二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ第1章 *◆*君と私の旅路*◆* ( No.22 )
- 日時: 2010/01/02 20:04
- 名前: 咲楽 ◆LW1MLyeKg. (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: 学パロ番外編。本編未登場のオレンジ>>>(越えられない壁)>>>不良だと知っていただけれb(((
- 番外編.オレンジVS不良 
 「……あんたらか? あたしを呼びだしたのは?」
 オレンジは壁にもたれかかりながら、腕を組んでいた。
 身長150cmの中等部2年のオレンジに対して、170,180cm辺りの中等部3年の不良。
 原因はというと、食堂の最後の1個の焼きそばパンを取られた。
 ただそれだけ。
 オレンジはフッと鼻で笑って、「くだらない」と言葉をこぼす。
 「……テメェ、2年で不良とよく知られるゴールド、シルバーって野郎と絡んでるんだろ? 調子乗ってんじゃねーよ!!」
 「……調子乗っているのはどっちか……なぁっと!!」
 オレンジは不良の一人に足をかけ、奴の腕をつかんで、ぐっと地面にたたきつけた。
 ……いわゆる柔道技。
 「こーんな女子一人に数人の不良を連れてさッ……一人では何もできない癖して大人数になると強気になる……リーダー気どりというかなんというか……」
 更に追い打ちをかけるようにため息をつきながら愚痴をこぼすと、更に2,3人オレンジを後ろから殴ろうとした。
 が、後ろに向いて両手と足を使って殴る手を抑えた。
 「っていうかさァ……パン1個盗られたくらいでちょっとムキになりすぎじゃない? バッカみたい!!」
 オレンジがトドメの言葉をかけ、次々と殴って蹴って、最終的にはそこにいる不良全員ぶっ倒した。
 手をパンパンと合わせ、「ふぅ〜」と一段落つこうとしたが、まだ生き残っている不良がオレンジに殴りかかろうとした。
 オレンジはそれに気付かなかった。が……。
 「!?」
 後ろを振り向くと、ゴールド、シルバーが居た。
 「バカかお前は」
 シルバーはため息をつきながらオレンジにそういう。
 オレンジは気絶している不良に「バカはこいつじゃん。パン1個でこーんなか弱い乙女に手を出すなんて……」と言った。
 「どこが乙女なんだか」
 「黙れ不良。お前にもボッコボコにしてやんよ?」
 「あーわーったわーった!! 俺が悪かったって!!」
 その後、ゴールドはオレンジにボッコボコにされて全身に打撲が出来たという……。
