二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: フェアリーテイル〜翼〜 ( No.1 )
- 日時: 2011/10/08 14:13
- 名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)
- 第一話 
 「おらああああああ!!!! エルザあ!! 勝負だ!!」
 ナツがエルザにけんかをふっかけた。
 「いい心がけだ。かかって来い!」
 と、エルザは一瞬でナツをボコボコに・・・・。
 「ふっ、落ち着かないやつらだぜ・・・・。」
 グレイはすまして言ったが、
 「って、あんたも服着なさいよ! 服!」
 と、ルーシィに容赦なくツッコミを入れられてしまう。
 「ああっ、いつのまに脱いでいたんだあ!!!」
 すると、席のカウンターのほうでウェンディが、
 「今日もみなさん元気ですねー。」
 「ほんっとさわがしいギルドだわ!」
 シャルルがあきれたように言った。いつもの日常。なにも変わらなかった。あの人が来るまでは—
 ある日のこと—
 「ねえねえ、次の仕事なんにする?」
 と言ったのはルーシィ。最近は仕事をしていないからそろそろしなくちゃ。と、思っていたのだ。
 「んー、そうだなー。」
 ナツとハッピーは掲示板に行ってみた。
 「あ、ナツぅ〜。これなんかいいんじゃない?」
 と、ハッピーが指差した。
 「おお、2000Jか! じゃあ、これにするか!」
 「あいさー!」
 そのときだった。ギィーと、扉の開く音がした。みんなはいっせいに扉のほうを見た。
 「!?」
 そこにはこのギルドでは見たことがない人がいて。ぼろぼろの真っ黒なマントを着ている。しかも、うす汚れたぶかぶかのカウボーイハットをかぶっていて、顔はまったく見えない。なぞの人物は、コツ、コツ、コツ・・・・と、音をたてて、近くのカウンターの席にすわった。
 「おい、お前! なにもんだあ!」
 と、ナツがなぞの人物に話しかけた。
 (バッ・・・・空気読めよ!)
 (ナツ、バカじゃねえの、あいつただもんじゃねえって!)
 その人は明らかに、ほかとは違う雰囲気を放っていた。その人は運良くナツの言葉を無視した。だけど、周りのみんながホッとしたのもつかの間。ナツは
 「おらあああああ!!」
 と、いきなりけんかをふっかけたのだ!
 「火竜の・・・・鉄拳!!!」
 ナツの拳が、炎をまとった拳が、その人におそいかかった!
