二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- NARUTO疾風伝版 木の葉高校
- 日時: 2010/08/16 13:29
- 名前: 吉瀬 来駕 (ID: TmxFvEgG)
- こんにちは。吉瀬です。 
 これはナルトやサスケやサクラが「木の葉高校」という舞台でどんちゃんやる話です。話ついていけなくなったり、キャラ崩壊がいやだという人は遠慮なく戻るをクリック!お願いします。
 いろんなキャラクターももちろんでます。原作ですでに死んでる人も登場します。「お前が高校生なわけねーだろォォォ!」というような奴も登場します。
 そんな意味ワカラン物語ですが、見ていただけるのなら幸いです。
- Re: NARUTO疾風伝版 木の葉高校 ( No.11 )
- 日時: 2010/08/22 11:43
- 名前: 吉瀬 来駕 (ID: TmxFvEgG)
- なるなるさんへ 
 コメントありがとうございます!
 サスケとナルト、いつか書いてみたいです!というかやります!
 ナルトは・・・ケンカ結構強いです(多分)
 いつかのエンディング、パクったっぽい話ですから、コレ。
- Re: NARUTO疾風伝版 木の葉高校 ( No.12 )
- 日時: 2010/08/22 12:00
- 名前: 吉瀬 来駕 (ID: TmxFvEgG)
- 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
 
 ケンカしていたのは、女子2人だった。
 1人は、見間違えようもなく、ナルトの将来の相手(妄想で)サクラである。
 もう一人は・・・、
 「誰だってばよ?」
 薄いクリーム色のような長髪を、くくっている。それでも腰ほどまであるから、何年のばしているんだろうと思うほどだ。瞳はきれいな水色。
 山中いのである。
 その2人は、ぎゃーぎゃーと今にも取っ組み合いになりそうなほどの言い争いをしていた。
 殺気を振りまく乙女達は、周りを圧倒しているため誰も近寄らない。ナルト自身、一歩離れたほどだ。
 だが、飛んでくる単語は「サスケ」「イノブタ」「デコリン」「私が」「好き」・・・。
 (サスケぇ!?)
 両方、サスケが好きなようである。ナルトに言わせてみれば、「あんな奴どこがいいんだってばよ!」である。
 「さ、サクラちゃん・・・」
 ともあれ、止めようと声をかけたのだったが、
 「あんたは黙っとけ!」
 パンチが返ってきた。クリーンヒット!
 書類やらなんやらは廊下に散らばり、ナルトもずさっと倒れる。
 その時、
 「おいおい、何面倒くさいことしてんだよ・・・」
 だるそーな声が頭上からした。
 黒髪を後ろで束ねた、黒い瞳の少年。奈良シカマルだった。
 「そうだよ、いの」
 その後ろに、もしゃもしゃとポテチを食べているデ・・・こほんこほん、ちょっと横に大きい少年、頬にある赤い渦巻きが特徴の秋道チョウジが言った。
 いのが不機嫌そうに振り向き、
 「うっさいわね、あんた達には関係ないでしょ!」
 「そうよ!いい加減決着つけないとね!」
 サクラも言い、ますますケンカは手に負えなくなってきた。
 「あーあ・・・めんどくせー」
 シカマルが頭を掻き、足下にあった書類を拾った。
 「あっ、それ、オレのだってばよ!」
 「ん?・・・ああ」
 ほらよ、と差し出してくる書類を受け取り、散らばっている他のものもナルトは拾い始めた。
 チョウジもシカマルも手伝ってくれ、捗った。・・・女子2人は未だ言い争っていたが。
 「ところでよ、お前、見たことない顔だな」
 シカマルが、今更のように尋ねる。
 「おう!オレ、うずまきナルトだってばよ!」
 「あ、転入生だよね。結構話題になってたよ」
 チョウジが言う。
 「そうだってばよ!あのさ、あのさ、それで気になってたんだけど、『鷹』ってなんだ?『暁』も!」
 思いつきで訊いてみたのだが、予想外に2人に変な目で見られた。
 「・・・?オレってば、おかしなこと言ったか?」
 それには答えず、
 「・・・・・・・・・・・」
 長い沈黙の後、シカマルが唖然とした表情で言った。
 「お前・・・めんどくせーことに巻き込まれてんなぁ」
 「?」
 それから、シカマルは説明してくれた。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- Re: NARUTO疾風伝版 木の葉高校 ( No.13 )
- 日時: 2010/08/27 16:58
- 名前: 吉瀬 来駕 (ID: TmxFvEgG)
- 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
 「この学校は、大体の不良が二大組織に属してる。そのひとつが、サスケのいた『暁』だ。理由は知らないが、サスケは『暁』を抜けて、新しく『鷹』を作った」
 「『鷹』を作ったら、どうなるんだってばよ?」
 「知らないが・・・まぁ、めんどくせーことに変わりはねーな」
 シカマルはやれやれとため息をつきながら、
 「サスケは強いし。それで狙われてる。抗争相手に就かれたくないしな」
 (む。そんなに強いのか)
 ちょっと腹立たしい気持ちである。
 「まあ、お前も気を付けとけよ。大きいケンカを起こせば、狙われる可能性もあるからな」
 シカマルはそう言って、めんどくせーと言いながらいのとチョウジを連れて去っていった。
 サクラが挑発しながら、それを見送る。
 サスケとマダラの関係はまだいまいち掴めていないが、狙われているということはわかった。
 まあ、別に関係ないし。
 そんなことを思い、職員室に書類を届けた。そして、ある一人の人物に出会う。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- Re: NARUTO疾風伝版 木の葉高校 ( No.14 )
- 日時: 2010/08/30 10:22
- 名前: 吉瀬 来駕 (ID: TmxFvEgG)
- 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
 その人物は、優しそうな顔をした、赤い髪の少年だった。この学校に珍しく、制服もきっちり着ているから相当の真面目さんである。
 「君、転入生?」
 「そ、そうだってばよ」
 ナルトがちょっと身構えながら答える。右目を隠した髪型をしているその少年は、長門、と自分で名乗った。
 「ちょっと、訊きたいことがあるんだけど」
 「お、おう」
 「君さ、不良組織に入らない?」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハイ?」
 聞き間違いかと思ったが、今度はゆっくり「不良組織」と言ってくれたので、精一杯リアクションがとれた。
 「ええええええええええええええええええ!?」
 驚くナルトに、「うん、そうだよ」と笑顔で言う長門。
 「な、なんで、オレに・・・!?」
 「そりゃあ、仲間は多い方がいいし。君だって、狙われる可能性が低くなるのはいいんじゃない?」
 長門はさらりと言う。そして、自分がその組織のリーダーで、「暁」を潰そうとしていると説明した。
 「その組織ってのは、いいもんなのか?」
 「うーん・・・まあ、ケンカとか抗争とか、それ自体がいいってわけじゃないんだけどね」
 少なくとも、マダラよりは好感が持てる。
 (・・・あれ?待てよ、それってシカマルの言ってた・・・)
 ふと思う。確か、そんなことを言ってたような気がする。だとすると、それはつまりどういうこと?「暁」と抗争しているという、二大勢力のもうひとつが、この優しそうな少年が率いている組織なのだろうか?
 まあ、ナルトの脳味噌ではすぐに善し悪しがわかるはずもない。
 「ちょっと考えさせてくれってばよ」
 ナルトがそう言っても、長門は快く頷いたのだった。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- Re: NARUTO疾風伝版 木の葉高校 ( No.15 )
- 日時: 2010/08/30 13:53
- 名前: 吉瀬 来駕 (ID: TmxFvEgG)
- 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
 
 「なー、父ちゃん」
 「ん?珍しいね、ナルト。なんだい?」
 母とにてお気楽のナルトにしてはやけに情けない顔をして、ミナトに尋ねた。
 就寝前である。クシナではなく、ミナトに相談を持ちかけているということは、要するに「男同士の会話」なのだろうか。
 「父ちゃんってば、ケンカって悪いものって思うか?」
 「・・・・・・」
 ミナトも、木の葉高校がそれなりに荒れていると耳にはしている。だが、ナルトはケンカに一つや二つ負けたからといってめげるような奴ではない。
 ミナトは、ナルトの方を見ながら答えた。
 「さあ。オレには、わからない。だけど、正義を名乗って暴力を振るうのはいけないことじゃないのか」
 穏和な表情と声に、ナルトは少し元気づけられた。
 「かと言って、理由もなくケンカするのもいけないとは思う。オレなら・・・」
 と、ミナトは息子とそっくりな笑顔を見せて笑った。
 「オレなら、大切な者を守るために戦いたい」
 「・・・!」
 ナルトがはじかれたように顔をあげた。
 何度かうなずき、晴れ晴れとした顔で「おやすみ!」と告げる。
 ミナトは息子の成長を微笑ましく思いながら、果たしてガールフレンドはできたのだろうかといらんことを考えた。
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この掲示板は過去ログ化されています。

