二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 無事完結!
- 日時: 2012/06/22 19:02
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
- どうもどうも!藍紅です! 
 リア友に人気だった「不思議の国のアリスinイナクロ」の続編です。
 そちらを呼んでいない方は「不思議の国のアリスinイナクロ」をご覧になってから
 お伺いして頂けると助かります。
 注意!
 ・上記のとおり、不思議の国のアリスinイナクロを呼んでいない方は
 そちらから呼んで下さい。
 ・かなりの藍紅得クオリティです
 ・雷門イレブンのメンツはカオスです。(藍紅の嫁しか居ない)
 耐えられる方はプレストターンで中へ。
 耐えられないよ!と言う方はそよかぜステップでブラウザバック。
 6月22日
 完結致しました!
 ご愛読ありがとうございました!
 今後とも宜しくお願いします!
 私の自作も宜しくお願いします!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
- Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 ( No.118 )
- 日時: 2012/06/21 19:00
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
- 17話「消えた感情と消えた君」 
 (アルファside)
 私は何気なくエルドラドの施設内を歩いて見て回っていた。
 見回りの時間帯ではない。
 だが、本当に何気なく。
 「アルファ様、如何なされましたか?」
 「No、大したことではない」
 「そうですか。それならいいのですが。失礼致します」
 そう言い、私の前から立ち去ったのはエイナムだった。
 彼は私の右腕とも言えよう人物だ。
 私の事を常に気にかけ、何か奇怪な行動でも取れば「如何なさいましたか?」
 と訪ねてくる。
 彼は上司思いのいい奴なのだ。
 なにか、聞こえた気がする。
 誰かの…呻き声かなにかだった気がする。
 私はインカムに手を添え、エイナムへ通信を取った。
 「アルファ様!」
 私の呼び出しを受け、エイナムが駆け付ける。
 「どうされました?」
 「呻き声の様な物が聞こえた。侵入者かもしれん。私と共に来てくれるか、エイナム。」
 「Yes、私でよければ。」
 「行くぞ、エイナム」
 「了解です」
 私はエイナムと共に呻き声のような音が聞こえた方向へと急いだ。
 そこは、トレーニングルームだった。
 「ぐあっ!」
 そうだ、私が聞いた声はこれだ。
 そっと覗くと、ベータとデルタが居た。
 「ふふ、情けないですね〜?エルドラドの選手とは思えない弱さです♪」
 「……いいウォーミングアップになると思ったんだがな」
 「お、お許しください……」
 奴は確か…エルドラドに入ったばかりの新入りだったか。
 「アルファ様…彼は、」
 「Yes、新入りだったはず。彼らは残酷だな」
 「アルファ、エイナム。なにをしている」
 「で、デルタ様…」
 エイナムは立ち尽くし震えるまでだ。
 「デルタ、私達は君たちを探していた。やっと、見つけた」
 「そういうことだったんですか?じゃあ、ちゃんとそう言って下さい」
 「Yes、了解した」
 「……まぁ、いい。メルフォースのメンバーを集めてくれ。
 ミーティングがしたい。いいな?ベータ、アルファ、エイナム」
 「Yes、reader」
 私はフェイ・ルーンに声をかけに行くことにした。
 フェイの部屋のドアのノックする。
 中から「誰?」と声がする。フェイの声だ。
 「私だ。メルフォースリーダーが呼んでいる。ミーティングだそうだ。」
 そう言うと、ドアが開き「ありがとうアルファ。一緒に行こう?」とフェイが微笑む。
 「Yes」と返事をすると、「じゃあ、行こう」と手を握られた。
 なんだ…この胸の奥に疼く熱さは………。
 「全員集まりました」
 そう告げたのはレイザだ。
 「そうか。では諸君。聞いてほしい。」
 離し始めたのはデルタ。チームメルフォースのミッションリーダーだ。
 「ミッションが入った。雷門を今度こそ潰せとの事だ。
 ……フェイ、」
 「なに?デルタ」
 「ミーティング中には言葉を慎みなさい、フェイ」
 「ご、ごめんベータ…。なんですか?リーダー。」
 「言葉には注意してくれ、フェイ。それで、お前は二重スパイだと議長はおっしゃられている。
 ……だから、お前にはミッションの事は伝えていなかった。
 どうなんだ。議長の読みは正しいのか?」
 デルタがフェイにそう詰め寄る。
 フェイは苦い顔をする。
 「やはり、そうなのか。まぁいい。フェイの代わりには2,0からドリムを入れる。
 いいね?ベータ。」
 「えぇ、いいですよ?リーダーの為なら、2,0からいくらでも。」
 「礼を言う。それではミッション開始だ。アルファ、フェイをゴッドエデンに戻せ」
 「Yes、reader」
 私はフェイを強引に連れ、スフィアデバイスを取り出す。
 <タイムワープモード>
 フェイだけ、ゴッドエデンとやらに飛ばした。
 (天馬side)
 俺達は、剣城を見つけられずにグラウンドへと戻っていた。
 グラウンドには、フェイが居た。
 「フェイ……!」
 「天馬!ごめん、僕…雷門にスパイしに来たフリをしてエルドラドへ潜入しようとしてたんだけど…
 失敗しちゃった。エルドラドにばれちゃったんだ。」
 「フェイ…そうだったんだ」
 「ごめんね?天馬」
 「ううん、大丈夫だよ!ありがとね、フェイ」
 「うん!」
 俺は、嫌な予感がしていた。
 剣城がまたエルドラドに操られているんじゃないかって…
 剣城?
 剣城って…………。
 「天馬?」
 「剣城って、誰でしたっけ」
 「天馬……!?忘れたのか!?天馬、剣城だ!剣城京介!!」
 「俺…剣城に関する記憶が……」
 「俺も………剣城……」
 「やっと、効いてきたようだな」
 その声の方を振り向くと、剣城が居た。
 「剣城!!」
 「まだ覚えているのか、俺の事を。剣城京介についての記憶は抹消したはずだが」
 「つ、るぎ…!!」
 雷門の皆は、立とうとした。
 いや、立った!
 「試合だ!剣城!目を覚ましてやる!!勝負だ!!」
 「……まぁいい。試合をしてやろう。
 だが、そちらは5人しか居ない。勝てる自信はあるのか」
 「ある!絶対なんとかするんだ!!」
 「試合を始めよう。コイントスだ。裏表、」
 「表だ!」
 「じゃあこちらは裏」
 剣城が器用にコインを上へあげる。
 バッ、と剣城がコインを取る。
 「表…では、雷門からのキックオフだ」
 「あぁ!」
 俺達はポジションにつき、フェイがデュプリを出してくれた。
 試合開始!
 続く
- Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 ( No.119 )
- 日時: 2012/06/22 19:01
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
- 18話「運命のキックオフ」 
 (デルタside)
 試合が開始された。
 キックオフは雷門の11番、フェイ・ルーンからだ。
 「甘いな、それがお前のサッカーか」
 俺は軽くそれを奪ってやる。
 相手は驚いた表情をしている。そこまで驚くことでもないだろう。
 「総員、攻撃に展開する」
 「Yes、reader」
 メルフォースの攻撃陣が上がっていく。
 「アルファ」
 俺はアルファにパスを出す。
 アルファはそれをトラップして敵陣に蹴り込んで行く。
 「アルファ、2ステップ後ベータへパス」
 「Yes、了解した」
 アルファは俺の指示通りベータへどパスを回す。
 「ベータ、3ステップ後俺へ戻せ」
 「了解で〜す♪」
 ベータは向かってきた14番をかわし、俺へボールを戻した。
 ゴール前はガラ空きだった。
 目の前に居るのは、キーパーのデュプリのみだ。
 「はぁああぁああぁあっ!!」
 俺は気迫の籠ったシュートをゴールへ蹴った。
 デュプリごときに止められるシュートではない。
 ゴールネットが揺れた。
 「この程度か」
 俺は止められなかったデュプリや5番に言葉を投げ捨てた。
 「剣城…」
 そう呟く5番を横目に、俺の目線は8番へと動いていた。
 「剣城、どうしてこんなことするんだ!」
 「……そもそも、お前は誰なんだ」
 「え……?」
 俺は、コイツの名前しか知らない。
 コイツは俺の何を知っていると言う。俺は最初から「エルドラドの選手」だった。どうして…俺を知っている?
 「お前は誰だ」
 「剣城…忘れちゃったの……?」
 「忘れた?」
 「お前、俺たちの仲間だったんだ…いや、仲間なんだ!!」
 「仲間?ふざけるな。俺は最初からエルドラドの選手だった。
 ベータ、そうだろう?俺は最初からエルドラドに……」
 「えぇ、そうですよ?彼は嘘を吐いています」
 「やはりな…そのような口で俺を落とそうとするのはやめろ」
 「剣城!」
 「その名前で俺を呼ぶな!!」
 俺は怒りを抑えきれず、8番にボールを思いきり蹴飛ばした。
 8番…松風天馬は体ごとゴールまでぶっ飛び、ボールはゴールに吸い込まれた。
 「うぅ……」
 「思い知ったか、これが俺の強さだ」
 「違う…」
 「なに…?」
 「違うよ……剣城の強さは…こんなもんじゃない……。
 本気で来いよ…剣城のシュート力はもっとあったはずだ…」
 「もっと強くしてほしいのか、よほど傷付きたいようだな」
 「剣城…剣城の強さは力じゃない…」
 「シュートコマンド02!<スターダスト>」
 「うわあああああっ!」
 俺は必殺技で松風を蹴り飛ばした。
 だが、奴はまだ立ちあがる。
 「剣城…」
 「何故だ…何故立ちあがる!」
 「何故って…俺、サッカー好きだから!!」
 その瞬間、風がぶわっと吹いた。
 「ねぇ、剣城。俺達とまたサッカーしようよ…」
 「……ッ! 黙れェエエェエエェエッ!!」
 俺はボールを拾い、加速させながら松風に向かって行く。
 「ロストエンジェル!!」
 俺はランスロットを出現させ、化身シュートを放つ。
 「魔神ペガサスアーク!アームド!!」
 松風も化身を出し、化身アームドを繰り出し俺のシュートを蹴り返した。
 「どうだ!」
 えへへ、と松風が笑った。
 あの笑顔をどこかで見た事があった。
 いや、違う!感情に動かされるな!!
 俺は「剣城京介」じゃない!!「デルタ」だ!!
 エルドラド・チームメルフォースのミッションリーダー「デルタ」だ!!
 「いい加減くだばってくれないと困るんだよおおおおお!!」
 俺は強引にボールを奪う。
 レッドカードが出たが、ルールに従う気はない。
 俺はドリブルを続ける。
 「くたばれェ!!勝つのは俺達なんだよおおおおおおおお!!」
 俺は理性なんてものはもうなかった。
 シュートを一発、相手のゴールへ……。
 相手の、ゴール?
 「お、おいリーダー!?」
 「リーダー!!」
 「デルタ…一体何を……」
 「デルタ、
 ベータやアルファ、ロト、音御…メンバーに言われ、気が付けばボールはメルフォースのゴールの中にあった。
 「俺は…一体何を……」
 「剣城、それでいいんだ。俺達は雷門イレブンだからな!
 勝つぞ、剣城!!」
 9番…神童先輩にそう言われ、迷いが消えていく。
 「あらやだ、マインドコントロール溶けちゃいましたね」
 「失態だ」
 俺はスフィアデバイスを取り出す。
 <コールモード>
 自分の服装を、雷門のユニフォームに変えて。
 「勝つぞ、天馬!」
 そう言うと、「うん!頑張ろう剣城!」と俺に拳を突き付けてくる。
 天馬の拳に、コツンと自分の拳をぶつける。
 笑ってくれる天馬が居る。
 「今宵は宴ぜよ!」
 「はは、そうだな!」
 「試合にも勝負にも勝とう!天馬!」
 「うん!」
 俺の横には笑ってくれる仲間がいる。
 何回、いや何十回と迷惑をかけてきた仲間。
 俺は、時を翔ける。
 時を翔ける、少年達〜俺達〜の試合は、いま幕を開ける。
 「試合再開だ!」
 俺達は、悪に立ち向かう。
 「試合終了ーー!!勝ったのはチーム雷門だーーーーーっ!!」
 時を翔けて、
 サッカーを守る少年達の物語。
 今、幕を閉じる。
 エピローグ「戻ったサッカー」
 (剣城side)
 「いやー疲れた疲れた!」
 「フェイ…元気にしてるかな……」
 フェイ・ルーン。
 200年後の世界からやってきた大事な戦友、そして、大事な仲間。
 未来で、元気にしているだろう。
 「なんとかなるよ、天馬!」
 「サッカー部、元に戻っているだろうか」
 「戻ってますよ!」
 部室へ入ると、うるさく聞こえる皆の声が有った。
 「ちゅーか、遅刻?5人そろって?」
 「遅いですよーっ」
 「ったく、遅刻してんじゃねぇよ!」
 「天馬くーん?遅刻何回目だと思ってるのー?」
 「剣城くん遅刻ですよっ!僕シュート練習付き合ってもらおうとしてたのに!」
 「遅いぞ、神童!お前どうしたんだよ…」
 「神童、遅かったな。どうかしたのか?」
 「おし!これで練習出来るぜ!」
 「皆遅いド!心配してたんだド!」
 「遅かったな、皆」
 「ったくー心配してたんだぞっ!」
 迎えてくれる皆の姿が有る。
 天馬や西園が号泣していた。俺も少し涙ぐんでいたが、人前で泣くのはあまり好きじゃない。
 「おい剣城!なに泣きそうな顔してんだよ!」
 後ろから倉間先輩に思いっきりどつかれる。
 かなり痛かったが、痛いなどと言えば「うっせーよ!」とでも言われてしまうだろう。
 「痛いですよ…」
 「うっせーよ!泣きそうな顔してんじゃねぇっつってんだよ!」
 案の定、言われてしまった。
 錦先輩にも笑われる始末だ。
 「剣城、泣きたいときは泣けばいい」
 神童先輩にそう言われ、思わず涙目になってしまう。
 「あっれー?剣城くんがうるうるしてるー」
 狩屋にからかわれ、涙など失せてしまった。
 「狩屋、歯ァくいしばれ」
 「え…?ちょ、待ってよ剣城くん!!ストップ!ストッ…うわあああああっ!?」
 おっと、ムキになってはいけない。
 そう思い狩屋を追いかけようとする体をストップさせる。
 「え、剣城くん?俺てっきりぼこられるのかと…」
 「ぼこってほしいならぼこってやるぞ、フルボッコに」
 「え、いや、遠慮します」
 最後には、皆に笑顔が戻った。
 円堂監督も。
 もう、なにもないと思っていた。
 まだ、奥に潜む悪の存在に気付かずに………。
 END
 はい、終わりました。
 え?「なんか続きのありそうな終わり方じゃねぇか!」って?
 えーとですね…今後のイナクロ次第でまたこれの続編書くかもしれません。
 嘘です、もう続きません。
 ここから先は、本編と同じなので。
 ここまで呼んで下さりありがとうございました!
- Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 無事完結! ( No.120 )
- 日時: 2012/06/24 17:51
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
- 新スレ立てたぞ! 
 「ハッピーエンド 〜イナズマイレブンGO〜」って奴!
 よかったら見に来てくだせぇwwwwwwwwwww
- Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 無事完結! ( No.121 )
- 日時: 2014/01/13 20:29
- 名前: 栗(りつ) (ID: 8topAA5d)
- わぁ...!白京だぁぁぁーーー!!!ベー京だぁぁぁーーー!!!わぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!←←←←←←...すっ...すまない...。取り乱してしまったな...。(ゴホンゴホン)俺、白京とかベー京とか大大大大大大大大大大大好きな(いや、愛してる。←)中学二年生なもので...つい。本当にすまない...!! 
- Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 無事完結! ( No.122 )
- 日時: 2014/09/25 22:22
- 名前: ?????????? (ID: WqtRIGcg)
- 剣城がホモなっているだと!? 
 進撃の巨人のライナーブラウンになっている!!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
この掲示板は過去ログ化されています。

