二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- あまりにも遠くて近い存在のキミ—REBORN—
- 日時: 2010/05/25 17:03
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
- クリック有難うございます! 
 今回は結構難しく書きたいと思います。
 理解が無理って方とか、
 イヤだって方はUターンを!
 嫌われでは無いです一応。
 一話一話が短いと思います・・・。
 頑張ります!
 ・目次
 第零話
 第一話 桜の木の下
 第二話 大空が二つ
 第三話 ボンゴレリング二つ
 第四話 情
 第五話 巡る感情
 第六話 幻想世界
 第七話 無題
 第八話 初代大空
 第九話
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- Re: あまりにも遠くて近い存在のキミ—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/05/25 11:48
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
- 第零話 
 近くて遠い君の存在。
 俺は全てが絶望に染まった。
 このマフィアの世界で、血を見るのは当たり前だと思っていた。
 錯覚したんだ。
 俺は全てが絶望に染まり行く浸蝕される中で。
 たった一つの希望にたどりついた。
- Re: あまりにも遠くて近い存在のキミ—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/05/25 12:52
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
- 第一話 桜の木の下 
 「ただいま」
 「お帰りに成ったのですか十代目」
 獄寺君は俺のデスクに一枚の報告書を出した。
 任務は成功か・・・。
 「・・・」
 「どうしましたか、十代目?」
 「・・・何でもない。少し、風に当たってくる」
 「そうですか、」
 俺は、マントを肩に羽織り、部屋を出た。
 ◆
 カリカリ・・・。
 書斎部屋。
 部屋内ではボールペンの気持ちいい音が響いていた。
 デスクに座っているのは、このファミリーの10代目ボスである少女——・・・六条刹那だった。
 「・・・誰も居ないな」
 少女はペンを置き、マントを羽織る。
 窓をガラッと開けて、両手にグローブを嵌める。
 大空の炎を灯し、空を飛んだ。
 大空の炎が空に飛び散る。
 ◆
 「っと・・・」
 何とかサクラの前で着陸して、額に炎を灯したまま、サクラを見上げる。
 綺麗にピンク色の花が舞う。
 「・・・」
 ガサッ
 「・・・お前は・・・?」
 そこに現れたのは、似たような容姿を持つ少年だった。
 金色の髪とは正反対な茶色の髪を持つ少年。
 彼は俺に冷たい視線を向けていた。
- Re: あまりにも遠くて近い存在のキミ—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/05/25 13:28
- 名前: 魔鬼 ◆jWwIlynQcU (ID: iJPfGsTj)
- どうも、始めまして。十代目が綱じゃない?面白いいです!頑張ってください! 
- Re: あまりにも遠くて近い存在のキミ—REBORN— ( No.4 )
- 日時: 2010/05/25 13:56
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
- 第二話 大空が二つ 
 「お前の名前は何ていうんだ?」
 「・・・」
 先程から少年は黙ったまま。
 何も喋らず、只、ずっと立ち尽くしている。
 年は八歳くらいか・・・。
 こんな子供が何故ボンゴレの前でウロウロしているんだ?
 疑問が飛び交う中、少年は俺の顔を見た。
 「・・・綱吉」
 「・・・へ?」
 「沢田、綱吉」
 そう言って少年は俺の眼を見ていた。
 「・・・綱吉か・・・いい名だな」
 ニコッと笑って彼の頭を撫でる。
 彼は鬱陶しそうにしながらも、おとなしくしていた。
 桜の花びらが舞うその木の下で俺達は座っていた。
 「・・・」
 「何だ?」
 スッと彼が俺の顔を再び見た。
 「・・・お姉ちゃんは何歳なの?」
 「23歳だ。お前の年齢は?」
 「8歳だよ。ねぇお姉ちゃん」
 「?どうした?」
 ギュッと、少年が綱吉ガ、
 手を握った。
 「・・・俺の世界に来て欲しいんだ」
 「え?」
 少年が、綱吉が取り出したのは大空のボンゴレリングだった。
 瞬間、あたりを白い光で染め上げた。
 ◆
 ここは・・・?
 —お前なんか、化け物以外何者でも無い!
 —この、化け物が!
 記憶・・・?
 —炎を出すなんて、化け物だわ!
 ッ・・・!!!
 ◆
 ドサッ
 「ッ・・・」
 俺はゆっくりと眼を開けて周りを見る。
 桜の木の下だった。
 「・・・?」
 ガサガサッ
 「・・・お前は・・・?」
 「・・・誰・・・?」
 そこに居たのは、先程の少年、いや、大人になった姿の少年だった。
- Re: あまりにも遠くて近い存在のキミ—REBORN— ( No.5 )
- 日時: 2010/05/25 14:32
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
- 第三話 ボンゴレリング二つ 
 「・・・お前」
 「拳銃降ろして欲しいんだけど(汗)」
 いい加減その手に持って構えている銀色の拳銃を下げて欲しい。
 桜の木の下で物騒なものを構えた少年の手に、フと眼が留まった。
 「ボンゴレリング・・・!?」
 「何で知ってんだお前」
 更に殺気を高められた。
 ビシバシ当たっていたい・・・。
 「だって、俺はボンゴレ十代目だから」
 「・・・ハァ?何言ってんのお前、俺がボンゴレ十代目なんだけど」
 「・・・へ?」
 コレは・・・どういうことなんだ?
 するといきなりボンゴレリングに炎が燃え上がった。
 「「!?」」
 ボォォォッ
 お互いの炎が燃え上がる。
 オレンジ色の、純粋な炎。
 純度の高い、炎が。
 「共鳴を・・・している・・・?」
 炎は消え、俺はボンゴレリングを見つめた。
 「・・・今のは・・・」
 ズキン・・・
 —大好きだよ!—
 「!?」
 俺は頭を抑え、蹲った。
 「オイ、」
 俺は、そこで気を失った。
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