんだで高杉が率いてる鬼兵隊というグループに入ったけど、よくわからない。



○月×日

鬼兵隊にも慣れてきた。
また子ちゃんが可愛い。どうやら高杉が好きみたい。



×月○日

万斉って奴がよくわからない。
話しかけてもあっちは音楽聴いてて聞こえてない。馬鹿というと反応したので本当は全部聞こえていたのだろう。



×月×日

あのロリコンがなんかムカつく。
フェミニストなんかじゃなくてロリコン。ロリコン武市。



×月×日

最近、高杉が厨二病なんじゃないかなって思う。
腐った世界をぶっ壊すとか口癖のように言っててある意味怖い。



○月○日

神威という男に会った。
何故か三つ編み直してくれと言われたので編み直してあげた。正直三つ編みは苦手だったけど。



×月×日

万斉が、「ぬし恋したことはあるでござるか」と聞いてきた。
一回だけ。と答えると、その時の心境を詳しく聞かれた。どうやら歌詞のネタに使うらしい。
幼稚園の頃の心境を聞かれても正直困る。適当に答えといた。



×月○日

また子ちゃんに相談があると言われ、話を聞いた。
内容は、高杉の好きな柄。
そんなこと私が知るわけがないが、「蝶々柄じゃないの」と答えた。



○月×日

江戸の町を歩いてたら、いつか高杉に聞いたヅラという人と会った。
「ヅラ」と呼ぶと、「ヅラじゃない桂だ」と言われた。正味一緒だと思った。
ていうか本名知らなかったんだからしょうがないでしょ。



×月×日

この前また子ちゃんに相談された、高杉の好きな柄。
あれ、高杉にパンツをプレゼントするから柄に悩んでいたらしい。



×月×日

また子ちゃんが泣いて飛びついてきた。
泣いている理由を聞くと、
「晋助様に蝶々柄のトランクスプレゼントしたんスけど、
　俺ァふんどししか着ないって断られたっス…。私とんでもないことをしてしまったッス!
　何で晋助様がふんどし派だってこと知っておかなかったんスかね自分…!!」…とのこと。
逆にふんどし派と知っていたら、なんで知ってるんだみたいな感じだけど。


○月×日

ロリコンと喧嘩してちょっとだけ殺り合った。







×月○日
　　　　...






「おい」


背後からかかる、一人の男の声。
甲板にいる私はゆっくりと振り返った。


「何の用、高杉」
「別にてめーに用ってわけじゃねェさ」


ふーん。
私は視線を手元のノートへ戻した。


「何書いてんだ」
「日記。暇つぶしにね」
「女々しいことするんだなァ、お前さんも」


からかい気味な高杉の発言を無視して、ぼーっと考える。
今日は何を書こうか。…特に何もないな、今日は。

ちらり、と高杉を見やる。視線は除々に足元へ落ちていった。


……発見、今日のネタ。






×月○日


ずっと気になってた。

高杉の着物、丈短い。








　＊＊＊

かすみちゃんの鬼兵隊日記でした。
なんで高杉女物の着るんだろう..(
tkなんか凄く息抜きになった気がする!!(
また適当に書くかもです。