二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂
- 日時: 2011/05/30 00:35
- 名前: 如月葵 ◆iYEpEVPG4g (ID: 4uYyw8Dk)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
 
 
 始めまして(?)いやお久しぶりですの方もいらっしゃるでしょうが、
 作者の如月葵と申します\(・ω・`)/
 銀魂で現代トリップ!です。中学2年生の腹黒青春真っ盛りな主人公が色々やらかします。
 読んで爽やかな気分になれるような小説を目指しております。
 飽くまで「目指してる」ですけどね。(さっき腹黒とか言わなかったっけ?アレー?)
 
 ちゅーわけで結構本編はグダグダ。なんだかよく分かりません。自分でも。
 
 
 
 ◇Attention
 
 パラレル&トリップ。苦手な方はブラウザバック!
 キャラ崩壊イメージ崩壊むしろ世界観崩壊。
 稀に更新がストップ。作者が精神的にブラックアウト。
 文章力?何それ美味しいの?(ry
 カッコつけて英語とか使ってるけど作者の英語能力は10段階の5なので期待すると駄目。
 
 ◆Contents
 00 【いつだって非日常なんてエンターテイメント】
 >>2 >>4
 01 【きれいなものだけ見ながら生きていこうだなんて】
 >>9 >>9
 02 【ブラザーコンプレックス、略してブラコン】
 >>9 >>9
 03 【怖い話聞いた後の押入れとかテレビの横の隙間の恐ろしさは半端じゃない】
 >>9 >>9
 04 【類は友を呼ぶ】
 >>9 >>9
 
 
 ◇Character
 
 長編主人公・オリキャラ設定は>>1
 短編固定主人公は説明ナシ
 ◆Last update
 
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- Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.14 )
- 日時: 2011/06/28 03:58
- 名前: 如月葵 ◆iYEpEVPG4g (ID: 4uYyw8Dk)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
 目を開ける。白。
 目を瞑る。黒。
 そしてまた、開く。間違いなく、其れは白だった。
 「ええと、これなんてシチュエーション?犬の育成ゲームのバグかなんか?」
 視界を覆いつくしたのは、記憶にどでかい衝撃を残していったあの巨大犬。顔(むしろ犬の顔と言うより恐竜レベル)を薄らと上げてくれると、白の縁からひかりが差した。眩しさに顔を背ける。そのうち目は慣れてきた。
 「お前が運んでくれたの?うーん、礼を言うべきか苦情を言うべきか・・・まあ人の頭を食うのは止めようね。わたしみたく頑丈な人間だったらいいけど大抵は首の骨が折れるか頭蓋骨が粉砕しちゃう。いや実を言うとわたしも危なかったから。わたし多分生まれて初めて死の危機感じた。」
 
 寝かされている布団に見覚えは無い。頭を触ると包帯が巻かれていた。そうとなれば誰の家だろう。
 生き物自体はそんなに嫌いじゃあない。犬も。猫には劣るけど愛でるべき対象だものね。
 だがしかし恐竜は範囲外だ。ふわふわした毛並みを撫でると少しは可愛らしい仕草をしてくれた。ねえこんなサイズじゃないなら大好きなんだけども。
 「世話したのは定春じゃないよ。コイツは怪我さしただけアルね。」
 ふと、声がかかる。そちらに視線を向けるとお団子頭の可愛らしい女の子。ああそうか。此処は万事屋さんか。いつ何時も客が来る様子の無い店はどうやって生計を立てているのだろうと思うことが度々あった。つまり一般人のわたしからすると進んで行きたくは無いということであり、挨拶なんてしていないし買出し以外わたしはクソババアのスナックで1日中生活しているから顔も見ていない。・・・ここ1週間ほどのことであるが。
 目の前の生活臭漂うこの部屋と少女と巨大犬という絶妙なコンビネーションに頭が混乱する。
 「ではあなたが?」
 「そうだけど、手当ては新八アル。」
 「新八さんと言うと、従業員の方ですか。」
 
 「眼鏡アル。」
 「・・・は?」
 「あ、ちがった。パシリメガネアル。」
 「・・・え?」
 「神楽ちゃんやめてね。初対面の人に印象最悪にするのやめてね。」
 
 「いちちうっせーな。ホラお前、丁度其処に居るアルね。」
 
 目線を指差す方向に向けると、和服で眼鏡の善良そうな青年。多分わたしがこの世界はおかしいと気付いて、それから異常にも慣れていたのだけれど一般的な持ち合わせている常識を当てはめれたのはこの人が始めてなんだろうと思った。もう常識ってなんだかよく分からなくなってきてたもんだから、平常を取り戻してくれてありがとう。
 
 「どうも有難うございました。お世話かけてすいません。」
 「いえいえどうも。そういや、なんで此処に?用でもあったんですか?」
 「アルバイト募集の張り紙見て来たんです。」
 「アルバイト?ああ!銀さんが出してたのですね。とりあえず・・・えーと、今すぐ働けますか?」
 「いえ、あのむしろ履歴書とか持ってないしまだ学生なんですが大丈夫なんですか?」
 「銀さん適当に採用しとけって言ってたからな・・・全く手のかかる大人だよ。ま、来たのが一人じゃ仕方ないか。期間も今日で終わりだし。」
 
 「こういうのは最初が肝心ネ!私が面接官アル。えーまず新八というダメガネに対してどう思いますか。また今後ダメガネはどうすればダメガネで無くなると思いますか。」
 「ダメガネって言うなアアアアアア!」
 「ダメガネさんはダメガネさんなのでどうする事も出来ませんね。よって努力も無駄。絶望的に無謀です。」
 「おおおお、初っ端から良い答えアル!じゃあ次は・・・」
 
 
 心の中でバカじゃねえのコイツらとか腹真っ黒なことを思いながら面接。どうせ結局自給なんて払わないと思うけどね。そう小さく新八さんが呟いたのをわたしは聞き逃さなかった。うん?
- Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.15 )
- 日時: 2011/06/02 21:03
- 名前: 如月葵 ◆iYEpEVPG4g (ID: 4uYyw8Dk)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
 短編 -お題まとめ-
 せめてもうすこし残酷になれたのなら
 それは、わたしの為だけの嘘
 たいせつなものが壊れた日
 赤い熱帯魚
 我侭な人たち
 ことばに意味が無いだなんて知っています
 此の道を辿る人々に、どうかせめてもの祝福を
 あの日あなたが愛したひと
 午前零時
 十日目の朝
 
- Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.16 )
- 日時: 2011/06/03 13:31
- 名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: Mm9jHYga)
- こんにちは^^来ましたー 
 私のもう小説じゃねーだろ作文だろ小説にコメいただき、ありがとうございます。
 この言葉感動しました!
 『平常を取り戻してくれてありがとう。』
 ……『平常を取り戻してくれてありがとう。』((大事なことなので2かry
 やっぱり平常が一番ですよね^^なんて言ってる非日常に憧れる中2←
- Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.17 )
- 日時: 2011/06/28 04:12
- 名前: 如月葵 ◆iYEpEVPG4g (ID: 4uYyw8Dk)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
 たいせつなものが壊れた日
 あなたにとって一番意味が在る生き物になりたかった。愛してるだなんて好きだなんて、そんな感情求めてない。ただ人は儚くて脆くて、そのくせ厄介な偽善者だということをあなたは知っていたから。そんなもの、要らないの一言に尽きる。かと言って世界中の人間を皆殺しにする訳にはいかないし、そんな事をする理由だって無いのだ。あなたひとりと人類すべてを天秤に架けるなら、きっとわたしはあなたを選択するだろうけど。つまりそういう訳であるから、あなたにとって人とは無能で価値が無い生き物。そんな生き物に向けるものと言えば、憎悪、軽蔑—そんなもの。もしかしたら、特に何も感じてはいないのかもしれない。人だ、と。そんな認識に過ぎないのかもしれない。何でも良かった。ただあなたのこころの一部分をわたしだけで占領したかった。色さまざまなこころを黒で塗りつぶしたかった。恋に似た、征服欲の以上に高い感情。何と呼ぶべきか、わたしは今でもわからない。
 ぴしり、と皹が入ってその内砕けた。硬くて、わたしの約半分を占めていたたいせつなものが、ばらばらになった。感情の、かたまり。そして次にはもうわたしの全てがさらさらと崩れ落ちてきた。砂の様。手で掴むことは出来なくて、その手ですら消えた。もう何も掴めない。理解できなくて悔しいクセに、どうしようもなく悲しくて仕方なかった。「子供なんだ」と決め付けて、きっと分かっていた筈なのに知らない振りをした。
 喪失感?絶望感?ちがう。
 
 あの日あなたがわたしに残したのは何ですかと訊きたい。わたしも一緒に行くわ、だなんて言って死にたい。けれど意味なんて無い。なんて愚かなんだろうと感じた。
 きっと答えてくれないのなら、せめて。
- Re: 【石榴とレゾンデートル.】 銀魂 ( No.18 )
- 日時: 2011/06/28 04:24
- 名前: 如月葵 ◆iYEpEVPG4g (ID: 4uYyw8Dk)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
 02 【ブラザーコンプレックス、略してブラコン】
 「神楽さん神楽さん!え、ちょ、ああああああ」
 「ん〜?どうしたアル朝っぱらから。」
 「戸棚開けたら大量の酢昆布が!」
 題してまどかのプロポーズ大作戦ならぬアルバイト大作戦はこの通りである。事務所の掃除をしていたら何だかムカついたのでその辺にあったテレビのリモコンを破壊した。その後はなんだか開放感に包まれた。これじゃお登勢さんのところでいたのと何ら代わり映えしないじゃないか。・・・何たる失態だ。
 ほりゅ
 ひさしぶりに更新\(^p^)/
 それはそうとデスノートにハマった。
 ニア可愛い!何このパジャマっ子!
 
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