二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 星の花が降るころに2
- 日時: 2012/11/06 18:46
- 名前: 平井 和歌 (ID: ShMn62up)
- 平井 和歌ですっ 
 もちろん本名じゃないです
 国語で「星の花が降るころに」を習い
 そのあとに、話の続きを考えることになったんですが…
 私はあのスペースに書ききれなかったんです(笑)
 どんどん、頭の中でストーリーが膨らんで…
 そのときに、ココを見つけました
 それでは、「星の花が降るころに2」スタートですっ
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- 星の花が降るころに2 プロローグ ( No.1 )
- 日時: 2012/11/06 18:56
- 名前: 平井 和歌 (ID: ShMn62up)
- これまでのエピソード 
 小学生の時に「私」と「夏実」は出会った。
 中学生になっても仲良くしていくつもりだった。
 そして、公園の銀木製の花は二人の友情のあかしだった。
 中学生になった二人はちょっとしたすれ違いが重なり今まで一緒に帰っていたのも一緒に帰らなくなった。
 「私」は仲直りしようと廊下で夏実にしゃべりかけようとした。
 しかし、「私」と夏実の友達が声をかけたのが偶然にもおなじだった。
 夏実は友達に返事をして「私」から顔をそむけた。
 それを、ボーっと見ていた戸部君。
 彼に弱みを握られたような「私」は放課後戸部君に声をかけることにした。
 「私」は戸部君がグラウンドの隅っこでサッカーボースを黙々と磨いている姿を見ていると自分の考えていたことがとてもちっぽけに思えてきた。
 戸部君にも励ましてもらい、私はお守りだった銀木製の花を捨て新しい一歩を踏み出した。
- 星の花が降るころに2 ( No.2 )
- 日時: 2012/11/06 19:08
- 名前: 平井 和歌 (ID: ShMn62up)
- 「おいっ、高橋。」 
 戸部君だ。
 「先生が呼んでるぞ。」
 笑い声が聞こえる。
 …。えっ?
 私は居眠りをしていたようだ。
 みんなの笑い声を視線が突き刺さる。
 先生も苦笑いだった。
 「茜ちゃん…。この問題してね。」
 今は、数学の時間。
 数学は新米教師の大橋先生が担当だった。
 私は黒板に書かれた問題を解きに行った。
 いつの間にか笑い声も聞こえなくなっている。
 授業を聞いていなくてもさいわい塾に行っているので問題は解けた。
 休憩まであと3分。
 夏実の夢を見ていた。
 小学生のころの夢を。
 不思議な夢だった。
 私が銀木製を拾うところからそれは始まった。
 夏実と待ち合わせしているようだった。
 何分待っても夏実は来なかった。
 嫌な夢だ。
 私は時計をじっと見つめた。
 休憩まで30秒。
- 星の花が降るころに2 ( No.3 )
- 日時: 2012/11/07 15:53
- 名前: 平井 和歌 (ID: R6.ghtp2)
 チャイムが鳴った。
 椅子を弾く音がうるさい。
 昼休憩のスタートだ。
 私は舞子の席に行った。
 「ねぇねぇ、茜。 さっきさぁ、戸部君が茜の事見てたよ。」
 舞子がにやにやしながら言った。
 あほらしい。戸部君もわけがわからないが舞子も訳が分からない。
 私は愛想笑いを浮かべながら言った。
 「そんなことないって。舞子の勘違いでしょ。
 戸部君は訳が分からないから。」
 ふぅーん。と首をかしげながら舞子はお弁当を広げた。
 私も食べよう。
 カバンからお弁当を出そうとすると…。
 ないっ!
 箸がない。
 これじゃぁ、食べれないじゃないか。
- 星の花が降るころに2 ( No.4 )
- 日時: 2012/11/09 18:24
- 名前: 平井 和歌 (ID: AdHCgzqg)
- しかたない。 
 お弁当はあきらめる。
 ちょっと、食べなかっても大丈夫。
 サンドイッチをもってきていた舞子はすでに食べ終わっていた。
 「えぇー。茜、どうするの?」
 「いいよ。ダイエット中だし。」
 本当はおなかがすいてたまらない。
 でも、ダイエット中っていうのは本当だし。
 放送で舞子が呼ばれた。
 「あっ、私宿題だしてなかったんだー。
 待っててよっ。」
 舞子は職員室へ向かった。
- 星の花が降るころに2 ( No.5 )
- 日時: 2012/11/11 20:12
- 名前: 平井 和歌 (ID: SsOklNqw)
- 舞子しか友達のいない私は図書室に行くことにした。 
 職員室の前を通ると見たことのある子がいた。
 塾が一緒の子なのかな。
 …。いや、もっと古い記憶だ…。
 あれはいったい誰なのかな。
 人違いだろう。
 私は足早に図書室に向かった。
 図書室にはちらほらと人がいる。
 私は歴史の棚から伝記を出した。
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