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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D灰−game− ( No.3 )
- 日時: 2009/12/16 16:30
- 名前: 柚葉 ◆GYaO1T4UPk (ID: YUZdXVbt)
- 第一夜 『情報』 
 闇に生まれしぬし。滅びたが、一つまた生まれたり。
 闇に生まれた者。闇に朽ちる。
 龍の呪い受けし者=闇に生まれしもの。
 その龍。闇食い、生きる。
 「これだけ・・・か。この、呪いの情報は・・・」
 調べ物をしていた彼女は、何ものかの気配を感じ、ドアの方を向いた。
 「任務だ。」
 その男は、一枚の紙を彼女に渡した。
 「『AKUMA』っていう兵器使ったあの戦争・・・か。了解しました。」
 彼女は、窓の方へ行き、カーテンを開けた。
 窓の外には、小さな子供達が元気に遊んでいる。
 「あぁ。お前は、適合者なのだからな。」
 男は、ゆっくりとドアの方へ歩く。
 「あいつもですか?」
 男は、彼女からの問いに少しばかり驚く。
 「そうに・・・決まっているだろ。」
 仮想19世紀末。
 そこは、蒸気に紛れ、奇怪な事件が起こっていた。
 「なぁ。黒。次の奴らはゲームを、クリアできるかな・・・?」
 黒「お前次第だ。偽りでも、そうじゃない日が来るだろ。」
 彼女しかいないはずなのに、男の声が部屋の中に響いた。
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