二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 宵闇葬送、雪月花《inzm/APH》オリキャラ募集
- 日時: 2012/06/27 13:54
- 名前: 天音 (ID: KE0ZVzN7)
 『 気付いたときにはもう全てが僕を忘れてた 』
 (夢に溺れた哀れな胡蝶。)
 
 *Plans*
 →更新履歴
 ▼ First
 こんにちは、天音です。
 クリックありがとうございます。
 二次を書かせて頂いております、ばっちり駄文ですあしからず。
 東方、ボカロ、イナイレ、APH、が好きなただの馬鹿でございます。
 ▼ Attention
 1 荒らしその他迷惑行為はお控えください。
 2 パクる価値なんて皆無です、色々勿体無い。
 3 駄文です。世界一駄文です。
 4 オリキャラ出ます。
 5 グロい表現もあります、閲覧は自己責任で。
 ▼ Contents
 《inzm11》
 【The suit of Quartet.】
 「準備はいいかい?世界を蝕むトランプ達よ!!」
 episode_00 >>022
 【題名未定】
 「今生でこそ、本当の貴方に逢いたくて————、」
 episode.00_01>>038
 《APH》
 【虚実の星乙女は消えた海上に唄う、 〜 From A to S〜 】
 「僕は忘れるんだ。過去のことも、君のことも、……ね」
 主人公>>043
 episode_00+A>>044
 → S.S
 《inzm11》
 @卒業短編
 「やっぱり、なんか、寂しい……かも?」
 『さよならのダイアローグ』>>001
 @ギャグ+微甘
 「馬鹿野郎人外は黙っとけ、失せろ。」
 『視線で語らうモノローグ』>>012
 @オールギャグ/シリーズ
 「だれかコイツのあたまにピンポイントでいんせき落としておねがい。」
 『朝、俺の従兄弟が小さい。』>>017
 「(だって、所詮奏始だもの。油断もしてないけど期待もしてない。)」
 『朝、僕がぼくになった。』>>023
 *
 → Request・Turn
 @姫佳リクエスト
 「身の程を知りなさい、クズ共が!!」
 『 双姫恭奏クロアテュール 』>>005、>>009
 →Other
 @質問企画
 「え、つか、やったのおま……あ、ちょ、逃げるなッ!!」
 『結祈と奏始に質問!!』>>013
- Re: 黄昏に問う“Who is you” 《inzm/APH》 ( No.1 )
- 日時: 2012/03/14 13:16
- 名前: 天音 (ID: cSw9GUzL)
- 参照: 卒業短編/南沢+流戯
 「あーあ……遂に終っちゃったよ、義務教育。」
 「別にいいだろ?お前、俺が転校する前とか全然ノート取ってなかったし。」
 「え、まだ覚えてたの!?」
 手に持った黒筒、鞄に突っ込んだ中学最後の成績表におそらく二度と開かないであろう教科書と参考書。
 薄桃の桜吹雪の中を歩くだけでなんとなく、それとなく、別れの季節だな。との感じはするが自身が送る側から送られる側になったことには欠片の実感もない。
 白い雲の流れる空を見上げ、今日の卒業式で泣きじゃくるクラスメイトや教師を思い出すも実感なんて全然沸きそうにないし、沸かす気もない。さらさらと風にそよぐ銀髪は何時もとなんら変わらないし、自身隣を歩く紫髪の彼から見た瞳だって恐らく何時もどおりの空色だろう。
 なにも変わったことなど無いのだ。それこそ、何時も通りで詰まらなさ過ぎる日常で。
 それでも、
 「えー……でも、いざとなると寂しくない?ボクと南沢って高校違うし。」
 「俺の場合、苦労して内申点を稼いだ甲斐があるってもんだな。」
 「なにそれ、ボクが内申点無いみたいじゃないか!!」
 「無くはないだろ?まぁ、限りなく少ないだろうけどな。」
 やっぱり心のどこかでは寂しくて。
 ひらひらと舞う花吹雪、その中を歩く南沢とボク。
 今だからこそ一緒にこうして居られるものの、後半月もすれば頻繁に顔を合わせられなくなることは明確。
 転校した後、推薦であっさりと志望校に合格したらしい彼は、暇なのかちょくちょく雷門に顔を出すようになっていた。そしてその度にサッカー部で唯一、一般入試だったボクを馬鹿にしては内申点の大切さとやらを神童らに説いていた。
 『内申が無いとお前らも後々、あんなことになるぞ?』
 一体何度その整った顔に分厚い、未使用新品ぴっかぴかの参考書を叩きつけてやろうと思ったか。
 「でも、流戯にしては頑張ったんじゃねえの?……残念ながら、俺の足元には及ばなかったけど。」
 「ね、さっきから南沢偉そうなんだけど。腹立つんだけど。」
 数日前に卒業式を済ませた彼は今日の雷門の卒業式にも何食わぬ顔でやってきた。保護者席に彼を見つけたとき、まさか中三の癖に子供が居るなんて。と真剣に驚いていた三国が印象深い。
 三国、保護者席だけど保護者しか座ったら駄目なんてルールないからね。あと、南沢に子供は居ないよ。
 三年間、サッカーコートの上でこんな奴に背中を預けていたボクは凄く悲しくなったんだっけ。
 *
 「三年間、悪くなかったなぁ……!」
 ふと振り返って校舎を見ても涙なんてでないし、戻りたいなんて思わないけど、あながち悪くない生活だったとは思う。
 南沢や三国、天城、車田やらと馬鹿騒ぎして、サッカーして、勉強して。まさかの単独一般入試だったけど。
 そんな彼らと別れるのは正直なところ、結構さびしいし、悲しい。
 でもそれに勝ったのは、
 「ねぇ、南沢———
 自然と緩む頬は無意識に言葉を紡いでいて
 ———また、みんなでサッカーしたいよね?」
 他でもない、ボクらの作る未来。
 『さよならのダイアローグ』
 (別れなんて笑顔と希望で包み込めばいいじゃないか)
 @
 卒業短編。
 イナGOで流戯と南沢でした。
 ダイアローグは対話、問答って意味です。
 いつにもまして支離滅裂ですごめんなさい。
 もしも今年が卒業の方いらっしゃったらお伝えください。
 カスい短編でお祝いさせていただきます。
- Re: 黄昏に問う“Who is you” 《inzm/APH》 ( No.2 )
- 日時: 2012/02/21 21:07
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: 明日からいよいよ中学校最後のテストだ!!
- ラティア「天音さん、こんばんは。新スレ見つけたから遊びに来たわ。…姫佳?姫佳なら、今頃墓で眠ってるんじゃないかしら。」 
 ティアラ「暴走するその前にラティアが殺したの〜^^」
 ラティア「そういうことよ。そういうわけだから姫佳はいないけど…、更新頑張ってね。」
 ティアラ「頑張リーヨ!!」
 …あっ、双子姫帰った?いや〜、コメしようとした途端にサッカーボールが飛んできて…、三途の川渡りきるところだった←
 更新、頑張リーヨ!!w
- Re: 黄昏に問う“Who is you” 《inzm/APH》 ( No.3 )
- 日時: 2012/02/24 20:08
- 名前: 天音 (ID: P/D0CuiW)
 結祈「姫佳さんは墓場で眠ってんの?良い待遇だことォ!!……あ、天音?心配しないで、今頃日本海の底で汚く海草にまみれて白骨化してるよ!!」
 奏始「ドSスイッチ……オンだな。」
 流戯「結祈……絶好調だね。」
 優幸「略して“どえすいっち”。((←」
 結祈「……僕はラティアみたく殺してないから問題ないの。大丈夫、全ての証拠は海の底さ!!」
 奏始「あー、怖い。こんなのと14年間も私生活共にしていて平気だった自分が怖い。」
 流戯「こんなのに喧嘩売ってる自分が怖い。」
 優幸「怖い?……そんなまさか。私だったらk((流戯「お願い、優幸は怖いって言うよりエグいから止めて。」
 おう!!更新がんばる!!
- Re: 宵闇葬送、雪月花《小説集》 ( No.5 )
- 日時: 2012/03/12 19:51
- 名前: 天音 (ID: cSw9GUzL)
- 参照: INZM-TURN | TO→姫佳
 
 
 
 
 
 「おい、なんでこうなったんだ……?」
 「……雷門って今死ぬには惜しい人材が多いんだよね。」
 「死なすな、助けろよ!!どうせ原因お前だろ!?」
 「は!?僕が自ら面倒事に首を突っ込むとでも?」
 「いいから早く助けろ!!コートが半壊するから!!」
 「……やだよ?だって僕、痛いの嫌いだし。」
 コート際、ベンチに座りへらへらと笑う結祈。
 焦りと不安でいっぱいいっぱいの奏始。
 「嫌いって……お前、俺のこと平気で殴るくせによく言うよな。」
 「そんなに止めたいなら奏始が行けば?僕は行かないよ、痛いの嫌だ。」
 軽い口喧嘩と他力本願な自己防衛の傍ら、
 《ピ————ッ!!》
 「「あ、」」
 空高く鳴り響いたのはキャラバンの運転手、古株の鳴らす試合開始のホイッスル基、
 
 
 
 「……結祈、“クラリス家”の名前で業者にサッカーゴール頼め。あと、コート整備も。」
 「ん、りょーかい……。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ———コート半壊までのカウントダウン。
 
 
 
 
 『 双姫恭奏クロアテュール 』
 
 
 
 「いったぁ……。」
 「だから言ったのに……怪我するから止めときな、ってね。」
 ベンチ横にうずくまり片肘を抑える風丸を横目に、小さくため息を落とした結祈。右手にガーゼ、利き手である左手には消毒液のボトルを持ち、呆れ顔を引き下げながら次の怪我人へと走る。
 「……ったく、もうちょっと手加減してやって欲しいものだよ。」
 自然と漏れた独白に“やれやれ困ったものだ”、と再度ため息を吐く。お得意の嫌味を含ませて、先程よりは少し大きめに。
 すると、
 「手加減なんて腐るほどしたわよ、貴方のチームが弱いんじゃないの?」
 「そうだよ?まぁ、結祈と奏始がいなかったから当然なんだろうけど!」
 *
 
 「まったく。十一人の手当てをしないといけない僕の気持ちを考えた上での力加減があれかい?」
 「だって……どうやったってコートは半壊するよ!!」
 「しねぇよ、馬鹿。」
 「結祈ヒドイ!!」
 一通りの手当てを終え、というより奏始に押し付けた結祈はペットボトル片手に本日三度目のため息。ちら、と黒味係った青い目に映ったのは至極普通のサッカーコート。
 だがソレが約数分前までは役立たずもいいところにまで崩壊していたこと、雷門選手全員が軽い怪我を負ったこと、そして自己防衛の末にマネージャー達の命で手当ての手伝いをさせられたことは忘れていない。
 「酷くないわよ、馬鹿は事実なんだから。」
 「え……ラティアまで姉に向かってなんてこと言うの!!」
 目と鼻の先、手を伸ばせば届く距離で始まった姉妹喧嘩にはあえて突っ込まず先程の試合、と呼べるかは定かではないが思い出してみる。
 が、
 「……三十秒なんて思い出すまでもないよね。」
 目前できゃんきゃんと子犬のように吼える二人の少女を尻目に呆れたように目を伏せる結祈。
 美しいエメラルドグリーンの髪をなびかせ冷静に受け答えする少女に、輝く金髪が否応無しに目を引く少女らが引き起こした騒動はあまりにも衝撃的過ぎる反面、時間的にはあまりにも短いのだ。
 *
 「あら、もしかして女だからってなめてるのかしら?」
 海の悪魔姫は怒りの含まれた声とは裏腹に恐ろしい程美しく笑った。
 「ねぇ、私とラティアは……雷門よりずっと強いよ?」
 太陽の天使姫は僅かな好奇心と共にそう宣告した。
 そして、そこからの速さは尋常じゃなかった。
 時は半刻程前に遡る———
 @
 長くなるので二つに分けます((
 姫佳へ!!
 なんかもう色々ごめん、気が向いたらお持ち帰りくださいまし。
 題名は『そうききょうそう——』って読みます。
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