二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜
- 日時: 2009/12/06 11:50
- 名前: 零樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
- 参照: *゜。ハリポタ好きのアホです。゜*
- こんにちはーっ 
 また、小説立てちゃいました^^
 頑張りますのでどうぞ宜しく。
 さてさて、今回のテーマは‘天才’ですね。
 まあ、読めば天才だと分かると思います^^;
- Re: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/10 20:24
- 名前: 零樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
- 参照: *゜。ハリポタ好きのアホです。゜*
- 「ここ、よね?」 
 お母さんが、ハリーに訊いた。
 「はい。
 レイシア、ここが‘漏れ鍋’だよ」
 …………? 何ココ、薄汚い……。こんなところで魔法のなんやらかんやらが買えるの?
 中も、薄暗くて、とても魔法界とつながっていそうなところではない。なんだかなぁ……。
 「こっちだよ」
 ハリーは慣れたように私を誘導してくれた。
 パブを通り抜けて、私たちが来たのは壁に囲まれた小さな中庭。
 「えっと、確か……三つ……で、二つ……」
 お母さんが、壁のレンガを数え始めた。あぁ、やっぱり訳分かんない……。
 「よし、ここね。
 レイシア、ハリー、少し下がっていてね」
 お母さんがレンガを三回叩いた。
 すると───なんと、叩いたレンガが震え、次にクネクネ揺れた。そして、真ん中に小さな穴が開き、それがどんどん広がって、大きなアーチ型の入口ができた。
 「ダイアゴン横町──?」
 私は、思わず呟いた。
 お母さんとハリーはニッコリ微笑んでいる。
 辺りを見回した。色んな店がある。
 鍋屋とか、薬問屋、ふくろう百貨店、マントの店──。
 本当に色々ありすぎる。
 「さあ、まず──」
 「あの……グリンゴッツ、いいですか?」
 お母さんの言葉をハリーが遮った。
 「グリンゴッツ──ってなんだっけ?」
 「ほら、銀行です」
 「ああ、そうね、いいわよ」
 ……話が読めないんですが……。銀行って言ったよね。へえ、魔法界にも銀行があるんだ……。
 「じゃ、グリンゴッツ、つまり銀行に行くわよ」
 お母さんが仕切る。
 その、グリンゴッツとやらは、白く、高い建物だった。
 ──! 何か、扉の両脇に立ってる──。
 ハリーは、私がその生き物に釘付けになっていることに気がついて、囁いてくれた。
 「あれは、小鬼」
 小鬼───! これが……。
 中へ入り、ハリーは、小鬼に鍵を差し出した。多分、その、金庫の鍵だろう。
 小鬼が扉を開けると、細い石造りの通路があった。小鬼が口笛を吹いた。すると、小さなトロッコが軽快に線路を上がってきた。
 私たちが乗り込むと、発車。トロッコは、ビュンビュン走っていく。
 ───! トロッコが止まった。
 小鬼が扉の鍵を開けた。
 私は、息を呑んだ。だって、中には金貨の山、銀貨の山、銅貨の山。ザックザクだ。凄い───。
 「これ、全部、ハリーの財産なの?」
 「うん。
 両親が残してくれたんだ」
 ハリーって、お金持ちだったんだ。
- Re: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/12 20:14
- 名前: 零樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
- 参照: *゜。ハリポタ好きのアホです。゜*
- ハリーがお金をおろして、私たちはグリンゴッツから出て来た。 
 「じゃ、まずは教科書から買いに行きましょうか」
 お母さんが言った。
 フローリシュ・アンド・ブロッツ書店には、高い棚に本がビッシリ置いてあった。
 「すご……」
 私は、ふと視界に入った本を手に取ってみた。‘ホグワーツの歴史’──。
 へえ、こんな本があるんだ。ホグワーツって有名みたい……。そんな所に私は通うんだ。
 パラパラっと頁をめくってみると、これが、かなり面白そうな本。
 4つの寮に分かれているんだ──グリフィンドール、レイブンクロー、ハッフルパフ、スリザリン。
 授業は変身術、呪文学、魔法薬学、薬草学、闇の魔術に対する防衛術───その他にも色々あるみたい。
 ホグワーツには階段が142個もあるんだって。
 何それ、‘秘密の部屋’があるって……。
 「───レイシア?」
 ふと、ハリーが私を呼んだ。私は顔を上げ、ハリーの方を向く。
 「ん? どうかした?」
 「そんなにその本が面白い? 君ってさ、ハーマイオニーみたいだね」
 ハリーが笑う。ハーマイオニー?
 「ハーマイオニー? って、誰? 彼女?」
 「違う違う、ホグワーツに通っている僕の親友だよ。マグル生まれなのに秀才なんだよ」
 親友か……。なんだ、彼女じゃないんだ。つまんないの。
 「……あれ? お母さんは?」
 ふと辺りを見回したら、お母さんがいない。
 「ああ、マグルのお金を魔法界のお金に両替してくるって、グリンゴッツに戻ったよ。
 ここで待ってろって」
 「…………じゃあ、本読んでていいの?」
 ハリーが微笑む。OKってことね。
 早速、私は本に飛びつく。だって、面白いんだもん。本当に、面白い本がいっぱいある。幸せだな──。
 この本は、魔法界に生息する生物の図鑑。ケンタウルスだって。神話の中だけだと思ってたなぁ。これは吸魂鬼だとさ。こんなのがいるんだな……。
 数分後、私は次の本を手に取る。これは呪文集だ。わあ、色んな呪文があるんだ。物を浮かせる呪文や、別のものに変身させる呪文とか、呪いとか、いっぱい載っている。
 この本は魔法薬のことが書いてある。魔法薬を作るのって、楽しそう。でも、難しいんだろうな。そうだ、ホグワーツでもこの授業があるんだっけ。上手くできるかなぁ。
 そうこうして、1時間が過ぎた時、お母さんがやっと戻ってきた。
 「ごめん、レイシア。遅くなっちゃったわね。
 お金があんまりなくて、マグルの世界に戻って銀行でおろしてきたの。銀行が混んでてね」
 「でも、別にいいよ。おかげで本がたくさん読めたしね」
 私は笑う。
 「あ、お金、おろしてきましたか?」
 急にハリーが会話に入る。
 「ええ」
 「あの、レイシアの分の教科書、まとめておきました」
 ハリーが本の山を差し出す。
 「あ、ハリー、ありがと」
 びっくりして、私はお礼を言う。
 「ううん、僕の教科書も買っておきたかったから、そのついでだよ」
 私たちは、教科書の会計を済ませ、店を出た。
 「はい」
 ハリーが、何かの包みを私に差し出した。
 ──? 何だろう?
 包みを開けると、本。‘ホグワーツの歴史’だ。
 「気に入ったみたいだから。転入祝いにね」
 ハリーって、いい人だなぁ。ちゃんと人のこと見ていてくれるんだ。
 「ハリー、ありがとう!」
 満面の笑みで私は言った。
- Re: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜 ( No.11 )
- 日時: 2009/12/14 16:52
- 名前: 明菜 ◆wSaCDPDEl2 (ID: 3el8KrnW)
- 参照: おしゃべりとハリポが大好き*☆
- ハリーからプレゼントだなんて羨ましいっ(笑 
 うちにも買ってくれwww
 続き楽しみにしてるねぇ♪
 早くロンに登場してもらいたい^^★
- Re: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜 ( No.12 )
- 日時: 2009/12/14 17:00
- 名前: 雪雫 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 初めまして♪ 
 雪雫と言う者です
 小説……上手いですね!!
 ホグワーツに行ったらレイシアちゃんはどうなるか楽しみです♪
 リドルって……まさか??
 てかハリープレゼントあげるって……優しいなぁ……
 続き楽しみです♪
 頑張って下さい!!
 では
- Re: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜 ( No.13 )
- 日時: 2009/12/14 20:54
- 名前: 零樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
- 参照: *゜。ハリポタ好きのアホです。゜*
- ★明菜 
 ハリーにプレゼント貰うなんて、本当にレイシアが羨ましい…
 そうね、私や明菜には何を買ってくれるんだろうね?
 ロンかぁ、結構先になるか、無理やり登場させるか…
 どうしようかな?
 ★雪雫さん
 初めまして^^
 小説が上手いなんて//
 そんなことありませんよ
 ホグワーツに行ったら、ですね…
 そう、レイシアは天才なんですから、大活躍するでしょう…
 ふふ、まさかのまさかであのリドルさんかも…ね
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