二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: バカとテストと召喚獣 二次(?) ( No.60 )
- 日時: 2012/09/15 22:38
- 名前: F (ID: pK07DWyY)
- 「長谷川先生、Bクラス岩下律子です。Fクラス姫路瑞希さんに数学勝負を申込みます!」 
 早速勝負を申し込まれる姫路さん。
 Bクラスとしては、すぐに潰しておきたいんだろうな。
 「あ、長谷川先生。姫路瑞希です。よろしくお願いします」
 「律子、私も手伝う!」
 その後ろからもう1人。
 どうやら、本当に姫路さんを警戒しているようだ
 『サモン!』
 「あれ、姫路さんの召喚獣、アクセサリーなんてしてるんだね」
 明久がいきなりおかしなことを言った。
 「あ、数学は結構解けたので...」
 「?結構解けると、アクセサリーをつけているの?」
 そうそう、あの腕輪は...
 って、マジですか!!
 「そ、それって!?」
 「私たちで勝てるわけないじゃない!」
 やっぱり2人とも気づいたか。
 「ちょっと待ってよ!?」
 「律子!とにかく避けないと!」
 大げさなくらいの横っ飛びをする2人。
 そのタイミングじゃ、片方は仕留められちゃうと思うけど...
 キュボッ!
 「きゃぁぁぁぁーっ!」
 「り、律子!」
 左腕から光線がほとばしったかと思ったら、逃げ遅れた敵の召喚獣の1体が炎に包まれた。
 『Fクラス 姫路 瑞希 vs Bクラス 岩下律子&菊入真由美
 数学 412点 vs 189点 & 151点 』
 「ご、ごめんなさい。これも勝負ですのでっ」大きく避けた召喚獣に対して、大剣を振り下ろす姫路さん。
 ...ちょっと怖い。
 「い、岩下と菊入が戦死したぞ!」
 「な、そんなバカな!」
 「姫路瑞希、予想以上に危険な相手だ!」
 Bクラス残り8人驚愕の表情。
 まぁ、無理もないと思う。
 「み、皆さん、頑張ってください!」
 ちょっと、指揮官らしくない指示だ。
 「やったるでぇーー!」
 「姫路さん、サイコー!」
 かなり効果絶大だ。
 そして、信者急増中。
 「姫路さん、とりあえず下がって」
 「あ、はい」
 まぁ、明久の指示は間違っていないと思う。
 敵の士気もくじいたし。
 「中堅部隊と入れ替わりながら後退!戦死だけはするな!」
 とりあえず狙いは成功。
 「明久、一騎、ワシらは教室に戻るぞ」
 「ん、なんで?」
 「本陣で何かあったの?」
 「Bクラスの代表じゃが....」
 「うん」
 代表がどうしたんだろう。
 「あの根本らしい」
 「根本って、あの根本恭二?」
 誰?
 「うむ」
 「それ誰?」
 とりあえず聞いてみると、
 「とにかく評判が悪いんだ。目的のためなら手段を選ばないらしいし」
 「それ、ホント!?」
 「うん」
 それはまずい。教室に何か細工されているかもしれない。
 ま、まさか、僕たちの文房具を壊したりしないよね...
 でも、胸さわぎが止まらないので、ダッシュで向かってみた。
