二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ポケスペ第1章 *君と私の旅路* 11話うp
- 日時: 2010/01/06 15:51
- 名前: 亜月 ◆LW1MLyeKg. (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: 組曲『ニコニコ動画』(ポケスペver. 歌ってみたいお←
- ……うん、8代目。ポケスペで言うジョウト編スタートでゴールドが表紙です。 
 うん、どうでもいいね←
 この小説は、ポケットモンスターSPECIAL(通称ポケスペ)の第1章(1巻〜3巻)を原作沿いに書いたもので、オリジナル要素を加えた小説です
 ネタバレも含まれますので嫌な方はプラウザの戻るクリックをお願いします。
 後CP(カップリング=カップル)が、
 レイエorレブルorレカス‥じゃないので覚悟を。
 君と私の旅路=君旅
 [>ノベル
 *.。。。.オリキャラ.。。。.*
 ホワイト>>1
 ☆*—本編—*☆
 【ポケットモンスターSPECLAL(1)—君と私の旅路—】
 1.白、それは始まりを意味する>>2
 「たとえどんな奴が相手だって、オレ様の敵じゃないぜ! なあ!」
 2.幻のポケモン>>3
 「オ……オレが、負けた……?」
 3.負けた>>4
 「レッド、大丈夫。大丈夫だから……」
 4.狙い>>5
 「……俺さァ、〝ホワイト〟っつー女気に入った♪」
 5.はじめてのポケモン>>6
 「あ、オレの名前はブラック。君は?」
 6.トキワの森>>7
 「ポケモン図鑑!?」
 7.木の上から>>8
 「あ、いやなんでもない。お前に話すのは少し早い気がするからよ」
 8.ギャラドスと少女1>>9
 「助太刀しますよ♪」
 9.ギャラドスと少女2>>10
 「なんだ? お前もレッドみたいにどこまでもついてくるのか?」
 10.オツキミ山、そして同じころに。>>11
 「……なぜおまえはライトブルーを……ライトの存在を知っている?」
 11.脱出>>31
 「……面白い展開を広げてくれそうねぇ…」
 *:._.:*~番外編~*:._.:*
 オレンジVS不良>>18
 「黙れ不良。お前にもボッコボコにしてやんよ?」
 †*:;;季節限定企画;;:*†
 【お正月SPECIAL企画】
 初詣>>14
 「じゃあ次は……おみくじを引いてみる?」
 羽根つき、ペア決め>>15
 「アタシの用意したコスプレ衣装を着るのが罰ゲームよ!!」
 羽根つき大会1>>16
 「なんでオレンジはあんなに自信満々で……」
 羽根つき大会2>>17
 「……アイツは昔から……よく物を振る奴だった……」
 [>絵・歌・詩など
 ○o。。oキャラ絵o。。o○
 。+.。゜:;キャラソン;:゜。.+。
 ホワイトキャラソン【God Knows...】
 http://www.youtube.com/watch?v=jsBYeh3yXqY
 ブラックキャラソン【you/ブラックver.】>>19
 *・:,・.。イメソン。.・,:・*
 架流サマ作詞【マイ・ストーリー】>>12
 海美サマ作詞【明日に向かって】>>13
- Re: ポケスペ第1章 *君と私の旅路* 書き込みは自重してね← ( No.7 )
- 日時: 2010/01/05 22:05
- 名前: 亜月 ◆LW1MLyeKg. (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: ホワイト視点
- 6.トキワの森 
 「んー……」
 私はブラックと喋りながらもレッドを探していた。
 大きいポケモンに連れ去られていたけど、森の中にいるのかなぁって。
 後出口までもうそろそろ……かな?
 そうしているうちに、聞きなれた声が聞こえた。
 「……の……!! よ……も!」
 「おっと!! お……い……モン……きた……ポケモン……ぶつ……あっ……ない……ずだぜ」
 「……?」
 レッドと……誰かが話している声が聞こえた。しかし、ところどころ聞こえない部分があって、こっそり近くまで行って草むらにブラックと一緒に隠れた。
 「お前はあの時の! なんでお前がここに……」
 レッドと……あ! 思いだした!!
 ミュウと戦ったヒトカゲのトレーナーだ!
 でも、どうしてここに? という考えはレッドと同じだった。
 そしてとても大きな音が聞こえ、メリメリ……と音を立ててやってきたのは……。
 「うわあああ!」
 「待ってたぜガルーラ!」
 ……ガルーラ? ガルーラってポケモン? もしかしてそれを捕まえにトキワの森まで……。
 ヒトカゲに指示を出し、ヒトカゲはたくさんの炎を口から出し攻撃をする。
 そしてヒトカゲのトレーナーは赤い箱のようなものを出す。
 ……見たことあるな、あの箱。と思ってよく見ると、あれはポケモン図鑑だった。
 「ポケモン図鑑!?」
 レッドは自分のポケモン図鑑と、ヒトカゲノトレーナーのポケモン図鑑を見比べて驚いた。まぁ無理もないけど……。
 「……〝おじいちゃん〟がオレ以外に、二人にポケモン図鑑を授けたと聞いたが……その一人がまさかこんな奴とは……アハハハハ!!」
 ……おじいちゃん? って事は……まさかオーキド博士の孫……って、この人だったの!?
 「まったく、この程度の奴の図鑑とは……見てろ! オレが手本を見せてやるぜ!」
 ああいうのを、ナルシストって言う…………のかな。
 まぁレッドも似たような感じだけど……。
 そのオーキド博士の孫……ヒトカゲのトレーナーはヒトカゲに指示を出し、ヒトカゲはまた口から炎を放って、ガルーラの直撃。ガルーラの体力ももうわずかだ。
 そしてヒトカゲのトレーナーはガルーラにモンスターボールを投げた。
 「……ちっ、もう1発だ!」
 ヒトカゲのトレーナーが何度も何度もボールを投げてもガルーラははじき返してくる。
 ……明らかにおかしい。体力はもうなく、立っているのも限界のはずなのに、ボールを跳ね返す力はあるなんて……おかしい。
 ……そしてガルーラが支えているのはお腹の……もしかして!!
 「オイオイ、こいつはオレの獲物だぜ。横取りする気か?」
 「そうじゃない! このポケモンのお腹には……」
 レッド……もしかして私の考えと一致したって事……?
 ……本当、レッドは最初はバカで頼りなくてそれを口に出すのはあれかなぁとか思ったけど……。
 「……すごい」
 「ん?」
 私は小さくレッドに向かってそう呟いた。
 本当、レッドはすごい、すごいよ…………。
 「お腹の赤ちゃん……大丈夫か!?」
 「え?」
 レッドはガルーラに近づき、お腹の様子を見る。
 ヒトカゲのトレーナーはそれに気付かなかったよう。……本当に博士の孫なの?
 「やっぱり弱ってる……毒ポケモンにでも刺されたのか?」
 レッドは……〝どくけし〟を取り出し、弱っているガルーラの赤ちゃんに使った。
 きっと……一度でも攻撃を食らったら死ぬと思って守ってたのかな。レッドもそう言ってるし。
 ガルーラは再び歩き出し、森の奥に戻って行った。
 「すごいよねレッドは! ね、ブラッ……」
 そこにはブラックの姿は既になかった。
 ……飽きて帰っちゃったのかな? まぁいいや。
 「……あ、ホワイト!?」
 私はレッドと再会し、ヒトカゲのトレーナー、博士の孫の……〝グリーン〟とも別れ、私たちはトキワの森を出た。
- Re: ポケスペ第1章 *君と私の旅路* 書き込みは自重してね← ( No.8 )
- 日時: 2010/01/05 22:06
- 名前: 亜月 ◆LW1MLyeKg. (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: ブラック視点
- 7.木の上から 
 「ふう……」
 危なかったぜ。まさかレッドが自力でカイリューから降りるとはな。
 そして運よく木に落ちてなんとか助かったとか。
 ……ちなみにカイリューは俺のポケモン。本当は誰にもバラしたくないが。
 こんな大きなポケモンを持っていたら驚かれるだろうし。
 「……それにしても……」
 俺はカイリューに乗って上空からレッドとホワイトの様子を見る。
 ……グリーンもいる。どうやらジムだかなんだかの話をしているらしい。
 興味ないけどな。
 ……ホワイトはレッドの応援とかだろう。アイツはジムに挑戦できるレベルじゃない。
 俺はニビシティに生えている木の上でポケギアを再び出した。
 「……もしもしー?」
 ≪あ、ブラック? その後の様子は?≫
 「レッドとグリーンって奴がジムに挑戦しようとしてると言った方がいいな?」
 ≪ふーん……≫
 ここからは見えないが、どう考えてもブルーの顔はニヤニヤしているに違いない。
 俺はブルーと連絡を取った後、〝とある人物〟に電話をかけた。
 「……もしもーし?」
 ≪……もしかして兄さん?≫
 「オレンジ? オレンジなのか?」
 高い声で幼い8歳の女の子の声。そして〝兄さん〟と呼ぶ声。……オレンジだ。
 オレンジは、分け合って俺とブルーと……同い年の男の子と兄弟関係に至っている。
 今はきっとどこかの隠れ家にいるのだろう。
 ≪どーしたの? なんかよーじあんのー?≫
 「……いや、特にないけど……」
 ≪カントー地方ってどんな風なのー?≫
 オレンジにそう言われて、「うーん」と唸る。
 オレンジの住んでいる〝ジョウト地方〟と大抵変わらないと思うんだがなぁ……。
 「あ、そういえば……」
 ≪どーしたのー?≫
 「シルバーいる?」
 ≪あ、うんちょっと待っててー≫
 オレンジは雑音が入らないようにポケギアを抑えようとしたのか、指で押さえる雑音が入った。という事は、やりとりも聞こえてしまうのではないか?
 ≪シルバー! 兄さんから電話ー。でないと寂しくて泣いちゃうってー≫
 ……おいおい、誘い方誘い方!!
 俺は寂しくても死ぬようなウサギじゃないぞ?
 って言っているのにシルバーは電話に出るのか。
 ≪いつの間に情けなくなった? 兄さん≫
 「シルバー……それは聞き間違いのどれでもないんだぜ?」
 ≪それより……急に電話してなんかあったり……≫
 「……特に何もないが……」
 そうだな……一応ブルーは元気だよって伝えとくか。あいつはシスコンだしな。まぁ俺はロリコンでもショタコンでもねーけど。
 後は……俺の事でも大まかに報告しておくか。
 ≪そうか……≫
 「一応オレンジにもそう伝えておいてくれ。あと……」
 ≪……?≫
 「あ、いやなんでもない。お前に話すのは少し早い気がするからよ」
 きっとシルバーは電話の向こうで「?」な顔をきっとしている。
 うん、早い早い。だからあえて言わないでおこう。
 ……そして俺はジョウトに住んでいる……〝血の繋がらない弟と妹〟との連絡を終えた。
 下を見下ろすと、ピカチュウとレッドとホワイト。
 ……そういえばピカチュウは2匹いるが……レッドとホワイトで捕獲をしたのか?
 ……ホワイトのピカチュウはなついているが、レッドのピカチュウは……なつくどころか、手なずけてられてない。
 ……本当へジムに挑戦する気なのか?
- Re: ポケスペ第1章 *君と私の旅路* 書き込みは自重してね← ( No.9 )
- 日時: 2010/01/05 22:08
- 名前: 亜月 ◆LW1MLyeKg. (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: ホワイト視点
- 8.ギャラドスと少女1 
 「結局、グレーバッジを手に入れたのはオレとグリーンだけか……」
 レッドはグレーバッジを手にし、それを見つめながらそう呟いた。
 今は夕方。トキワの森で捕まえたガーディ、〝アディ〟と、レッドのピカチュウと共にイタズラしていたピカチュウ、〝カチュ〟をボールから出していた。
 レッドのピカチュウは少しツンとしている。
 フシギダネとニョロゾはピカチュウを見つめていた。
 「お前も今日からオレたちの仲間だぜ。ほら、友情の握手だ」
 レッドはピカチュウに手を差し伸べる。そしてピカチュウも手を出す……が。
 ……ピカチュウの目がギラリと光って、ニヤリと笑った。これはもしや……。
 「うわあああ!?」
 予想通り。ピカチュウはレッドに電撃を浴びさせた。
 その後も、鬼ごっこ(?)のようにレッドはピカの電撃から逃げていた。
 私は……ニョロゾとフシギダネと一緒に見守っていた。
 レッドとしばらく歩いていると……ん? なんか女の人がでっかいポケモンを相手に……。
 !! あれは凶悪で噂の……ギャラドス!?
 「ヒトちゃん!」
 水攻撃を受けたヒトデマンにすぐ駆け寄る少女。
 ……あんなでかいポケモンは、相当な実力がなきゃ倒せないかも……。
 「レッド……」
 「……助太刀するか」
 レッドと私はお互いに頷く。そしてギャラドスと女の子が居る方向へ向かった。
 「ずいぶんでっけえのを相手にしてるじゃんか」
 「助太刀しますよ♪」
 私とレッドはモンスターボールを構える。
 女の子は私たちを止めようとするが、レッドはお構いなし。
 私はカチュを、レッドはフシギダネを出した。
 「ポケモン……! あなたたちもポケモントレーナーなの?」
 「ええ!!」
 するとギャラドスは攻撃のたいせいに入る。
 これはさっきも見たような光景。もしかして……。
 「〝ハイドロポンプ〟よ! 気をつけて!」
 「…………」
 「……て、……!!」
 私はカチュに小さな声で指示を出す。
 と共にギャラドスのハイドロポンプの中から回転しながらカチュが出てきた。
 そして綺麗にスタッと着地成功。
 フシギダネはと言うと……。
 「……あれ?」
 「へへ、水系の攻撃は草ポケモンにゃ効かねーぜ」
 女の子はポカーンとしている。まぁ、常識的(?)に考えてそうだけど……まぁダメージを受けるときは受けるけど……。
 つまり、ギャラドスの攻撃は少し威力が低いことが分かる!
 「よし、こんどはこっちの番だな。やれ! フシギダネ!!」
 フシギダネは背中のタネからタネを出した。あれはやどりぎのタネだ。毎回ポケモンのダメージを奪って自分の体力を回復させる、なんというか……鬼畜な技。
 さすがのギャラドスもやどりぎのタネにしめつけられ、体力をどんどん奪われていった。
 「よし、今のうちよヒトちゃん。〝じこさいせい〟!」
 女の子のヒトデマンは、じこさいせいをし、体力を回復した。
 女の子のヒトデマンも結構強そうだな〜。じこさいせいなんて使うからそうとうだろうなぁ……。
 「では最期はトリプル攻撃と……」
 「いきますか!!」
 「フシギダネ!」
 「ヒトちゃん!」
 「カチュ!!」
 ギャラドスも怒りだしてきたので、また暴れるだろうと、3人で頷いた。
 そして3匹のポケモンを構える。
 「〝つるのムチ〟!」
 「〝バブルこうせん〟!」
 「〝でんきショック〟!」
 私たちのトリプル攻撃で、ギャラドスは相当はダメージを受けた。
 そして仕上げは、レッドのモンスターボール。
 「よっしゃあ、いただき!」
 レッドはギャラドスの捕獲に、見事に成功した。
- Re: ポケスペ第1章 *君と私の旅路* 書き込みは自重してね← ( No.10 )
- 日時: 2010/01/05 22:11
- 名前: 亜月 ◆LW1MLyeKg. (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: ホワイト・ブラック視点
- 9.ギャラドスと少女2 
 「助かったわ、ありがとね。……ええと、」
 「レッドだよ」
 「ホワイトです」
 私とレッドは女の子に自己紹介をする。
 女の子は右腕に怪我をしていたが、なんとか大丈夫そうだった。
 「しっかしこんな所に、こんなすげえポケモンがいるなんてビックリだぜ。野生のポケモンかなあ……」
 「……ギャラドスは水のポケモンよ。こんな所に生息していることはありえない……」
 ……確かに。
 見るかぎり、どう考えてもギャラドスは水に住むポケモンのはず……でも、どうしてこんな野原に?
 「そのギャラドスは野生のものじゃないわ。私のポケモンだったのよ」
 「ええ〜〜〜っ!?」
 「……!?」
 その子が言うには、そのギャラドスは1週間前に何者かに盗まれた。そして、帰ってきたときには……凶暴化していたという。
 そしてその暴れまわるギャラドスを追って自分の町からここまで来た……。
 「でも、よかったわ。あなたたちのおかげで暴走をくいとめることができたし……」
 「いいもんか!」
 「れ、レッド!?」
 「自分のポケモンがおかしくなって平気なのかよ! きっと、その盗んだ奴ってのが何かしやがったにちがいねえ!」
 レッドは……きっとギャラドスを凶暴化させた奴を恨んでいると思う。
 ……レッドは、自分の事を優先的に考えるが、人の事を考えることもよくある。
 だからレッドは優しい。そんな彼が好きなのかな……と思った矢先。
 「よーし、このオレ様がとっちめてやるぜ!」
 「ちょっ、ちょっとどこへ行くつもり?」
 あーあ、また調子乗っちゃったか……。
 私はものすごい大きくため息をつく。
 こうなるとレッドは頭の回転がおかしくなって、おかしな展開にさせてしまうこともしばしば。
 「どこって……あ、あれ? ……ところで悪い奴、どこ?」
 「知ってりゃ、もう行ってるわよ!」
 「……はぁ……」
 こんなレッドだけど、やっぱりレッドが居なきゃ私は一人で旅は出来ないんだろうなぁ……。
 —ブラック視点—
 現在、オレはハナダシティ。
 オレはとある人物と会っていた。それは……。
 「……お前がグリーンか?」
 「……なんの用だ?」
 トキワの森にいた、ヒトカゲ……いや、今はリザードの少年、グリーンといた。
 なんの話をしていたかというと……。
 「レッド?」
 「ああ。お前、ガルーラの赤ちゃんがどく状態なのを無視して捕獲をしようとして、それをレッドに邪魔されたんだろ?」
 オレは小馬鹿にするように、鼻でフフンと笑うと、グリーンはオレを睨みつけてきた。
 「オレは……おじいちゃんのために図鑑完成をさせなければならない。だから、手段は選ばない」
 「……ふーん」
 図鑑完成、か……。
 なんなら図鑑盗んどけばよかったなーとか少し思う。
 まぁ、ブルーも持ってないとか言ってたし別に良いけど。
 あいにくオレはそんな事している暇はないしな。
 別にどうでもいっか。
 「……なぁグリーン」
 「なんだ? お前もレッドみたいにどこまでもついてくるのか?」
 「違う違う!! ……実は……」
 「……そんな事かよ?」
 「頼む! どっか連れてく程度でいいからさ!!」
 「……ったく……まぁいいが」
 オレはグリーンに〝ある事〟をお願いして、グリーンは引き受けてくれた。
 ……グリーンは少し微妙な顔をしていたが。
 まぁ、これで……なんとか出来る!!
- Re: ポケスペ第1章 *君と私の旅路* 書き込みは自重してね← ( No.11 )
- 日時: 2010/01/05 22:12
- 名前: 亜月 ◆LW1MLyeKg. (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: ホワイト・グリーン視点 youっぽく書いてみました
- 10.オツキミ山、そして同じころに。 
 時は過ぎてお月見山洞くつ内。
 私とレッド、そしてカスミの3人で洞くつの中を歩いていた。
 が……暗いため、レッドのピカチュウと私のカチュで明るくして歩いていた。
 ……少々ピカチュウはつーんとしているが。
 3人で喋りながら歩いていると、レッドが何かにぶつかった。
 レッドは岩にぶつかったと言っているが、岩に見えなくもない物体がなんだか違和感があった。
 あ、シャレじゃないよ。
 「!! レッド! それは岩じゃなくて……!!」
 ポケモンの……サイホーン。
 サイホーンは思い切り私たちを睨みつけてくる。
 すると今度はそのトレーナーらしき人が現れた。
 忍びのような服……だけど見たことがある。
 胸の赤いRのマーク、黒ずくめで、集団がその人の周りに集まってくる。
 この人……ロケット団員!?
 しかも……幹部か何か? ……ロケット団の下っ端が集まると言うことは。
 「おまえら、ロケット団だな!」
 「ホウ、我らの名前を知っているとは……何者だ?」
 その幹部っぽい忍びっぽい忍者っぽい……もう忍者でいいや。忍者は私たちをギロッと睨みつける。
 そしてレッドが勝負のたいせいに入る。ピカチュウと共に。
 レッド……負けないで!
 そして…………頑張って……!!
 —グリーン視点—
 ライトブルー……かつてオレの弟のような存在だった。
 いきなり現れ、そして気がついたらいなくなっていた……。
 ライト……。
 今、どこで、何をしているんだろうか?
 この空の続く場所にいるのか?
 ……そして、いつものように笑顔でいるのだろうか……。
 ……それだけを願い続ける。
 それにしても……ブラックはどうして奴を……?
 ……電話番号聞いたし、連絡してみるか……。
 「もしもし……」
 ≪グリーン? どうしたんだ?≫
 「お前に聞きたいことがある」
 電話ごしなので、相手からはオレの顔が見えないだろうが、もし、この場にいたら相手を……ブラックを、睨みつけていただろう。
 「……なぜおまえはライトブルーを……ライトの存在を知っている?」
 ≪……グリーン。誰にも伝えないと約束するなら教えてやる≫
 「……分かった」
 オレは少し冷や汗を流した。
 ……かつてオレは幼い頃、とある場所で修業を受けていた。
 そして長い長い修行が終わった後、しばらくして、いきなりオレの前に現れたのは……。
 ボロボロの服。あちこちから血を流している少年が家の前で倒れていた。
 ……ほっとけない状態であった。
 それが、オレとライトの出会いだった。
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