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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 【思わず触れてしまいそうになった】 《創作》 ( No.16 )
- 日時: 2012/03/08 22:47
- 名前: 狼鳶 ◆InzVIXj7Ds (ID: pVoFPF2t)
- 【思わず触れてしまいそうになった】 《創作》 
 放課後、俺はセンコーに呼ばれて学校に残っていた。
 外はもう夕日でオレンジ色に染まっている。
 いつもは直ぐに帰るから、こんな時間まで学校に居たのは初めてだ。
 「あ〜、くそだりぃな」
 愚痴りながら俺は図書室の前を通った。
 ふと図書室の中を見ると、そこに女子生徒が居た。
 何も考えず、俺は図書室の中へ入っていった。
 そこに居たのは クラスメイトの倉地(くらち)だった。
 「って、寝てんじゃん」
 倉地は書きかけのノートの上で寝ていた。
 その寝顔がとても綺麗で、可愛くて……。
 俺は無意識のうちに倉地の頬に触れようと手を伸ばしていた。
 「ん……」
 触れるか触れないかくらいで、倉地が身じろいだ。
 俺は慌てて伸ばしていた手を引っ込めた。
 暫く様子を窺っていたが、起きる気配は無かった。
 俺はカバンを持って直ぐ様図書室を出た。
 早歩きになるにつれて、早くなる鼓動。
 「くそっ、何だってんだよ……」
 顔が赤いのは 夕日の所為。
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 【後書き】
 青☆春!!
 良いねぇ〜青いねぇ〜(笑)
 “書きかけのノートの上で〜”のところですね、
 本当にノートの上で寝ているのではないですよ!
 机に伏せて寝ているんです。補足しておかないと
 前者のように捉えてしまうかもしれないので(笑)
 実際 書いていた私がなりました(笑)
 そしてそして。タイトルを付けるのに悩みました。
 “思わず触れて〜”or 最後の“顔が赤いのは〜”で。
 今度は“顔が赤いのは〜”で一本書きたいと思います。
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