二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 魔天使マテリアル〜闇に染まる少女〜
- 日時: 2012/03/30 13:13
- 名前: ウサギ年 (ID: J//WTKlw)
- どうも!ダメ作者のウサギ年です。 
 3作目ですね。
 というわけでちゃんと完結できるようにがんばりますっ!
 中傷コメントはやめてください。(駄文なもので・・・
 あ、コメントもアドバイスもどんどんお待ちしています☆
 それでは♪
 ○登場人物○
 今までのマテマテのキャラクター
 毎回ですね。すみません。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
- 9、レイヤの決意 ( No.12 )
- 日時: 2012/03/31 21:40
- 名前: ウサギ年 (ID: aicm.51Q)
- 翌日、レイヤは圭吾先生に連絡をいれ、圭吾先生の家に行った。 
 「レイヤ君、待ってましたよ」
 そういって迎えてくれた。
 そして真剣な表情になる。
 「ところで重要な話ってなんですか?」
 「ああ・・・実はな・・・」
 レイヤは圭吾先生にすべてのことを話した。
 「闇蜂、とてつもなく危険ですね」
 次に月光草の話をした。
 「それって月光草をサーヤちゃんに食べさせないと、サーヤちゃんは闇
 に転じてしまうということなんですか?」
 圭吾先生が不安な顔で聞く。
 「ああ、そうなるだろう」
 「レイヤ君、もしかして魔界へ行く気なんじゃあ・・・」
 「ああ、そのつもりでいる」
 「危険じゃないですか!」
 「だがほかにだれがサーヤを元に戻すことができるんだ?だれがサーヤ
 を助けるんだ?」
 「それは・・・」
 圭吾先生は言いよどんでしまった。
 「これで分かるだろう?僕にしかできないんだ」
 レイヤはさらに言い寄った。
 「方法がないんだ。だから僕がいく。僕にしかサーヤを守ることができ
 ない」
 「・・・わかりました。ではいつ行くんですか?」
 レイヤはしばらく考えて言った。
 「今度夏休みだろう?本当なら今すぐ行きたいんだが・・・」
 「そうですね。では明日からレイヤ君は風邪ということにしておきまし
 ょう。一週間なら何とかごまかせます」
 「サーヤたちには?」
 「極秘で調査に行ってもらうということでいいと思います」
 「ああ、そうだな」
 その後、レイヤは出て行こうとした。
- 10、サーヤへの手紙 ( No.13 )
- 日時: 2012/03/31 22:13
- 名前: ウサギ年 (ID: aicm.51Q)
- 「レイヤ君、待ってください」 
 「何だ?」
 「魔界へ行く前にサーヤちゃんに何か伝えなくていいんですか?」
 レイヤはしばらく黙り込み、
 「じゃあ手紙を書いていく」
 圭吾先生に便箋と封筒をもらいレイヤは手紙を書く。
 やがてレイヤは書き終わり、
 「サーヤがもし、闇に転じかけたら、この手紙を渡してくれ」
 そういって圭吾先生に手紙をたくす。
 「わかりました」
 「それから、サーヤの性格が変わりだしたら学校やウィンドミルの外に
 は出さないでくれ。徹平や志穂には時期が来たら話を・・・」
 「はい」
 「じゃあ、ウィンドミルに戻って準備をしたら今日の夜魔界へ行く」
 レイヤの顔は真剣だった。
 「そうですか」
 「じゃあな」
 「気おつけてください」
 そうしてレイヤは出て行った。
- 11,魔界へー ( No.14 )
- 日時: 2012/04/01 11:33
- 名前: ウサギ年 (ID: 5USzi7FD)
- これ、書いてるうちにめちゃめちゃ長くなりました。 
 すみません。退屈ですね。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 レイヤが去った後、圭吾先生は、
 (レイヤ君、頑張ってください)
 心からそう思っていた。なにも出来ない自分を歯がゆく思いながら。自
 分が役目を変わってやることが出来たらと。
 ***
 一方のレイヤは「ウィンドミル」へと戻り早速仕度をしていた。
 サーヤに見られないように、早く。
 そんな中、レイヤは密かに伊吹のことを心配していた。
 そう、伊吹は魔王の血を引くサーヤとレイヤが闇に転じた場合、この世
 から消すという柊会からの宿命を受けている。
 そのことは、以前ユウヤの記憶から知っている。
 もし、サーヤが闇に転じてしまい、サーヤを殺すことになったら。
 そのときの衝撃ははかり知れない。
 それは自分も例外ではなくて。
 サーヤを殺してしまえば、一生消えない傷をこれから背負っていく。
 なんとしても止めなければ・・・。
 ***
 夕方、レイヤは伊吹を外に連れ出し、サーヤのこと、闇蜂、月光草のこ
 とをすべて話した。
 当然、伊吹はこれ以上ないくらいに目を見開き、絶句している。
 「サー・・・ヤが、闇に・・・?」
 やっとのことで声を絞り出す。
 「それを止めるために今日の夜魔界へ行く」
 きっぱりとレイヤは言った。
 ***
 夜中、レイヤはウィンドミルを抜け、廃ビルへと向かった。
 (まさかまた魔界へ戻る日が来るとは・・・。
 そう、レイヤはサーヤと出会う前、魔界で王子として暮らしていた。
 サーヤの存在を知り、魔王がサーヤを殺そうとしていることが分かり、
 たった一人の姉を救うため、魔界から人間界へ降り立った。
 サーヤと出会い、初めて信頼できる仲間に出会えた。
 (だから)
 サーヤのために命をかける。
 ーいつの間にか、地面には魔界への入り口ができていてー・・・
 
- 12、異変 ( No.15 )
- 日時: 2012/04/01 19:45
- 名前: ウサギ年 (ID: xkqmATKo)
- 次の日、サーヤは目が覚めて隣で寝ていたはずのレイヤがいないことに 
 気づいた。
 そこでレイヤのことを聞こうとしたが。
 「やっぱりいいか」
 とつぶやいてしまった。
 言ってしまって、あれ?と首をひねる。
 「なんでわたしこんなこと思ったんだろう?」
 その様子を伊吹は黙って見つめていた。
 ***
 学校にレイヤがいないことでクラスの女子たちが騒いでいたが、サーヤ
 は気に留める様子もなく席に着く。
 志穂はなんだかサーヤがいつもの様子じゃないことを感じ取った。
 ***
 放課後、いつものように理科準備室に集まる。
 そこで志穂は気になっていたことを口にした。
 「レイヤ君は本当に風邪なんですか?」
 「レイヤ君には極秘で調査に行ってもらいました」
 「そうですか」
 すかさず本当のこと教えてください光線を送られ、圭吾先生はたじたじ
 になる。
 圭吾先生は内心困っていた。
 (レイヤ君、大丈夫でしょうか・・・)
 
- Re: 魔天使マテリアル〜闇に染まる少女〜 ( No.16 )
- 日時: 2012/04/01 22:31
- 名前: 優亜 (ID: GHOy3kw9)
- ウサギ年さん!! もう一つ書いていたんですねっ! やっぱりおもしろいですね〜♪ レイヤもちょ〜〜おかっこいいし(*^_^*) もう、小説家になれちゃうんじゃないでしょうか〜。 
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
この掲示板は過去ログ化されています。

