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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ぬらりひょんの孫〜愛してくれたから〜 コメント募集中!! ( No.50 )
- 日時: 2011/12/21 20:03
- 名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)
- 第九幕 返事 
 《そう言えば…》
 帰った後、輝夜は大事なことを忘れていたのを思い出した。
 《ぬらりひょん様への返事がまだでしたわ!》
 寝ようと思い布団に入っていたので、起き上がった時に布団がぐちゃぐちゃになってしまった。
 《でも…次、来て下さったとき…もしくは妾が行ったときに返事をすれば…。え…でもその時にはもうぬらりひょん様は妾の事を好きじゃないかもしれないし…ど、どうしましょう!?》
 あれこれ考えているとき、後ろから声がかかった。
 「輝夜」
 『ひゃうあっ!?』
 驚きすぎて変な声を上げてしまったことに顔を赤く染めながらも、声の主の方に目をやった。
 『ぬ、ぬらりひょん様…』
 「返事を聞きに来たぜ」
 《今その返事の事について考えてたんですよ…》
 『あの…まだ…分からなくって…』
 「…………」
 『うう…』
 ぬらりひょんの視線が、体に突き刺さるようで痛い。
 何故か心臓はバクバクと音を立てている。
 顔も先程とは違う意味で赤くなってきた。
 《…?なんでしょう…苦しい…?》
 胸を手で押さえながらゆっくりと息を吸う。
 『妾の全てを…受け入れて下さりますか?』
 「ああ」
 『どんな真実を突き付けられても…それでも妾を好きだと言って下さりますか?』
 「ああ」
 『妾は…』
 『妾はぬらりひょん様が好きです。一緒にいさせて下さい』
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