二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D灰−game− ( No.12 )
- 日時: 2009/12/15 22:41
- 名前: 柚葉 ◆GYaO1T4UPk (ID: YUZdXVbt)
- 第八夜 『教団』 
 「君達が、新入団者だね?」
 アルと星は、アレン達に案内されて指令室に入った。
 中には、報告書やらなんやらが散らばっていた。
 真ん中には、緑色のソファーが。
 その向かいには机があり、白い服を着て眼鏡をかけた巻き毛の男が話しかけてきた。
 アル「黒の教団の室長。コムイ・リー。リナリー・リーの兄で、重度のシスコン。」
 星「シ・・・シス・・・コン・・・?」
 星は、アルの言葉によりコムイにひき、顔が引きつっていた。
 そして、それを見ているアレン達は苦笑していた。
 コ「へぇ。僕の子と知ってるとわねぇ♪星君。アルちゃ(アル)「ちゃん付け・・・やめてくんない?」え?あっ!!うん。まぁ、ともかく歓迎するよ!!二人とも♪」
 そういって、コムイは満面の笑みを浮かべていたが、アルは無反応。星は、まだちょっとひいていた。
 そんな時。何かがなった。
 ア「今の。何の音ですか?」
 アルは、ポケットに手を突っ込み、何かを取り出した。
 星「お前か・・・。」
 アルは、出したものを見ながら頷いた。
 リ「それ・・・何?ハムスター?」
 アル「ハムスター型ロボット。」
 そういって、リナリーにそれを見せる。
 コ「それで、さっきの音は?」
 アル「充電切れた。だから鳴った。」
 星「充電切れたて・・・。」
 星を軽くスルーし、ポケットから巾着を出した。
 そして、その巾着からひまわりの種を出すと、ハムスター型ロボットの口に入れた。
 ア「・・・って、何やってるんですか・・・?」
 そう。他人から見たら、ただのエサやり
 充電してるようには思えない。
 リ「じゅ・・・充電してるの?」
 アル「ひまわりの種型にしてあるだけ。本物のひまわりの種じゃないよ。中に、電気はいってるし。」
 そうやって、食わせていってると、満タンになったのか音が鳴った。
 そしてそのハムスター型ロボットは、アルの手を離れ、床に着地すると“ポンッ”という音がした。
 全員(アルを除く)「「え?誰・・・?」」
 目の前には、150cmくらいの少年が立っていた。
 「マスター。伝言が届いています。」
 アル「あ〜。後で聞く。」
 星「って、お前は普通に話すなや!!」
 星キョン・・・あんた。
 どんな状況でもつっこみそうだね・・・
 KYって言われない?
 星「いや、言われへんけど・・・。」
 そっか・・・
 リ「アルさん。その子は・・・?」
 アル「さっきのハムスター型ロボット。」
 その言葉を聞き、全員。口が開いたままだった。
 コ「これ・・・アルちゃ・・・君がつくったのかい?」
 アルは、いつものように無表情で頷いた。
 ア「凄いですね・・・。」
 リ「名前とかあるの?」
 アルは、首を横にフリ、「いつもNo.8674または8674(ハムナヨ)って呼んでるし・・・。」といった。
 星「お前どんだけ作ってんや!!」
 アル「暇だったら、作る。あんたの本能と似たようなもんだよ?」
 ちなみに、コムイは結構興味を持ったらしく、ハムナヨ君すんごく見てます。
 で。見られてる本人は、訳がわからないのか、首をかしげている。
 アル「今度また見せてやるから、話進めろ。コムイ室長さん。ていうか、疲れたから早く寝たいんだけど・・・。」
 コ「え?あっ。うん。わかったよ(ちょっと残念。)」
 ちなみに、ハムナヨ君はハムスターの姿に戻って、アルの元に帰りました
 コ「その前に。二人のイノセンスをみしてくれないかな?」
