二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- メカクシティデイズ。
- 日時: 2012/10/20 21:11
- 名前: 月夜 (ID: mvmekIau)
 初めまして。月夜と言います。
 よろしくお願いします。
 皆様も知っていると思いますが『メカクシティデイズ』は、
 じん(自然の敵P)様の曲です。
 それを私が勝手に創造して作った小説です。
 ※ちなみに出てくる登場人物はちゃんとじん様が考えだされた
 キャラクターです。
 注意事項です。
 荒らし等はやめて下さい。
 パクリもやめて下さい。
 コメント等は大歓迎←です。
 では。こんな所で。
 改めてよろしくお願いします。
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- Re: メカクシティデイズ。 ( No.1 )
- 日時: 2012/10/20 21:14
- 名前: 月夜 (ID: mvmekIau)
 ■ロスタイムプロローグ■
 ———いつも通りも、案外つまらなくもないもので。
 この平凡な1日を、きっと私は明日も、忘れない。
- Re: メカクシティデイズ。 ( No.2 )
- 日時: 2012/10/20 21:15
- 名前: 秋(元苺) (ID: iv9jnC9n)
 初めまして!
 カゲプロですね!メカクシティデイズ><
 楽しみにしてます^^頑張ってください!
 応援してます^^
 あと、私も小説かいてます。この場所で、ボカロ小説書いてまs
 良かったら…ヘタですが見てくれると嬉しいでs((ヤメロ
 では!
- Re: メカクシティデイズ。 ( No.3 )
- 日時: 2012/10/22 21:55
- 名前: 月夜 (ID: mvmekIau)
 ■カゲロウデイズⅠ■
 
 今年は昨年よりも猛暑らしく熱中症の患者が増えた、とテレビで言っていた。
 つくづくため息が出る。地球温暖化も良い所だ。
 そんな日俺、雨宮響也は朝比奈日和の親戚の家に夏期講習の為めに訪れていた。
 朝比奈日和は俺と同じで夏期講習を受ける一人だ。
 8月15日。この日を人々はお盆と言う。そんな日の夏期講習の帰り道。
 ケータイは午後12時半を示していた。
 「こんな日にも夏期講習、しなくて良いのにね」
 信号機を渡ったすぐ近くにある公園で日和とくだらない話をしていた。
 「確かにな、それ一理ある」
 「でしょ?」
 日和のひざには、いつから乗せたのか、真っ黒い猫が座っていた。
 「お前本当に猫好きだよな?」
 「可愛いじゃん、ぬいぐるみ見たいで」
 「そうか?」
 そんな他愛の無い会話の途中、いきなり日和が「ねぇ」と聞いてきた。
 「春夏秋冬でどの季節が一番嫌い?」
 「はぁ?いきなり何だよ…」
 「良いから!!」
 俺は仕方なく考える。
 春はある意味厄介だよな…花粉飛んでるし。夏は夏で暑いしだるいよな。秋が一番良いよな…。冬は寒いし、何より布団から出たくなくなるし。
 と頭の中で考えていると日和は、早く!!と急かして来た。
 「冬…かな?」
 結論を出すと「ふぅん」と、はたかもガッカリと言わざる表情をした。
 「お前は…どうなんだよ?」
 今度は逆に聞き返す。
 「えっ?私は…うーん、春も冬も好きだもんなー…」
 と呟いていた。
 「思うでしょ?」
 俺は仕方なく頷く。多分日和は俺と一生気が合わないだろうと思う。
 「でも…——まぁ、夏は嫌いかな?」
 ふいに日和を見ると、遠い目で日和は言っていた。
 と、その時。日和が小さな悲鳴を上げて俺から離れた。
 「ちょっと!待ってよ!子猫!!」
 猫を見るとスタスタと信号機の近くまで走っていた。
 
 「どこまで行くんだよ…」
 どうやら日和の上に乗っていた猫が飛び降りたのだろう。
 日和は慌てて追いかけていた。
 俺も仕方なく日和の後について行く。
 そして、俺が公園から出た直後だった。
 俺の目の前で鈍い音がした。
 と、同時に赤黒い液体が頬についた。
 視界がぼやけるのを目を擦って見る。
 目を凝らすと、そこには酷く無残な日和の体がそこにはあった。
 「えっ…」
 目の前がいっきに白黒に変わる。余りの事態に頭が追いつかない。
 体が震え出す。
 気持ち悪い。気色悪い。怖い。吐き気がする。
 
 そんな中。俺はのろのろと日和の無残な体の目の前に来る。
 吐き気がいっきにこみ上げてきた。
 
 「日和…?」
 あれは日和か?違う。違う?何が。全てが。じゃあ、コレは誰だ?
 そんな会話文様な物が頭の中でゴッチャになって入ってくる。
 そんな中。日和の、あの香りが微かにただより、これが日和の体だという事が無理矢理でも分かった。
 頬を手の甲で擦る。
 見れば、震える甲にはハッキリと血飛沫が鮮やかに付いていた。
 「う…嘘だ。違う。こんなのッ!こんなの違う!!」
 その場で叫ぶ。こんなの嘘だ。有り得ない。
 頭の中が真っ白になった。
 それを、さらに追い討ちを掛けるように、あの。さっきまで日和の上に乗っていた猫が鳴く。
 それでも俺は頭を振る。ちがう。こんなの間違いだ。嘘だ。
 『嘘じゃないぞ?これは本当だよ』
 突然、俺の耳からはそう聞こえた。
 
 日和の酷く無残な体の目の前で、俺を笑っている陽炎が微かに見えた。
- Re: メカクシティデイズ。 ( No.4 )
- 日時: 2012/10/25 20:38
- 名前: 月夜 (ID: mvmekIau)
 ■コノハの世界事情Ⅰ■
 また、だ。
 またこの展開。
 
 何故だ?何故僕じゃ助けられない?
 伸ばしたっていつも届かなくて。
 無理なのか?僕じゃ?
 
 
 「——お前の名前は…コノハ、だ」
 僕はある科学者によって作られた。
 人間の僕はもう死んだらしい。
 つまり、僕は。また命を蒸し返した根性際の悪い人間らしい。
 いや、人間と言うべきだろうか?
 しいて言うなら機械だろう。
 それでも、普通の人間通りの暮らしが出来ている。
 そんな僕には、今2人の親しい人がいる。
 名前は響也と日和だ。
 出会いは日和の姉の所に夏期講習の為滞在することになり、そこに僕が居合わせていたのがきっかけだった。
 居合わせたのは本当にただの偶然だった。
 それからと言うもの、僕はよく2人と一緒になることが多くなった。
 ——ある事件が起きるまでは。
 
 「今日は何処に行く?」
 「そうだなぁ、どこにしようか?」
 この言葉。今日で何回目だろうか?
 
 「公園、言ってくるね」
 止めたいけど止められない。
 そうした事で何も変わらないのだから。
 隙を見計らい後をついて行くと、もう。手遅れで。
 伸ばした手なんて無意味で。
 いつも「ごめん」と口で言うだけで。
 「これって、夢。なのかな?」
 たまに思うことがある。
 こんなの夢でいいと、早く目が覚めれば良いのにと。
 だけど、そんなの、無理なんだ。
 
 「この世界、どうやらヤバイらしいね」
 他人事のように言ってみる。
 
 でも、やっぱり。
 そんなの何かで変わらない訳で。
 
 さぁ、こんな世界。
 僕は変えれるのかな?
- Re: メカクシティデイズ。 ( No.5 )
- 日時: 2013/02/25 22:27
- 名前: 仁 (ID: Y2CSopoV)
- 面白いですね! 
 続き待ってます!!
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