二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 一話 羽を持つ者たち ( No.6 )
- 日時: 2010/01/01 15:50
- 名前: 迷鎖 ◆eVKFdGz9q2 (ID: xYJBB/ey)
- 参照: 記憶と羽と十字架がぶつかりあって、今、火花が散る。
- 「ん、リナリー、今なんか聞こえなかった?」 
 「え? 何も聞こえなかったけど」
 ここは黒の教団本部。室長に呼ばれ、室長室に向かう、二人の女性が居た。
 いや、一人は女性に見える人物、と言うべきであろう。
 「それより、ディオス。その格好いつまでするの?」
 青緑のかかった黒髪のボブの少女、リナリー・リーが言う。
 リナリーは、身長百六十六センチ、体重四十八キロ。目は緑である。とても美少女な十六歳である。
 私服は、チャイナ服にショートパンツと、動きやすい格好が多い。
 教団内では、私服のほかに、動きやすい黒のハイネックとショートパンツの団服を着用する。
 任務時にはジャケットとミニスカート、それの下からショートパンツを着る。
 「ふああ……さあってねー? 俺……わたしはこの格好好きだし」
 ディオスと呼ばれた人物は、リナリーの問いに、両腕を上げ、あくびをしながら適当に答えた。
 ディオスは、ディオス・エイデルと言う女装癖のある男性である。
 身長百六十九センチ、体重五十一キロと、男性らしい体形だが、男性にしたら普通なほうである。年齢は十九歳だが、精神年齢はもう少し子供だ。
 黒髪のミディアムに、カチューシャをしており、目は青い目で若干吊り上っている。
 男性ならば美青年、女性ならば絶世の美女だ。
 私服は、白のワンピース。その上に黒のカーディガンを羽織っており、ワンピースの下には灰色のレギンスを着ている。
 教団内では、私服以外にも黒のハイネックに、長ズボンの団服を着ている。
 そして団服は、ジャケットに七部丈のジーンズと、団服は男性用のになっている。
 勿論、コートはエクソシストの全員につき、教団のシンボルであるローズクロスは当たり前に付いている。
 「兄さん、何のようだろうね」
 「任務。でなければろくでもないもの、じゃないの?」
 ディオスがそう言うと、リナリーが笑った。そう二人は話し合った後、室長室の扉を開けた。
