二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ第1章 *君と私の旅路* コメ禁止 ( No.17 )
- 日時: 2010/01/07 17:17
- 名前: 亜月 ◆LW1MLyeKg. (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: ジョウト組も出ます
- お正月SPECIAL企画.羽根つき大会2 
 ブルーの合図でスタートしたが、オレンジはじーっとレッドの……顔を見ていた。
 レッドは少しドキッとした。何か策でもあるのか……と。
 「はぁ!!」
 オレンジが羽を上に振り上げ……ラケットを振った。
 そしてレッドの顔面に直撃した。
 「いでッ!!」
 「! レッド先輩!?」
 レッドはバターンと倒れて気絶。
 ゴールドはシルバーに「どういう事だよ?」と聞くと……。
 「……アイツは昔から……よく物を振る奴だった……」
 「は?」
 「だからそれがあれに繋がった……狙った獲物は逃がさない。まさにこのような言葉だな」
 シルバーの言っている意味がサッパリ理解できないゴールド。
 もちろん、周りの人は呆然とオレンジを見る。
 オレンジは、気絶したレッドの所まで行った。
 「レッド先輩……」
 「……ん……オレンジ?」
 気絶したレッドは起き上がって状況を思いだそうとした時のオレンジのイタイ一言。
 「罰ゲームはレッド先輩ですね♪」
 ……………………。
 ヒューっと冷たい風が吹き、シーンとする。
 しばらくして我に返ったブルーは、レッドを連れて逝った。
 「ギャアアアアアア!!」
 「……哀れですね。クスクス……」
 いつもMなオレンジが、S化している事にその場にいた全員が怯えた。
 レッドは……バニーのコスプレで戻ってきた。
 そんなレッドにブラックは「哀れな仲間だな」とボソッと呟いた。
 3回戦、グリーンVSクリス。
 これはどちらが勝ってもおかしくない勝負であろう。
 二人の目は、ギラギラと光っていた。
 ジャンケンをして、勝ったのはクリス。
 「準備OK?」
 「ああ」
 「はい!!」
 「では……スタート!!」
 ブルーの声と共にクリスが綺麗なサーブを打つ。
 グリーンもそれを打ち返す。
 更にクリスが打ち返し、グリーンも打ち返す。
 それがきっと10分ほどは続いていただろう。
 見ている方が寒くて、逆に疲れていた。
 「これで決めます!!」
 クリスが最後の一撃を決め、思い切りラケットを振り上げた。
