二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ コラボ作品 ( No.33 )
- 日時: 2012/10/21 19:13
- 名前: 黎 (ID: kgjUD18D)
- 「…はあッ!?未来からやって来ただあッ!?」 
 「うん・・・。」
 殲滅者は身を乗り出していった。
 なつきは、今までのことを踏まえて殲滅者に言ったのだ。
 「まあ…。俺が見たこともねえ奴だったから…合点はいくかな。」
 殲滅者はポリポリとほおをかいた。
 「…信じてくれるの?」
 未来出会うとはいえ、まだ初対面なのに。という言葉を呑み込みながらなつきはそういった。
 「Uフォーや幽霊もいるぐらいだからな。別にタイムスリップぐらい驚く・・・いたけどそこまでのことじゃねえだろ。」
 「…案外単純だね。ルーちゃん・・・。」
 なつきは結構あっけらかんとしている殲滅者を呆然と見つめた。
 「・・・ツーかそれよりもさ、ココ結構物騒だから油断してると死ぬぜ?タイムスリップってのは、しばらくほっとくと戻るもんだから、ココじゃねえところに行ったほうがいいんじゃねえのかよ?。まあ、一応出口までは案内してやるよ。」
 殲滅者はなつきの手を引っ張って立ち上がらせた。
 「…ありがとう。初対面なのに・・・。」
 今はね。またなつきはこの言葉を呑み込んだ。
 「…お互い様ってことだ。勘違いすんじゃねーよ。…いっくぞオオおッ!」
 「うひゃあああッ!?」
 殲滅者はいきなり大声を上げたかと思うと、2人は宙に浮いていた。
 いや、殲滅者が思いきりジャンプしたのものであった。
 「待てええええっ!!覚悟だあああ殲滅者ッ!」
 「るせーよッ!!」
 ほかの海軍から手りゅう弾を投げられそうになる。
 しかし、殲滅者はそれをまた投げ返した。
 ドゴゴおぉぉんッ!
 「ぎゃあああああああああッ!!」
 「…大丈夫なの?」
 「知るか。」
 なつきの問いにぶっきらぼうに答える殲滅者。
 だが、2人は笑っていた。
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 「ここまでくれば安心だ。」
 「…ありがとう…。ルーちゃん。」
 「…あ〜・・。なんてゆーか…。」
 殲滅者はあたまをかいた。
 「…あんたとはまた会いそうな気がする。たぶんな。」
 「…会うよ。」
 なつきは微笑んだ。
 「また…。いつか会うよキッと・・・。」
 「…そうかよ。」
 照れくさそうに笑った殲滅者を見た瞬間、なつきの意識はプツリと途切れた。
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 「っちゃん・・・。なッちゃんッ!」
 「…!」
 桃井の声でなつきは思い切り起き上がった。
 「いつのまにか寝ていましたので、驚きました。」
 そう言ってほほ笑んだ殲滅者。
 「・・・ルーちゃん。」
 「?」
 また、あえたね。
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 グわああああッ!
 またグダグダな終わり方・・・。
