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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【D灰】 ◆孤高ノ演舞ハ開演◆ 建て直し!! ( No.5 )
- 日時: 2009/12/22 18:40
- 名前: 葛端 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 第一夜 —過去は今に消えて— 
 ピピピ……チュンチュン。
 此処は黒の教団。
 とある一室の団室でこの物語の主人公—瑞夜はいた。
 「朝…………か。」
 黒髪のセミロングに冷たい印象を与える青目。
 何処となく冷たそうなオーラ。
 起きたばかりなのか髪の毛が少し跳ねていた。
 「…………」
 彼女は立ち上がり団服を取り出した。
 服装はロングコートの団服にカジュアルっぽい黒いジーンズ。
 (もう……“あの日”から5年目か……)
 日が立てばたつほど悲しみは深まるばかり……
 瑞夜はそう言い溜息を着いた。
 「よぉ、瑞夜^^ この前の任務はどうだったさ♪」
 「…………別に普通だ」
 これも日常。
 右隣の部屋に居る—ラビ—
 何故かは分からないが初めて教団に来た時から好かれていた。
 「食堂行こうさ♪ アレンやユウとかいたさね♪」
 「…………あぁ、良いが……」
 気軽に尋ねるラビにふぅ、と溜息を着く瑞夜。
 駄目だ、日常になってしまっては——————
 もう、繰り返せはしない。
 私は弱いのだから——————
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