二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ハリー・ポッター [友達]
- 日時: 2010/01/30 21:07
- 名前: 杏樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
- こんにちは^^ 
 ハリー・ポッターの小説を書きたいと思います。
 更新は時々途切れます(笑)が、どうぞ宜しく。
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- Re: ハリー・ポッター [友達] ( No.1 )
- 日時: 2010/01/30 21:07
- 名前: 杏樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
- 「ここが今日から私たちの家よ」 
 お母さんが私に言う。私はコクリと頷く。
 目の前には、2人で住むには少し大きい一軒家。結構きれいで、わりと新しいようだ。
 「さ、入りましょう」
 私を促す。靴を脱いで家の中に入る。
 玄関を通り過ぎ、廊下を通り、リビングに入る。ダンボール箱がたくさん積んである。他には何もない。
 1ヶ月前、お父さんとお母さんが喧嘩した。
 その喧嘩の原因をつくったのは私だ。
 私は虐められていた。理由は、私が冷静で、生意気だから。そんなふうに思われているなんて、知らなかった。
 陰口から始まった。だんだん過激になっていく虐めも、私は冷静に対処した。
 やがて、暴力を受けるようになった。でも、そんな時、私に不思議な力が働いた。私は、相手に触れてもいないのに怪我を負わせた。ポカンとしている私に、皆が非難の目を向けた。私の見方をする人は誰一人いなかった。
 それが原因で、エスカレートする虐め。でも、私は擦り傷さえつくらなかった。
 私には超能力があるのでは? と考えることもあったが、そんなこと信じられない。
 でも、私は相手に指一本触れずに怪我を負わせられる。どうして──?
 ある日、私はこの‘超能力’を使って、相手に怪我を負わせた。ふと、相手を見ると───怪我を負わせた少年が倒れて動かない。
 相手の仲間が少年に駆け寄る。1人の、別の少年が倒れた少年を運ぶ。何人かの少女が私を引っ張る。
 少年は、亡くなった。
 私は何も凶器を持っていなかったことから、少年の死は、頭を強く打ったための事故として片付けられた。
 でも、私が人を殺したということは事実だった。
 私は、話せなくなった。一言も声が出ない。自分を強く否定したため……らしい。私からしてみれば、自分と、自分の能力を……だけど。
 それは誰の責任か。そのことでお父さんとお母さんが喧嘩した。
 結局、離婚という結果になった。そして私とお母さんはここに引っ越してきた。
 ─────という流れで、私たちはこうしている。
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