二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Dグレ 夜ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ ( No.33 )
- 日時: 2010/09/29 11:23
- 名前: 風 (ID: y5qheDIH)
- 参照:
- コメント下さった方々有難う御座います。 
 アリスへ
 全くですねぇ…両方子供です!
 リベア「貴女に言われたくは有りませんわ!!ティキ以上のお子様の癖に!」
 ティキ「全面的に同意!」
 リベア「ティキ・ミック卿の同意など求めて居ませんわ!」
 六様へ
 お久し振りです!
 フィアルテ姉さん流石の台詞ですな♪
 鯉の踊り食いはティキぽんに任せて★
 ティキ「お願いだからそれ以上俺を弄るのは止めて?」
 秋空(風)「無理ぃ♪」
 なさへ
 アルデバラン強そうですか!!?
 嬉しいです^^
 結構考えて付けた名前ですからね♪
 もう直ぐアルデバランのプロフ書こうかなvv
 そう言ってあげるなって……ティキだって気にしてるんだから!!
 D,gray man
 闇ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ
 小休止:アルデバランプロフィール
 *名前[アルデバラン・F・オーヴェンスワイト]
 *年齢[??←AKUMAだから分らない]
 *性別[♂?]
 *国籍[スペイン←スペインで出来た]
 *1人称[私]
 *容姿[白い肌に赤の寂しげな瞳……不揃いの長い銀髪で青のローブを着ている]
 *性格[規律正しくて主君に対する忠誠心が強い。
 然し,人間やエクソシストには純然たる殺意を持つ。]
 *能力[石を自由自在に破壊・想像し操る。]
 *技[石人形の兵隊(レジスタ・ヴィオラ):石を人形の様な姿にして大量生産し戦わせる。
 人間の姿だけ有り複雑な行動が取れる。
 石の鎧{ベリアル・スキン):石を体に纏う。重さを持たない強靭な石の鎧。
 寂寞の帝都(バドラー・ギルルディング・スティアレンス)
 半径二百メートルの全ての石を圧縮し粉々にして自由自在に操る。]
 *その他[世界初にして唯一のLv6。千年伯爵にすら及ぶ迫力と品格を兼ね備える。最終兵器]
 D,gray man 闇ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ
 第二章:ルージェ
 第七話「解放へのワルツ Part2」
 新たなる存在Lv6___強力な存在感が空間に渦巻く。
 絶大なる新戦力の誕生にノア兄弟達は歓喜に湧いた。其れを見てシェンバは唯一人震える。
 こんな圧倒的な戦力等今頃現れずとも今の戦力で教団を粉砕するなど訳も無い。
 其れなのに新たな戦力を貪欲に求める悪意に眩暈を覚えているのだった。
 ティキ「美形じゃねぇか…」
 アルデバラン「どうも有難う御座います。私は自らで顔を選べませんので主のお陰です」
 ティキの言葉に少し嬉しそうにして誇らしそうにアルデバランはシェンバを一瞥して言った。
 シェンバ「………」
 其れに対して余り嬉しくなかったのかシェンバは無言だった。
 無言のシェンバを他所に多くのノア達がアルデバランに話しかける。
 先ずはロードからだ。
 ロード「アルデバランは人型だけどやっぱり人間のご飯とかは食べれないの?」
 アルデバラン「いえ,人の食事も取れるようにして欲しいと願ったら,
 主がその様にしてくださりました。味覚もちゃんと搭載されています」
 ___シカし
 矢張リ…人を殺シ喰う快感には叶いマセン———
 アルデバランは舌なめずりしながらロードの綺麗な顔を眺めて言う。
 その迫力と恐ろしくも妖艶な様にロードは気に入ったらしく笑顔で「好みだよ君」と返す。
 更にスキンやジャスデビ等も彼に質問をしたようだ。
 一頻り珍しい新しい存在への質問を終えたのを見計らいシェンバが言う。
 シェンバ「そろそろ良いかな?」
 リベア「まだ何か?」
 シェンバ「あぁ,言うタイミングを見計らっていた。最後に彼,アルデバランもこの任務に出る。
 さし当って彼を従属するノアを決めた。
 アルデバランを同行させる権限のあるチーム其れは,ロード・キャメロット及びシェリルの班だ。
 良いね?」
 デビット「別に他意はねぇよ?」
 シェリル「宜しく」
 ロード「ちょっとエクソシスト側の軍勢を見て怖くてね…元帥2人居んの(涙」
 シェンバ「無論,其れを見越しての事さ…」
 シェンバはロードの言葉を聞き言う。
 既にノア達はロード・キャメロットの力により皆が目的地へと移動して,
 相手側戦力を目撃・目測している。
 その結果,エクソシスト戦力・ルージェ戦力共に強力な敵が揃うロード達の担当区に送る事になった。
 アルデバラン「はいシェリル様♪」ザッ…
 アルデバランは深々と礼をする。
 ノアが動き出す___
 ——ー静に
 本格的に____
 ノアの面々は各々伯爵により振り分けられた土地に徒党を組み向かう。
 無論,ロードの特殊能力時空移動を利用してだ。
 そんな中1人シェンバは皆を見送るようにして残る。
 メロナ「シェンバァ?」
 シェンバ「心配せずに行ってくれお姫様…僕は少し伯爵と話す事が有るだけだ」
 メロナ「ふ〜ん?ねぇねぇ♪」
 シェンバ「何だい?」
 メロナ「言いたい事はズバッと言った方が良いよ★」
 メロナが人差し指で思い切りシェンバの憂鬱そうな顔を指して底抜けに元気な声で言った。
 そして,彼女は扉の中へと消えて行く。
 伯爵「だそうですよシェンバ…?」
 シェンバ「僕は何時か,エクソシストの見方になろうと叛乱を起してしまうかも知れませんね」
 伯爵「その時は___我輩達が君の誇りを護る為に全力で殺しましょウ♪」
 笑いながら言う伯爵にシェンバは唯一言___
 有難ウ御座いマす
 と言ってその場を去った。
 ============
 クロウリー城
 規定の場所には着いたがまだ,結界を破壊すべき時ではないので
 クロウリー城で屯する事にしたルージェの面々だ。他の者達も恐らくそうだ。
 ソして___明日ガ期限ノ時間———時間は刻一刻と刻まれル。
 
 外部は異様な装飾に囲まれていて嫌悪感や畏怖の念を感じずには入られない。
 世界中を旅した先代の趣味だと聞くがどうにも良い趣味とは思えないとセルランは感じた。
 そんなセルランは今,ある場所に居る。
 クロウリー城で唯一クロウリーの父の世界中を駆け回り集めた骨董品の無い寛げる空間だ。
 其処にはクロウリーの付き添いの美女エリアーデも居た。
 セルランは彼女の雰囲気から気付いていた。彼女がAKUMAだと___
 無論,フィアルテやラウも気付いているだろう。然し,彼女に興味が有るのはセルランだけだった。
 ラウも美人だストライクだとは言うがそれ以上のことは無い。
 スッ…エリアーデ「どうしたんだいあたしの隣になんて座って」
 セルラン「君はAKUMAだろう?」
 ピクン___エリアーデ「知らないわね?AKUMAとか聖書の読みすぎよ。馬鹿じゃないの?」
 エリアーデはセルランの言葉に眉を一瞬動かし必死に表情を直し言い募る。
 セルラン「分り易い反応だ......自分はノアの血が流れているから…そう言うのには敏感なんだ」
 エリアーデ「ノアの血!?アンタ等一体?」
 セルラン「ノアとエクソシストの間に生まれた両方の相反する力を手にした非業の一族だ」
 エリアーデ「世の中色々有るものね?」
 セルラン「全くだ___どの世界にも呪われた者は居る」
 エリアーデ「詰り,変わってるあたしに同情でもした訳?」
 エリアーデの薄い反応に余り驚いてもくれないかと少し寂しい気分になりながら彼は息を吐く。
 セルラン「違うな…指摘している。エクソシストとAKUMAは敵だ。馴れ合っちゃいけない」
 エリアーデ「私は自由なんだ!!クロウリーの為なら伯爵を裏切って壊されても構わない。」
 セルラン「分らないな…何であんな男が良いんだ?」
 エリアーデ「アイツはあたしが殺そうとしても死なない男だから…
 永遠の愛の劇を一瞬でも演じれるから___」
 セルラン「自分でも出来るよ…それだけがアイツの取得なら自分も君に攻撃されても死なない。
 なぜならノアの力を好みに宿す上位人種だからだ」
 セルランはクロウリーを侮蔑するかのように言う。
 クロウリーの事を必死で愛想としている女のAKUMAの前で,
 年齢相応に必死で恋を探しているエリアーデを前にあんな箱入りの世間知らずより自分が上だと。
 鼻に掛かる用でもなく真実を滔々と述べるかのように…
 エリアーデには分った。目の前の男が真実自分の攻撃で簡単に死なないであろう事を本能で。
 セルランが本気で自らを案じている事を___
 セルラン「自分は貴方を一目見た時から護りたいと思っていた。
 それは,自分の初恋の女性に貴方が似ていたから……そんな私でも良いか?」
 エリアーデ「私は…」
 エリアーデの感情がセルランに傾きかけている事に気付き言葉を掛ける。
 然し彼女はプライドとクロウリーの本質を知るが故に言う。
 エリアーデ「アンタみたいな男に靡く気はない」
 そう,言い残してセルランの居る部屋を自ら出て行った。
 セルランの気持ちは本音だった。自らのせいで無くなった女性と重ね合わせて護ろうとしていたのも。
 セルラン「旨く行かない物だよ……世の中は何もかも…賭け事をする者に向かい風だ」
 自らのポケットに入っていたジョーカーのカードを指で持ち上げ気落ちした様子で彼は言った。
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 ルーマニア・クロウリー城前の町
 其処にはエクソシストの面々が居た。
 アレン・ウォーカー,クロウ・ネヴィル,テッサイア・J・ロマーリオ,スーマン・ダーク,ラビだ。
 教団の要請により集まったエクソシストにより造られたチームの中で最も人数の多いチームだ。
 実は予定よりも五時間ほど遅れてこの地に到着した。遅れた理由はクロウ___
 汽車の中で紅茶を飲み汽車の移動の衝撃で紅茶を零してしまい怒りに震え暴れまわった末の事だ。
 その事でアレンはこの旅路に付く前にテッサイア達が言っていたクロウのタブーの意味を知った。
 アレン「クロウさんも大概にして下さいって感じですよ!」
 ラビ「まぁまぁ,終ったんだから良しとするさ(汗」
 プンプン…アレン「幾らなんでも好きすぎでしょう!?度が過ぎる!!」
 テッサイア「お前,あんなのクロウに取っちゃ常識だぞ?」
 アレン「______僕,クロウさんには失望しました」
 テッサイア「諦めろ…教団なんてのは失望できる人間ばかりだ」
 アレン「諦めます」
 テッサイアの言葉を聞いて周りを見回し今まで会って来たエクソシストを思い出して,
 アレンは嘆息しながら反省したかのように項垂れて盛大な溜息に乗せて言った。
 ラビ「しっかし,遅いさ…クロウもスーマンも何やってんだろ?」
 テッサイア「どうせ
 ご当地の紅茶に目が無くなったクロウが暴走してスーマンがクロウしてるだけだ」
 ラビの問いにテッサイアは見透かしたようにそして,少し悲しそうに言う。
 因みにクロウとスーマンの2人はアレンの暴食により尽きた食料の調達に街に出ていた。
 エクソシストが派遣されてその日一日で奇怪騒動を片付けれない事も多い。
 長引くと思った時は事前に連絡し鐘を卸しその近場の街で食事を調達するのも任務の内だ。
 クロウ達が食料の調達に街へ買い物に向かったのは2時間前だったりする。
 ラビ「それを加味して言ってるに決まってるさ…それにしても遅いって…」
 クロウ「お〜ぃ♪待たせたなぁ野郎共!」
 テッサイア「待ってねぇ」
 そうラビが毒づいている時に後ろから聞き覚えのある声…クロウだ。
 ラビは着たら来たで嫌な男の到着に鳥肌を立てテッサイアはあからさまに嫌な顔をする。
 クロウ「何々ぃ?その嫌そうな顔!すげぇ見た事無い紅茶あって楽しかったのに!
 あっ!さてはお前等俺ばかり紅茶品評会楽しんじゃってズルイって思ってんだな?」
 ラビ「紅茶そこまで興味ねぇさ…」
 クロウ「おいおい,世界中の人々は皆等しく紅茶に愛されているんだぜ?」
 ラビ「愛されたって良いけど愛したくはねぇさ…」
 ラビは紅茶が嫌いな訳ではないがテンションが高すぎるクロウを振り解くために,
 必死にローテンションで言う。
 ___バクン
 「よォ,楽シソうダな?」
 
 全エクソシスト「敵!?」
 スッ___風危「私の名は七夜風危…お前等を殺せて伯爵の命あって来た」
 突然の来客…
 其れも空間を切り裂くなどと言う凡そ人間的ではない登場に浮き足立つ面々。
 テッサイア「こんな時にスーマンは!?」
 クロウ「スーマンは大量の買出し品の運び役。宿においてから来るって」
 テッサイア「なら仕方ない」
 ラビ「それで良いんさ?」
 テッサイア「戻ってきたら締めるだけだ」
 ラビ「そういう意味♪」
 テッサイアの発言にラビは楽しそうに言う。
 こんな時に買い出し物を宿に持っていくなんて楽な役をしているスーマンが腹立たしかったのだ。
 無論,スーマンの役は本当は大変だ。クロウのせいで買ったものは数知れず…
 重さにして200キロは下らなかったという事をこの後テッサイア達は知る。
 その前にスーマンをフルボッコにするが…
 タン…クロウ「来るぞ!」
 ズガァン…ラビ「がはぁっ!」
 風危「見えたか?私の拳がお前等に見えたか…矢張りエクソシストといえど所詮人間だな」
 ガラガラ…ラビ「………」ムクッ…
 ユラァ…ラビ「________ストライ〜〜〜〜〜ク!!!!」
 風危の本気で相手を睨んでいなければ目で追う事すら難しいようなスピードにより
 放たれた背後からの拳をモロニくらいラビはレンガ造りの建物に激突する。
 それを風危は見下すように見ている。彼は口を切ったらしく口から血を流しながら立ち言う。
 その的外れな言葉と目のハートを見てアレンは呆れ顔だ。
 テッサイア「如何なる状況でも美人にはストライク……下らんが此処まで来れば立派な物だ」
 アレン「諦めます」
 テッサイア「良い心がけだ」
 風危「存外捨てた物じゃ無いかな?」
 ニヤリ___
 まだまだ気楽な表情の面々を見て風危は久方振りに骨が有りそうだと楽しそうに笑う。
 そんな中,エクソシストの面々には人間的な素晴らしさを望むのは諦めようと思う少年アレンだった。
 ∞END∞
 NEXT⇒第八話「解放へのワルツ Part3」
 〜ちょっとじゃれ合い〜
 ズルズル…スーマン「重い…重過ぎる。くそぅ,クロウの奴め!嫌な役を全て俺に押し付けおって!」
 ドン…スーマン「っ!誰だ!?」
 少女「ゴメン…」
 スーマン「………いや,俺の前方不注意だお嬢ちゃん」
 少女「………ごめんなさい」タタタタタッ…
 スーマン「全くクロウの奴め!帰ったら叩きのめしてやる!」
 一方___
 テッサイア「こんな時にスーマンは!?」
 クロウ「スーマンは大量の買出し品の運び役。宿においてから来るって」
 テッサイア「なら仕方ない」
 ラビ「それで良いんさ?」
 テッサイア「戻ってきたら締めるだけだ」
 ラビ「そういう意味♪」
 相思相愛である♪
