二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ボンゴレⅠ世と夜空 【復活】
- 日時: 2010/08/02 12:52
- 名前: アリア (ID: JYUE09Me)
- 初めまして、アリアです。 
 ジャンプ系の漫画が大好きで、書こうと思います。
 のんびりですが皆様どうぞごらんになって下さい。
 *注意*(しないと思いますが)
 荒らしはやめてください。
 批判・中傷累々はやめてください。
 オリキャラの募集はやりません。(私の頭では無理なため。)
 どうぞご了承ください。
- Re: ボンゴレⅠ世と夜空 【復活】 ( No.35 )
- 日時: 2010/12/09 16:53
- 名前: アリア (ID: 5FEzjtUd)
- 風さん> 
 でしょうねwwwそういうパターンでやってますからねww
 ナナとGはひっそりと仲良し、ジョットがそれを見てイライラ…→Gに仕事を押しつける→ナナがGを手伝う→更に仲良しに見えてイライラ…の繰り返しwwが、この三人の毎日ですww
 もしかしたら、ジョットはナナを射止めれないかもしれませんねww
- Re: ボンゴレⅠ世と夜空 【復活】 ( No.36 )
- 日時: 2010/12/17 12:48
- 名前: 風(元;秋空 (ID: l4scGqhv)
- シモンがまさか出てくるとは…… 
 って言うか何と言う三角関係…
 さらりとトマゾファミリーの名が出て居たのが何だか良かったです^^
 ナナ……鈍いですからね(笑
- Re: ボンゴレⅠ世と夜空 【復活】 ( No.37 )
- 日時: 2011/03/15 16:53
- 名前: アリア (ID: 5FEzjtUd)
- 〜第十話〜〝すまない〟 
 「ふぁ〜……ん?」
 仕事を終え、伸びをしながら部屋に帰ろうとしているナナは途中で足を止めた。
 「ほら、何とか言いなさいよ!」
 「いつも黙ってるくせに!」
 「場違いなの、わからないの?」
 美しく着飾っている女性たちが、誰かを中心に言い寄っていた光景が目に入った。
 __そういえば、今日はシーラ家とムレコ家のお嬢様方が来るとか言ってたな…。誰だったか忘れたが、確か見合い話じゃなかったかな?…よくよく考えてみれば、守護者達全員顔が整っているからなぁ…。
 と、ナナはよくわからない感心をする。
 _とりあえず、助けに行くか?
 「おい、そこのお前達」
 キッ、と女性達が振り返る。
 真ん中には、ナナと似たようなスーツを着たクローバーがいた。
 「いじめ?よくないよ、そういうの」
 「何よ、貴方には関係ないでしょう!」
 「そうそう、出しゃばって来ないで頂戴!」
 はー、とため息をつくと、横からの気配に気づく。
 「あ、ジョットにアラウディ。お前達か」
 二人に手を上げると、ジョットが子供の様に目を輝かせる。
 「ナナ!!会いたかったグフェオ!!!」
 「アラウディ、ナイスだ」
 「………なんで僕は、こんなのに着いてきたんだろうね」
 ふう、と目頭を押さえながら、もう片方の手に握っている手錠で巧みにジョットを掴む。
 「…!!アラウディ様…!?」
 「ジョット様まで…!!」
 「ねぇ、君たち。ここで何をしているの?」
 慌てる女性達。
 「あ…その…」
 「…今日のところはお引き取りを、シーラ・カナリア嬢、マリアン=ムレコ嬢」
 「……わ、わかりましたわ…」
 ギリ、と歯を食いしばりながら去る二人。
 「…あ、あの」
 「ん?どうした、クローバー」
 おどおどした様子で頭を下げるクローバー。
 「あ…ありがとうございました…」
 「ん、別に気にするなよ。俺は何もしてないし…礼ならジョットとアラウディに言いな」
 「あ、は、はい…」
 「そんなことよりナナ!!話があるんだ!!!」
 いつの間にか手錠を外してナナの近くに寄りそうジョット。
 「な、何だ?」
 「…いや、ここじゃダメだ…執務室へ行こう。…アラウディとクローバーも」
 〜執務室〜
 執務室には、既に他の守護者達が揃っていた。珍しいことに、デイモンまでもいた。
 「で、話とは何でござるか、ジョット?」
 「ふむ………。ナナ」
 「?」
 ジョットは、真剣な顔でナナの手を取り言った。
 「俺と、結婚を前提に付き合ってくれ」
 ナナは少し驚いた顔を見せ___数秒の沈黙の後、
 「…すまない」
 部屋中に驚きが響いた。
 __とある屋敷
 「この写真に写っているのは…まさしく、ノーチェだ…」
 男は静かに微笑んだ。
 「ええ。間違いありませんわ、お父様…まさしく姉様です…」
 「…しかし、ボンゴレにいるとはどういう事ですの?早く、姉様を連れ戻して頂戴」
 「……かしこまりました、ヴィーネ様」
 空はもうすぐ夜になりかけていた。
- Re: ボンゴレⅠ世と夜空 【復活】 ( No.38 )
- 日時: 2011/03/16 15:04
- 名前: ココア (ID: 5FEzjtUd)
- 〜第十一話〜〝別れ〟 
 夜、1人きりでナナは庭に佇んでいた。
 その面影はどこか、辛そうであり、悲しそうでもあった。
 「………ジョット…」
 ポツリと今はこの場にいない彼の名を呼ぶナナ。
 記憶は、今日の夕方へと戻る。
 「…すまない」
 そう言った時、部屋に驚きが響いた。
 ジョットさえも、目を見開いていた。しかし、ゆっくりと口を動かした。
 「……そうか…。ならば、ナナ…1つだけ、聞かせてくれないか」
 「…何だ?」
 「ナナは、俺の事を…どう、思っている?」
 ジョットの口から出た言葉に、思わず身を固めるナナ。
 「…俺にとって、ジョット、お前は…」
 「お前は…弟、みたいなものだと思っている」
 「!」
 「一緒にいて楽しいし、確かにお前を好いている…」
 「が、それはあくまで友情の「好き」だ」
 「…それが、思慕へ変わるという…希望は?」
 「…希望など…ない…」
 ナナは、自嘲的な笑みを浮かべた。
 「許してくれ…ジョット。私には、お前の伴侶となる資格はない」
 「……………」
 「話はもう終わりか?」
 「…ああ」
 「じゃあ、俺は部屋に戻る。…おやすみ」
 そう言って、ナナは執務室を出た。
 守護者達は、皆何も言えなかった。ジョット、そしてナナの、あんなに悲しげな顔を見たことがなかったからだ。
 庭にある大きな一本の木を愛しそうに撫でるナナ。
 その木は、ジョットと共に守護者達とのかくれんぼで一緒に隠れた木。
 「フフ……私に、結婚を前提に、か……」
 ナナの口元に笑みが綻ぶ。
 「フフフ……アハッ………アハハハッ」
 ガツリ、と木に額をぶつける。
 「言えるわけ、ないじゃないか……っ!」
 ナナの瞳から、涙がこぼれ落ちた。
 「だったら、何でテメーは泣いてんだよ」
 「…G?」
 後ろを振り返ると、腕組みをしたGが立っていた。
 「どうして…ここに?ジョット達とビュージェファミリーを潰しに行くんだろ?」
 「俺は留守番だ。テメーだけだと心配だからな」
 「ま、そんなことはどうでもいい。…それより、ジョットの事だ」
 グッ、とナナの襟を掴んで持ち上げるG。
 2人に背の差はあまり無いものの、やはりGの方が高いので、ナナを容易く持ち上げる。
 「何でテメーはジョットの求婚を断った!?」
 「ジョットは…アイツは、テメーの事を本気で愛してる。テメーだってそれくらいの事、わかってたんだろ!?」
 ナナは、すまなさそうに顔を背ける。
 「俺は……」
 口を開きかけた時、ドオン!!と大きな爆発音が響いた。
 「何だ!?」
 Gも音を聞き、どうするべきか、と考えるがナナが先に口を開く。
 「G、この話は…また後だ。今は、俺達以外の幹部はいないんだ」
 「俺達幹部がうろたえてどうする。早く、行くぞ」
 「……あぁ」
 「だが、後で答えは聞かせて貰うからな」
 「…わかった」
 2人は、同時に走り出した。
 「……!!皆!!」
 ナナとGが爆発音のした西側へと向かうと、大勢の仲間が傷を負って倒れていた。
 「G、俺は他の所を見てくる!ここはお前に頼んだ!!」
 そう言うと、ナナは他の所を確認しに走っていった。
 Gは走り去るナナを見た後、倒れている者達を確認し__
 「お前…シモン!おい、シモン!!しっかりしろ!!」
 傷だらけのシモンを、見つけた。
 「どこのどいつだ…!?」
 Gはジョットと並ぶ昔ながらの友の姿に怒りを燃やし、犯人を捜そうとし___
 「抵抗はやめて頂こう」
 カチャリ、と頭に何かを突きつけられる感触。
 そのヒンヤリとした黒い物体は普段己が使っている武器だからこそ、瞬時に分かった。
 「お前らが…犯人か」
 「犯人とは心外だな」
 Gに銃を突きつけた女は、ゆっくりとフードを取り、Gと視線を合わせる。女の後ろには、大軍がいた。
 「我々は王国連合軍」
 「私の名はシェリア・ウィネリア。王国連合軍第一部隊隊長だ」
 「我々はボンゴレにいる〝ナナ〟と言う女性を捜している」
 「知らないか?」
 「ハッ、テメーらに言うことなんざ、1つもねーな」
 パン パパン
 渇いた音。
 「ぐあっ……!!!」
 「ほう、友を護る為に自らを犠牲にするのか。まぁ良い。もう一度問うぞ」
 「〝ナナ〟は…何処だ?」
- Re: ボンゴレⅠ世と夜空 【復活】 ( No.39 )
- 日時: 2011/03/16 15:05
- 名前: ココア (ID: 5FEzjtUd)
- そういえば、言い忘れてたwww 
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