二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 黒子のバスケ〜拝啓、キセキの君たちへ〜
- 日時: 2013/01/16 16:57
- 名前: このみ (ID: 2r74csLN)
- 参照: http://yaplog.jp/momizi89/
- どんなに手を伸ばしても 
 届かないことだってある。
 でも、そこで諦めたら
 君たちは、もう私を見ないから
 諦めないよ。絶対に。
 ————
 *にゅう!!
 13/01/16
 しょーと モブの恋愛・続をup。
 青峰夢です。
 *あてんしょん!!
 黒子のバスケの夢小説です。
 原作には沿っていません。
 長編onlyではなく、色んなお話を載せようと思っています。
 パクリ、荒らし等はお止め下さい。
 更新遅いです。
 アンケート等を行ったら、答えて下さると飛んで喜びます。
 リクエストなども遠慮なくして下さると嬉しいです。
 *めいん!!
 +ろんぐ
 うたかた花火[赤司]
 ((たとえ君が、消えてしまっても))
 00時00分00秒———— >>1
 18時37分54秒———— >>5
 18時52分16秒———— >>10
 君の体温[氷室]
 ((本当に、手のかかる妹だよ))
 00.0度———— >>13
 +しょーと
 〈赤〉Labyrinth >>37
 〈青〉モブの恋愛 >>40 続>>51
 *しすたー!!
 「黒子のバスケ〜二人で一つ〜」
 「ぬらりひょんの孫〜月下美人〜 完」
 「ぬらりひょんの孫〜離さない〜 完」
 *らぶ
 茅ちゃん
 イナズマさん
 魂乃歌ちゃん
 あかりんごちゃん(雛林檎ちゃん)
 咲哉ちゃん(とろろ芋ちゃん)
 ————
 240908 開設
- Re: 黒子のバスケ〜拝啓、キセキの君たちへ〜 うたかた花火 ( No.1 )
- 日時: 2012/09/24 19:19
- 名前: このみ (ID: oMcZVhE7)
- 参照: http://yaplog.jp/momizi89/
 00時00分00秒————
 あの時出会わなければ、こんな想いをしなくて良かったのだろうか。
 あの時出会わなければ、こんなに恋い焦がれることは無かったのだろうか。
 あの時出会わなければ、君の寝顔なんて見ることは無かったのだろうか。
 それでも、
 あの時出会わなければ、あんなに楽しくて、嬉しくて、幸せな時間は過ごせなかった。
 あの時出会わなければ、今の自分は居なかった。
 あの時出会わなければ、人を好きになる事を知らなかった。
 君に出会えて、幸せでした。
 たとえ君が消えても、この気持ちは忘れない。
 うたかた花火
 (寝顔みたいだ)
 (そんな月並みの言葉だと知っていても)
- Re: 黒子のバスケ〜拝啓、キセキの君たちへ〜 ( No.2 )
- 日時: 2012/09/08 19:30
- 名前: 茅 (ID: MIiIBvYo)
  
 このみ!
 来たよ!!新しいのやるんだね!ちょー楽しみにしてるね!!(≧∇≦)
 更新頑張って!(b^ー°)
- Re: 黒子のバスケ〜拝啓、キセキの君たちへ〜 ( No.3 )
- 日時: 2012/09/08 19:52
- 名前: このみ (ID: N5yVg.Pp)
- 参照: http://yaplog.jp/momizi89/
- 来るの早いねww作ったばっかなのにww 
 頑張るよー!感動できるようなのを書きたい!
 また来てねノシ
- Re: 黒子のバスケ〜拝啓、キセキの君たちへ〜 ( No.4 )
- 日時: 2012/09/08 20:22
- 名前: 茅 (ID: nq7vYh80)
 あはは、黒バスのタイトル見つけたら、それがこのみだったから、すぐクリックしたからな〜!
 頑張って!このみなら書けるよ!!
- Re: 黒子のバスケ〜拝啓、キセキの君たちへ〜 うたかた花火 ( No.5 )
- 日時: 2012/09/24 19:21
- 名前: このみ (ID: xhJ6l4BS)
- 参照: http://yaplog.jp/momizi89/
 赤ち—ん、と呼ぶ声が後ろから聞こえる。
 振り向けば、2mを超える巨人が覆いかぶさって来た。
 「お腹空いたー」
 「今黄瀬が場所取りをしている。そこに着いたらお菓子が沢山食べられるぞ」
 「うぅ——」
 息が出来なくて苦しいから、前に向き直してそう告げると、唸る紫原。
 はぁ、と溜息を吐くと、鞄から飴玉を出した。
 「?飴ちゃん?」
 「これで我慢しろ」
 「わーい!赤ちん大好きー」
 ビリッと袋を破ってポイッと口に含む。体が大きすぎる所為か、飴玉が本当に小さく見える。
 圧し掛かってくる紫原をズルズルと引き摺りながら歩いていると、大人数(全て女子)に囲まれている黄色い頭を見つけた。
 「黄瀬」
 「あ!赤司っち!場所取ったッスよ!!皆、ごめんね、友達が来たから」
 「「「「「ええ〜〜〜〜!!!!」」」」」
 騒ぐ女子たちをかわしながら近づいてくる。
 モデルも大変だな。そう言ってやれば、仕事ッスから、と困った笑顔で返された。
 「皆さん、もう始まりますよ」
 「うわぁっ!!黒子っち、いつからそこに!?」
 「最初からです」
 お決まりのやり取りをする黒子たちの横に座り込む。
 隣では早速紫原がお菓子の袋を開けていた。
 「遅かったな」
 「……その声は青峰か?夜だからお前が見えない」
 「俺はそんなに黒くねェっっ!!」
 もちろんちゃんと見えている。
 あと何分だろう。携帯を開くと、ディスプレイに18時29分と書かれてあった。
 パタンと携帯を閉じると同時に、赤司の前に大きいリラックマのぬいぐるみが置かれた。
 「それが今日のラッキーアイテムか」
 「ああ。もう少し大きい方がいいのだが、家にこれしか無かった」
 「十分大きいがな」
 そう言った時、「ひゅ〜〜〜〜〜〜〜…………」という音が聞こえ、
 ドオオオン
 花火が上がった。
 色取り取りの花火。
 美しい。だが、一瞬で散ってしまう。
 それから何分か花火を見つめていると、情けない事に首が痛くなった。
 見るのをやめて周りを見渡すと、橋の柱に寄りかかりながら花火を見上げている女性を見つけた。
 それがただ見上げているだけならば、何も思わなかった。
 でも、彼女は一人で、泣いていた。
 静かに、涙を流していて————放って置けなかった。
 後ろに座っている人たちに迷惑にならないように屈んで、彼女の元まで向かう。
 皆には気付かれなかった。アホみたいに花火ばかり見つめていたからだろう。
 「こんばんは」
 『っ!?』
 声をかけると、彼女は勢いよく振り向いた。
 綺麗だなと、素直に思った。
 綺麗に胸のあたりまで伸ばされた黒髪。涙の浮かぶ大きな瞳。
 小さな口に鼻筋の通った鼻。自分より15cm程小さい身長。
 彼女によく合う、浴衣。
 それら全てを花火が照らし出していた。
 18時37分54秒————
 (そして僕らは出会った)
この掲示板は過去ログ化されています。

