二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- マリア様が見てる コメント待ってます!!
- 日時: 2011/01/29 22:20
- 名前: 百合 (ID: pkkudMAq)
- こんにちわ☆ 
 コバルト文庫の「マリア様が見てる」って知ってます?
 知らないのなら、読んでみよう。
 検索したり、図書館で借りてみましょう。
 面白いですよ?
 それに、呼んでいたほうが絶対に
 面白いですよ。
 呼んでいなくても、十分楽しめますけどね ・<v
 では、物語でお会いしましょう。
 それまで、失礼いたします…—————。
 目次
 登場人物…>>1
- Re: マリア様が見てる ( No.11 )
- 日時: 2011/01/28 23:35
- 名前: ゆうか ◆Wf7hP7y85M (ID: pkkudMAq)
- 4 シンデレラとロザリオ 
 事が始まったのは、いつだったのだろう…
 時間をさかのぼるが…といってもついさっきだが…
 祥子様のこの一言で、すべてが変わったんだっけな…
 「部屋に入ってからお話します」
 こんな事をサラリと言うから私はこんな事に…。
 「お姉様方にご報告いたします」
 「一体何が始まると言うの?紅薔薇のつぼみ」
 白薔薇様はそういうと、祥子様のお姉様は、
 「まぁまぁ。祥子の話を聞きましょう」
 「そうね。紅薔薇様」
 薔薇様たちは、話を聞く体勢になったようだ。
 「ほら、あなたからも紹介しなさい」
 「はい…。福沢…祐巳です」
 普通に名乗ってしまったが、これでいいのだろうか?
 だが、薔薇様方は納得。
 「なるほど。で?その福沢祐巳さんがどうしたの?」
 「私、この祐巳にしますわ」
 何を言っているのか分からない…。
 なにを、私にするんですか!?
 「祥子…。あなた、自分が何を言っているか分かっているの?」
 「当たり前です」
 私は頭の中いっぱいに「?」マークが敷き詰められている。
 そんな時、蔦子さんは手を上げた。
 「失礼ですが、私には話がまったく見えません」
 私もだよ。蔦子さん。
 そしたら、薔薇様たち
 寝ます…。明日をお楽しみに…。
- Re: マリア様が見てる コメント待ってます!! ( No.12 )
- 日時: 2011/01/29 13:15
- 名前: ゆうか ◆Wf7hP7y85M (ID: pkkudMAq)
- そしたら、薔薇様たち 
 「そうね。話が見えないのも仕方がないわね」
 そう言って、紅薔薇は話し始めた。
 「今度、山百合会の二年生でシンデレラをする事になったの。主役は祥子」
 「お姉様、わたくしそんな事聞いていません」
 祥子様は反論した。
 「当たり前。祥子は花寺の生徒会長の話になったら、逃げるんだもの」
 ? また、話が遠くなった。
 「つまり、祥子はシンデレラ役がいやで、妹を作ったら役は降りてもいい。そういうことになったの」
 最初ッから、そう言ってくださいよ…。
 「あ、だから、祐巳さんを呼び止めたのか」
 祥子様は、一瞬「は?」という顔になった。
 まさか、覚えていらっしゃらない…!?
 「ほら、ここに。証拠だってあります」
 蔦子さんが写真を見せると、勝ち誇った顔になった。
 「お姉様、これを見ても、私が今祐巳を妹にしようと思ったとでも?」
 動かぬ証拠を…動かぬ写真を見せられた薔薇様たちは戸惑った。
 一人を抜かしては。
 「祥子、今名前を知ったばかりの福沢さんを妹にしようなんて本気?」
 「……。今名前を知ったわけじゃありません。元々知っていました」
 祥子様は、少し動じたが写真は味方。
 いつもの冷静さを取り戻した。
 「ま、よく考える事ね」
 「は?」
 祥子様は、戸惑った。
 「蓉子が言いたいのは、妹もできないあんたには発言権が無い。そう言いたいのよ」
 「だから!!この、祐巳を妹にすると…」
 聖様は、祥子様の言葉を遮った。
 「それ、祐巳ちゃんは認めてる?」
 「それは…」
 私は、さっきから言葉を発していない。
 喋るタイミングが分からないからだ。
 「じゃ、却下。ま、祐巳ちゃんが認めるまで努力しなよ」
 「っ……。そうですか!!では、ごきげんよう!!」
 「じゃ〜ね。祥子」
 聖様は、軽々しく祥子様を参らせた。
 私は、どうすれば…?
 と思っていると、祥子様に連れて行かれた。
 「来なさい」
 「は…はい」
 私は、祥子様の後をついていった。
 祐巳は、祥子の妹になるのか…?
 では、またのお楽しみと言う事で
- Re: マリア様が見てる コメント待ってます!! ( No.13 )
- 日時: 2011/01/29 13:49
- 名前: ゆうか ◆Wf7hP7y85M (ID: pkkudMAq)
- オリキャラ♪ 
 華村 舞
 小笠原グループと仲がいい華村グループの孫娘。
 こちらも、母は元華族と言う、筋金入りのお嬢様。
 プライドは、高いが祥子とは違い、人の目は気にしない。
 通学電車ではなく、自宅の車で通学している。
 学校の日以外は常にボディーガードが付いている。
- Re: マリア様が見てる コメント待ってます!! ( No.14 )
- 日時: 2011/01/29 14:09
- 名前: ゆうか ◆Wf7hP7y85M (ID: pkkudMAq)
- 5 舞姫!! 
 ——ピリリリ
 気持ちの良い朝を今日も邪魔する音。
 それこそが目覚まし時計だ。
 「舞様、お目覚めになりましたか?」
 部屋の扉が開いて、スーツ姿の男が出てきた。
 「ええ。今、目覚まし時計がなったところだもの」
 「そうでございますか。では、ご朝食を」
 舞と呼ばれた少女は、スーツ姿の男と部屋を出て行った。
 *** *** ***
 舞は、制服を着て、タイを結ぶ。
 スカートのプリーツを正し、白いセーラーカラーを確かめてから舞はこう思う。
 (相変わらず面倒くさい制服)
 「舞様、時間です」
 「分かっているわ。私だって、時計ぐらい読めるわよ」
 男は、「失礼いたしました」と言った。
 どうやら、舞はいいところのお嬢様らしい。
 「今日も、祥子様は元気にやっていらっしゃるかしら?」
 同じ学年ながらにも、舞は祥子の事を「様」付けで呼んでいる。
 舞にとって、祥子は憧れの存在だからだ。
 舞は、車に乗った。
 学校に行くのだ。
 リリアン女学園。そこには、憧れの祥子様がいてマリア様がいる。
 アニメに直すならば、「マリア様のお庭に集う乙女達が———」
 と言う感じだ。祥子様…
 そう思っていると、いつの間にかリリアンについている。
 「ありがとう」
 そう言ってから車を降りた。
 「お待ちなさい」
 舞は、自分に言われたと思い振り返った。
 「タイが崩れているわ。身だしなみはいつもきちんとね。マリア様が見ていらっしゃるわ」
 違った…。声の主は祥子様。
 だけど…、喋りかけているのは私じゃない。
 タヌキみたいな女の子、「福沢 祐巳」だ。
 (仕方ないわよね…)
 祥子と舞は親しい。
 だからこそ、祥子は舞にこんな事をしない。
 だが、舞は祥子をとられた気がした。
 舞は、すぐに気がついた。祥子様と私は同じクラスじゃない。
 そう思った。だから、舞は祥子をとられた気がしなくなった。
 昼休みが終わるまでは…
- Re: マリア様が見てる コメント待ってます!! ( No.15 )
- 日時: 2011/01/29 22:22
- 名前: ゆうか ◆Wf7hP7y85M (ID: pkkudMAq)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=20564
- ↑で、これから更新します。 

