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濫「おいどうする。こいつを真っ二つにするには少々骨が折れるぞ。」

目の前で踊りを踊っているタコを見てイラつきながら思う。
一掃したい。

雅「…こいつ食えないの？」

おい、お前の胃袋大丈夫か。

綱「頑張れば食えそうだけどなぁ…」

あんたも乗るな。

不「久遠らへんに土産で持っていけば喜ぶんだろな。」

鬼「久遠はこういう生物が大好きだからな。」

久遠とか言う奴も大丈夫か。（冬香のことよー）

濫「…とりあえず、個人で色々あのたこに用があるらしいから足を切ってくか。」

８本…人数は５人、どうしようか。

雅「あたし２本ー！」

あの大木並みの太さの足を２本も食べるという雅。
残り６本。

綱「んー俺は他の奴らにもあげたいから３本だな。」

食おうとする奴があんたの他にいるのか。
残り３本。

不「久遠には１本で十分だろ。」

残り２本。

鬼「ここら辺の生物に少し興味があったからな。１本もらうとしようか。」

残り１本。

濫「最後の１本は私の物でいいな。」

この一言を合図に５人は一斉に飛び出した。

各々自分の為に。ここ大事。