二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- けいおん! 共学によって生まれた1つの恋! 第1章完結!
- 日時: 2011/01/25 22:11
- 名前: 藍那 ◆zCS1o.kilU (ID: Nf5qxtZ9)
- 初めまして、藍那と言います 
 SS作りますw
 石田竜雅>>1
 金城竜星>>17
 01『転校!』>>2
 02『部活!』>>4
 03『集合!』>>8
 04『真剣!』>>9
 05『一緒!』>>10
 06『想い!』>>13
 07『信頼!』>>16
 08『高鳴り!』>>19
 09『応援!』>>21
 10『練習!』>>22
 11『不思議な気持ち!』>>35
 12『互いの志気!』>>38
 13『全員集合!』>>43
 14『本番!』>>45
 小説鑑定etcさせて下さい(`・ω・´)楓様の鑑定結果>>18
- Re: けいおん! Listen! 鑑定結果届きました ( No.34 )
- 日時: 2011/01/20 21:45
- 名前: 藍那 ◆zCS1o.kilU (ID: Nf5qxtZ9)
- 全部修正完了!俺はよくやった(ω・´) 
- Re: けいおん! Listen! 鑑定結果届きました ( No.35 )
- 日時: 2011/01/21 19:29
- 名前: 藍那 ◆zCS1o.kilU (ID: Nf5qxtZ9)
- 11 梓side 
 もう夜も近づいてきて、風も強くなる
 窓が叩かれて、強い音を立てる
 私は今、唯先輩の家で練習をしている
 それはなんでかって言われると——
 家に帰ってからの話だ
 着替えるのもなんか面倒くさくて、ソファーに寝転がっていた
 「はぁ…… 石田先輩、謎な人だなぁ…… 」
 それはつい昨日竜雅先輩とギターを買いに行った時のことだ
 『竜雅先輩って、もしかして……男の子が苦手とかだったりします? 』
 疑問に思っていたことを、そのままぶつけた
 あの時の竜雅先輩は、知られてはならない秘密、みたいな、そんな怖い顔をしていた
 その時、私は言ってはならなかった、と少し後悔をする
 『俺は…… ごめん、理由、いつか話すから、それまで待っていてくれないか? 』
 そう言った竜雅先輩は、少し悲しそうな顔をしていた
 「絶対、言っちゃ駄目な言葉だったなぁ—— 」
 たぶん、そう言葉が返ってくると思っていた。だけど、どうしても聞きたかった。何でそう思ったのか今でもよく分からない
 「はぁー……」
 なんか頭がもやもやする
 胸が苦しいような——
 ピリリリリッ!!
 携帯の音が家に響きわたる
 誰だろ、そう思って携帯を開ける
 「今から家に来て練習しよ〜。美味しい料理あるからさぁ〜」
 唯先輩だった
 あの唯先輩が珍しく自分から誘ってきた
 そういう成り行きがあった
 「ここのビブラート難しいよね〜」
 「そうですよね…… 」
 「? あずにゃん? 」
 そういえば、竜雅先輩って、インターネットに載ってたりするのかな?
 だとしたら、少し見てみたいな——
 「あ〜ず〜にゃ〜ん!! 」
 むぎゅうっ
 「ゆ、唯先輩!? 」
 気付いたら何時の間にか抱き締められていた
 「えへへ〜、あずにゃん柔らか〜い」
 「もう、放してくださいよぉ」
 えぇ〜、と渋々何とか放された
 もう、唯先輩は……
 「でもあずにゃんどうしたの? ぼーっとして」
 「いや、なんでもないです。そうだ、唯先輩の家パソコンありますか? 」
 「え、あるけど? 」
 「使わしてもらっても? 」
 「いいよ〜」
 なら丁度良いや、竜雅先輩検索してみよう
 「……すごい」
 「……本当だねぇ」
 私達が見たサイトには、竜雅先輩のことが大きく表示されている
 ——『カウンタースナイパー』石田竜雅。後陣においてのカウンタードライブが破壊級の威力を持ち、さらに変化を激しくつけたロビングを打ったスマッシュを、甘い球を見極め、その球を打っていく。カウンター成功率が90%以上を超える。元々はカット主戦型だったが、どうしても勝つことが出来なくなってしまい、攻撃型に転向。現在世界ランキング73位
 世界ランキングって……
 「でも、何で急に石田君なんか検索しようと思ったの〜? 」
 「えっ…… えっと……」
 なんて言えばいいんだ、私!
 なんか在り来たりな理由を……
 「……クラスの男子が竜雅先輩のこと、すごい噂してて、世界とか何とか言ってたから、興味もったんです」
 「ふ〜ん、そっかぁ」
 ……ほっ、よかった
 唯先輩はあまりこういうような話に食いついてこないからそれ以上言い訳を考える必要もなくなった
 「さっほら、唯先輩練習しましょ!? 」
 「うんそだねぇ」
 唯先輩がギターを弾き始めた
 私もそれに乗じる
 静かな音と、それを引っ張っていく音が重なり合い、心地よいメロディーを奏でていた
 それは、誰をも落ち着かせる音楽——
- Re: けいおん! Listen! 鑑定結果届きました ( No.36 )
- 日時: 2011/01/21 18:38
- 名前: 藍那 ◆zCS1o.kilU (ID: Nf5qxtZ9)
- 更新せねば・・・ 
- Re: けいおん! Listen! 鑑定結果届きました ( No.37 )
- 日時: 2011/01/21 19:06
- 名前: 藍那 ◆zCS1o.kilU (ID: Nf5qxtZ9)
- いなおんって、けいおんの人物出てないのかなヽ(´・ω・`ヽ 
- Re: けいおん! Listen! 鑑定結果届きました ( No.38 )
- 日時: 2011/01/23 02:56
- 名前: 藍那 ◆zCS1o.kilU (ID: Nf5qxtZ9)
- 12 澪side 
 チュンチュンチュン——
 小鳥のさえずりが聞こえてくる
 って……
 ガバッ!!
 「……男子の家で、お泊りって」
 昨日私が眠くなっちゃって、石田が毛布用意してくれたんだっけ
 雑魚寝で悪いな、とか言ってた記憶も……
 辺りを見回す
 本当に、石田の家だった……
 「どうしよう—— 」
 あれ、そういえば石田は?
 リビングにはいない——
 テーブルを見ると、白い紙がおいてある
 あれ、この紙は?
 『おはよ、昨日は悪かった。俺は学校サボって河川敷で練習してるから、秋山も練習がんばれ』
 「……クスッ」
 きついのは、石田のはずなのに。人のために考えすぎだって——
 「さてと、学校へ行くか! 今何時—— 」
 私は呆気にとられてしまう
 今、午前11時
 遅刻だあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 着いたのは、4時間目が終わった瞬間だった
 ガララララッ!!
 私が開けたドアが鳴り響く
 一気に、私のほうに視点が集まってきた
 やばっ、私目立ってる……?
 その場に固まってしまう
 「あ、澪! 」
 律が助けに来てくれた。よかった……
 律が私を引っ張っていく
 私は連れられるがままに歩いていく
 私を座らせると、その周りには唯とムギもいて
 「さぁ! 昨日の夜何があった! 白状せぇやぁ! 」
 なんて、律……じゃなくムギが言った
 いつものおっとり感はいったいどこへ行ったんだ……
 「そうだよ澪ちゃん! 私聞いたんだからね。澪ちゃんが家に行—— 」
 「分かった、分かったから! とりあえず大声で話すのはやめてぇ! 」
 唯やムギはワクワクしている感かもしだしているし、律に至っては気持ち悪いくらいニヤニヤしてる
 こいつら……私で遊んでいるよな
 「……一緒に練習してた。それだけだよ」
 「本当に? それ以上は? 」
 「してないよ…… 」
 皆に勘違いされている
 私は別に石田のことが『好き』という感情があるわけではないんだ
 ただ、少し、気になっただけ——
 「んで、その本人は? 」
 「河川敷にいたけど……? 」
 そう、あのメモを見た後、私は学校に急いでいく途中に、河川敷を見ていた
 そこには、必死に曲を見つめ、練習している石田の姿があった
 私は声をかけようかなと思ったけど、集中乱したらいけないから——
 「あいつ、本当に真面目にやってるんだ—— 」
 律が腕を組んで感心する
 律が一番見習えよ……
 「明日かぁ、新歓ライブ」
 「用意できた? 」
 「分からないや」
 そうだ、明日だよな、新歓ライブ
 石田、間に合うのかな——
 「じゃ、昼ご飯食べ終わったら合わせに行こうよ、あずにゃん誘ってさ!? 」
 今の言葉……唯が言ったのか!?
 いつもゴロゴロすると言っていた唯が……
 もしかして
 石田が入部してから、部活の空気が変わったのかな?
 「……眠い」
 なんて石田が言っていたのは、誰も知らない
 NEXT……
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