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(!?　銀さん達はともかく桂さんまで出てる!　ヤバくね?　これ沖田さんと対面したらヤバくね?)
「どーした、す…0号。変な海賊ヤローの紹介が終わったから、次はアピールタイムですぜ。準備しときなせェ」
「言い直さなくていいですよ鈴でいいんですよ。つかまだあるのかよ!」
(あり、気付いてない…?)


37)太陽にほえろ！←実はよく知らない。


「アピールタァァイム!　どんどんどーん!　パフパフー!
　ではー第一回戦、お互いのチャームポイントをそれぞれアピールしてください。
　ではまず土方死ね同盟からどうぞ〜!」

え!?　何そのチーム名!
嫌だこれ土方さん見てたらどうすんだよ。

「いいですかィ、俺がてめェの腹を斬るから、腹の血を見てなんじゃこりゃぁあ!!!…って言って倒れなせェ」
「え?　それフリとかじゃなくてマジで斬るつもりっすか?」
「何言ってんだ、死んじまったら終わりだろィ。ほら、さっさとやりやすぜ」
「……」

いや、そうは言っても…
沖田さんの目がマジな気が……

「土方死ねェェェェェェ!!!」

ひィィィィィィィィ!?
何それ完全土方さんに向けてんじゃん!
つか、マジで刀ッ……

…ホントに斬られるかと思ったけれど、
やはり流石一番隊隊長。
すれすれのとこだった。

…ハッ、そうだそうだ。

「な…なんじゃこりゃぁあ!!!」

バタッ。
…太陽にほえろパロはこれでいいですか?

てかこれどこがチャームポイントなんすか?

　-　-　-

あれから坂田さんファミリーの定春は何ともバイオレンスなお手、おかわり、お座りをして、
キャプテン・カツーラのエリザベスはピカソみたいな絵を描いて。

第一回戦の得点発表……ジャンッ


定春：2点、サド丸0号：50点、エリザベス：1000点


「沖田さん、何か定春に勝ちましたよ」
「多分審査員の中に太陽にほえろファンがいたんでさァ」
「得点付けは審査員の独断と偏見ですもんね」

つかエリザベスの1000点はどない?
ケタが違うよケタが。何?　あのピカソみたいな絵そんな凄かったの?


「おォーッとォ!　これはいきなりかなりの点差が出来てしまいましたァ!
　果たしてこれから坂田ファミリーと土方死ね同盟は逆転は可能なのかァ!?」
「いや、それこっちが聞きたいんですけど」

完全困り顔の新八くん。

「まァ元気出しなよ新八くん」
「鈴さん。さっきから思ってたんですけど何で鈴さんがペットとして出てるんですか」
「いや、うちの組長がね」

ヒソヒソと話をしていると、定春に頭を噛み付かれた銀さんが話しかけてくる。

「つーか大丈夫なのかよ」
「何がですか?」
「ヅラだよ。お宅の飼い主さん気付いてねーの?」
「あー、意外と気付いてないみたいなんで放置です放置」

さすがにカツーラの方は気づいてると思うんだけどね。